KNDハチャメチャ大作戦全話ガイド12



第45話 「ベビーシッターに気をつけろ!」
(原題:Operation:S.I.T.T.E.R.)

(初放送 2006.10.13)
(あらすじ)
今夜はナンバー2のママが出かけてしまう。そこでナンバー2の所に、ベビーシッターが来る事になった。ところがそのベビーシッターは、なんとあのクリーだった!

クリーは、最初はナンバー2のムード盛り上げ攻撃に怯んだ物の、とうとう本性を現し、トミーとナンバー2を無理矢理眠らせようとしていた。果たしてクリーは何を企んでいるのだろうか?
(今日の敵)
クリー
(解説)
今回は定番の、ベビーシッター話。アメリカなどでは、親が夜に出かけてしまい家に子供だけになってしまう時には、ベビーシッターを雇う習慣があるのです。で、近所の中学生高校生くらいの人がアルバイトで、そういうベビーシッターを引き受けたりするのです。

さて久々登場のクリー。ナンバー5の姉さんですが、ナンバー2は彼女が好きなご様子。大人ぶって必死にアタックする様を見ると、ついつい笑ってしまいます。でもクリーはティーンエイジャーなので、KND達の天敵。もちろん無事に済むわけは無いのですが…。
「レインボーモンキーを取り戻せ!」
(原題:Operation:S.A.T.U.R.N.)

(あらすじ)
ある夜、ナンバー3のレインボーモンキーが盗まれるという事件が発生した。盗まれたレインボーモンキーは空を飛び、はるか宇宙へと飛び去っていった。

ロケットでその後を追うKND一行。彼らが見た物は、土星の輪の代わりに宇宙空間に浮かぶ、大量のレインボーモンキーだった。とそこへ「ラモン」と名乗る謎の声が聞こえてきた。果たしてラモンとは一体何者なのか?
(今日の敵)
???
(解説)
今回はナンバー3と、レインボーモンキー話。しかし舞台は宇宙!しかも土星!いままでで一番遠い所ですねー。土星の輪の代わりに大量に浮かぶレインボーモンキーは必見。CGが効果的に使われていますね。

今回の見所は、なんといってもラモンとナンバー3のやり取りでしょうか?こういう時にナンバー3の優しさは、とても役に立ちますよね。もっとも本人は、レインボーモンキーならなんでもいいだけなんでしょうけれども。

第46話 「チョコにされるな!」
(原題:Operation:C.H.O.C.O.L.A.T.E.)

(初放送 2006.10.14)
(あらすじ)
今日なナンバー5の家で、久しぶりに家族揃ってのディナーが行われていた(もちろんクリーも一緒だ)。ところがナンバー5がマシュマロを取りに行っている隙に、何者かが家族をチョコだらけにしてしまった!

犯人はあのハインリヒであった。彼はチョコ火山に落とされた影響で、体がチョコになってしまい、触る物全てがチョコになってしまう体質になってしまったのだ。そしてそのハインリヒがナンバー5に復讐を企んでいた!どうするナンバー5!
(今日の敵)
ハインリヒ
(解説)
第40話「フラフラパカスを取り戻せ!」のラストで、チョコの中に落ちてしまったハインリヒですが、なんとチョコ人間となって生きていました。今回はそんな彼の復讐なのです。もっとも「チョコ人間になったこと」を復讐するわけでは無いのですが…。

さて今回注目ポイントは、ナンバー5の家族でありましょうか。姉のクリーはもちろん、パパは以前も登場していたのですが、今回ママが初登場。でも以前の話では、ママはまるで出てきませんでした。一体どういう事なのでしょう?

あくまでも「推測」なのですが、ママが大きな指輪をしていること、そして「久しぶりの一家揃ってのディナー」という説明から察するに、もしかしたらママとパパは離婚して、今はママは別の人と結婚しているのかも?知れませんね。まああくまでも「推測」なのですが…。

それからナンバー5には、兼ねてから「フランス系アメリカ人説」が流れていましたが、今回の放送を見る限りでは、どうやらママがフランス系の人のようですね。
「パパたちを救え!」
(原題:Operation:M.A.T.A.D.O.R.)

