デクスターズラボ全話ガイド13



第49話
(#50)
「デクスターとコンピューターとマンダークの話」
(原題:Dexter and Computress Get Mandark!)

(あらすじ)
ぼくはタイラー・サムエル・リー。ぼくのうちのとなりにはマンダークとコンピューターがすんでいます。でもマンダークがコンピューターをいじめるので、コンピューターはデクスターのうちへきました。そしてふたりはマンダークをこらしめてやろうとかんがえました。
(解説)
謎。異色作中の異色作です。なにしろ今回は、絵は子供が描いたみたいな絵だし、ナレーターも子供が読んでいる感じ(実際英語では、子供が読んでいる)。一体これはなんでしょうか?

調べてみた所、やはりデクスターを製作しているカートゥーンネットワークのスタジオ宛に、タイラー・サムエル・リーという少年から、今回のお話の原作と、彼がふきこんだテープが送られていたようです。そしてそれに目を付けたスタッフが、それを基にしてお話を作った、というのが真相のようですね。ちょっと「いい話」ってやつでしょうか?

で見所は、やはりシュールに展開するお話でしょうか?ラストなんか特に・・・ねえ?

「歯医者さんへ行こう」
(原題:Pain in the Mouth)

(あらすじ)
食べていたコーンチップスのかけらが、クランクの歯にはさまってしまう。クランクはとても痛そうだ。

バルヘーレンは歯医者に行くよう勧めるが、グローリー少佐は、我々の手でなんとかするのだ!と言い出す・・・。


(解説)
久々のジャスティスフレンズ。そしてグローリー少佐の魅力が大爆発する回です(笑)。もう今回は少佐のアメリカンテイストを、ひたすらに楽しんでしまってください。

それから何気に敵も味方も総登場!ですね。あんなキャラや、こんなキャラまで・・・。

「つかまえたー!」
「サンタクロースの正体は!?」
(原題:Dexter Vs. Santa's Claws)

(あらすじ)
今日は楽しいクリスマス。ディディはサンタさんにもらう物のリストを作っている。

しかしデクスターは「サンタなんかいない!あれはパパの変装だ!」と言う。デクスターはそれを証明するために、サンタを捕まえようと罠を巡らす。

だがしかしその夜、本物のサンタクロースがやって来たから、さあ大変!


(解説)
やはり見所は、デクスターとサンタのやり取りでしょうか?エントツロケットなる発明まで出してのチェイスシーンは、「さすが!」の一言に尽きますね。

サンタが「ホッホー」しか言わないのもポイント高し。


第50話
(#48)
「ディディのライバル」
(原題:Dee Dee's Rival)
 
(あらすじ)
今日はディディのバレエの発表会のオーディション。

喜び勇んで出かけるディディ。しかし、そこには新入生がいた。彼女の名前は、オルガ・アストロノミノフ、通称「溶岩姫」。そう!かのマンダークの妹であった。

ディディとオルガは役を賭け、熾烈な火花を散らす。果たして発表会の主役になるのは、どっちだ・・・?


(解説)
マンダークの妹登場ですな。ちなみにオルガの登場シーンは、マンダークのそれとそっくりです。狙ったのかな?

見所は、後半のロボットバレエシーン。壮絶と言いますか、なんと言いますか(笑)。

今回、ディディがラボに入ってきた途端、デクスターは自分の手で発明を破壊しています。もはやあきらめの境地ですね(笑)。

「パペットクラブ」
「不潔恐怖症」
(原題:Pslightly Psycho)
 
(あらすじ)
ママはとってもキレイ好き。いつも手袋をしていないと落ち着かない。

ところがその手袋がなくなった。パパ達が言うには「今日はママの日。ゆっくりしてね」。どうやら手袋を隠したのは、パパ達らしいのだが、ママはパパ達がやる家事を見て、気が気ではいられないのであった・・・。


(解説)
いつもゴム手袋をはめているママ。キレイ好き、というよりは潔癖症のきらいがあります。そんなママの不潔恐怖症ぶりを楽しみましょう。
「デクスターズラウンジ」
「ゲームの鉄人」
(原題:Game For a Game)
 
(あらすじ)
外へ遊びに行こうと思ったディディ。しかし雨が降ってきた。

そこでデクスターと部屋の中でゲームをやることにしたのだが、負けてしまったデクスターは、とてもくやしい。

そこで「今度は僕の作ったゲームで勝負だ!」と言い出すが・・・。


(解説)
見所は、デクスターとディディのゲーム勝負。果たして勝利はどちらの手に?

しかしデクスターの作ったゲームは、どうもどこかで見た事あるような物ばかり(笑)。


第51話
(#51)
「ダイナドッグを救え!」
(原題:Dyno-Might)

(2001/11/18初放送、2002/2/20より通常放送)

(あらすじ)
ある日、デクスターのラボにブルーファルコンというヒーローがやってきた。

バーザードという悪人との闘いで、彼の大事な相棒、ロボット犬のダイナドッグが破壊されてしまったと言うのだ。そこで彼はデクスターに、ダイナドッグの修理を依頼に来たのだ。

さっそく修理にとりかかり、見事にダイナドッグを直してしまうデクスターだったが、そのあまりのおマヌケさにあきれてしまい、自分でもっとかっこいい「ダイナドッグXー90(ナインティ)」を製作する。しかしその「Xー90」が街で暴走を始めた…。


(解説)
いきなりの登場のブルーファルコンとダイナドッグ。この二人は誰なの?と思ったあなた、実はこの二人には元ネタがあります。

「デクスター」と同じハンナ・バーベラの作品で、“Dynomutt, Dog Wonder”(邦題 『珍犬探偵ダイナマット』)というのがあるらしく、ブルーファルコンもダイナドッグもそれのキャラクターらしいのです。

「デクスターズラボ」にも色々なハンナキャラクターがこっそり出演しているのは、今までも書いてきましたが、こんなに堂々と出演するのも珍しい?

そんなわけで、今回の見所は、ダイナドッグVSダイナドッグXー90。骨爆弾が爆発する時の「BONE!」というギャグが個人的に最高です。

あとブルーファルコンは「ガッチャマン」に似ている、との指摘もあり。まあその“Dynomutt, Dog Wonder”は「ガッチャマン」より後の作品なので、なんらかの影響は受けているでしょう、って事で。

このオチはいいですよね。ちょっとホロリとさせながらディディがぼける。最高ですね。

(ちなみに“Dynomutt, Dog Wonder”に関しての情報は、黒イルカさん、及びゆずのきB佳さんのHPより引用させていただきました。どうもありがとうございます。)

「運命の姉弟」
(原題:LABretto)

(あらすじ)
オ〜〜〜〜〜〜さあ〜皆さんおなじみの〜ディ〜ディ〜とデクスタ〜〜〜〜。一枚の綴れ(つづれ)織りのような〜人生〜〜〜。時をさかのぼり見てみよう〜〜〜は〜じ〜ま〜り〜の〜日〜を〜〜〜〜〜〜〜!
(解説)
今回はなんと!全編がミュージカルのようになっているという趣向。ご丁寧に背景も舞台であるかのような感じになっています。本当、こだわるよなあ。

そして更にデクスターの生まれた日の事が描かれている、という実に重要な話であります!まさに全編が見所と言ってもいいでしょう。

個人的に好きなのは、
医者「息吐いて、息吐いて、息吐いて」
ママ「ハッハッハッハ〜」
のシーン。おいおいおい(笑)。


ちなみにこの第51話、どういうわけか、日本では長い間「未放映」となっていました。が、2001年11月18日の「世界が決めるデクスターベスト50」で初放映されました。

で思うのですが、何故長らくこの2本のエピソードが日本未放映だったのかと言うと…やっぱり「運命の姉弟」が原因ではないかと思うのですよ。といっても「内容がやばいから」というのではなく、翻訳や録音などで手間取ったのではないでしょうか?やっぱり全員歌わないといけないわけですからね。練習とかもあるんでしょうね、きっと。


第52話
(#52)
「戦え!デクスター一家」
(原題:Last But Not Beast)

(あらすじ)
デクスターは交換留学で日本に来ていた。

学校への初登校の日、デクスターは日本の少年達に、自分の発明したロボットを自慢する。と、何故かその少年達もロボットを出してきて、朝の校庭はちょっとした戦場に。とその時、ふとしたはずみでフジヨシヤマに眠っていた怪獣、ペデクストラが目を覚まして暴れ出す。

この地球のピンチに、我らがジャスティスフレンズ、そしてスーパーモンキー達が出動するも、まるで歯がたたない。こうなったら自分の作った、巨大ロボしかない!とデクスターは考えるが、ロボットの操縦に4人必要。自分とディディを入れても、あと2人足りない。デクスターは悩んだ末、パパとママにラボに秘密を打ち明け、ロボットの操縦を手伝ってもらう事に。

そして今ここに、地球の命運を賭けて、巨大怪獣とデクスター一家の戦いが始まる!


(解説)
今回は、シーズン2のラスト、つまり「一区切り」の話(実際ここからシーズン3までには数年間が空く事になります)。それだけあって、デクスターズファミリー総登場の、豪華な30分となっています。全編が見所といっていいでしょう。

でもなんといっても、今回の最大の見所は、舞台となる日本の描写でしょうか。最初、デクスターがお世話になっている家の描写を見ると、アメリカアニメ特有の、間違った日本描写。だけど、デクスターが学校へ登校するにつれて、だんだんと雰囲気が変わってくるのにお気づきだろうか?学校の少年や先生の髪型、髪の色、目の色、顔つき、そして服装など、いかにも「ジャパニメーション」といった感じになってくるのだ。その直後のロボット・バトルシーンもそうだけど、日本のアニメをよく見て研究しているのが、よくわかりますなあ。

それ以外の見所は、もちろん怪獣ペデクストラのデザイン(どう見てもゴジラの体にマサカリの頭をつけただけ)などいっぱいあるのですが、これ以上は、是非自分の目でご覧になってください。おそらくこの1本に「デクスターズラボ」という作品の魅力が全て詰まっていますから。

最後にひとつだけ。冒頭、デクスターが家を出るシーン。英語音声で聞くと、「サヨナラー」というデクスターの怪しい日本語が聞けます。