(あらすじ)
ナンバー4は、みんなには秘密で「いじめっ子バトル」に出場していた。これは大人を牛に見立てて行う、闘牛のようなショーである。今日も見事に勝利を治めたナンバー4であった。

しかし「いじめっ子バトル」に出場している事がバレたナンバー4。しかも今夜の任務は、バトルと同じ時間に行われるのだ。任務を放り出して、いじめっ子バトルに参加するナンバー4。しかし次の相手の大人は、なんとナンバー4のパパであった!
(今日の敵)
大人たち、いじわるサッカーママ
(解説)
今回はナンバー4メインのお話。冒頭でマタドールよろしく大人と戦う所は、まさにナンバー4ならではと言っていいでしょう。そして父親思いの一面も見られるのです。

さてKNDの敵は大人ですが、大人なら誰でも攻撃するわけじゃありません。どうやら「悪い大人」で無いと戦わないようです。そう考えると、今回のいじめっ子バトルのように、大人を無理矢理捕まえてきて戦う、というのはKNDの主義に違反するのでしょうね。

第47話 「ロマンチック・ランチを取り戻せ!」
(原題:Operation: L.U.N.C.H. )

(初放送 2006.10.15)
(あらすじ)
あのリジーが、ナンバー1のために「ロマンチック・ランチ」を作ってきた。二人で楽しいランチの時間!となるはずだったが、そこへロビンフードと名乗る男達が現れた。

彼らは子供達からランチを奪い取ると、老人に配ると言い残し去っていった。ナンバー1は追いかけようとするのだったが、なんとナンバー1の代わりに、リジーが出動することに!果たしてリジーはランチを取り戻せるのか?
(今日の敵)
ロビンフードとハングリーマン達
(解説)
最初はケンカもしたりしましたが、いまやナンバー1とリジーはすっかりラブラブ〜な状態です。今回はそんなリジーが主役のお話。なんとナンバー1に代わって、ロビンフードに戦いを挑みます。

さて今回登場のロビンフード、今更解説するまでもありませんが、「ロビンフッド」が元ネタです。でも「ロビンフッド」って、日本ではイマイチ馴染みが薄いんですが、あちらではかなりメジャーなんですよね。せっかくなんで、ロビンフッドについて知っておくのもいいでしょう。

というわけで今日の見所は、リジーの大活躍。さらに高齢者レンジャーの皆さんも久々に登場。果たして決着の行方やいかに?
「最後の1箱をゲットせよ!」
(原題:Operation: M.U.N.C.H.I.E.S.)

(あらすじ)
みんな大好きレインボーフレークが無くなった!売っているお店を探すKNDメンバー。そしてとうとう売っているスーパーを発見した!だがしかし、そこは悪役専門のスーパーだったのだ!

悪役達を相手に、レインボーフレークの争奪戦が始まった!
(今日の敵)
ファーザー、Mr.ボス、スパンキュロット伯爵、スティッキベアード、トイレットネイター他多数
(解説)
今回はスーパーを舞台に、あの悪役達とフレークの争奪戦!悪役達も多数登場、目まぐるしく変わるフレークの行方と、なかなか密度の濃い作品となっています。登場悪役、全部覚えていますか?

そしてラストでKNDと悪役達が手を結ぶ、というのは王道ではありますが、なかなか燃えるシチュエーションでありますね。でも手を結ぶ原因が、レインボーフレークってのも…ねえ(笑)。

第48話 「ネクタイをやっつけろ!」
(原題:Operation: K.N.O.T.)

(初放送 2006.10.16)
(あらすじ)
学校にネクタイをしていかなくてはならなくなったナンバー1。したくないネクタイをして家を出ると、突然見知らぬ男にネクタイを取られてしまった!彼の名はムースク。ネクタイハンターだ。彼は子供達が、したくもないネクタイをするのを止める男なのだ。

そんなこんなで、ムースクと一緒にネクタイの卵をつぶしに行く事になったナンバー1。フロッギー、ウィンザーらと共に、タイランドのショッピングモールの遺跡へと入る。しかしそこに待っていたのは、凶暴なネクタイ・クイーンだったのだ!
(今日の敵)
ネクタイ・クイーン
(解説)
確かにネクタイってのは、慣れないと結べないし、苦しいもんですね。特に子供なんかは、絶対したく無い物のひとつでしょう。そんなネクタイから、こんな大冒険話を生み出してしまう、スタッフに心底感嘆。

そんなわけで見所は、ショッピングモールでの大冒険!でしょうか。インディ・ジョーンズとか、そういう映画のパロディなんでしょうね。そしてネクタイ・クイーンは大迫力!良く見ると、クイーンの口から出てくる物もネクタイなんですね。

今回登場したムースクは、珍しくKNDの味方の大人であります。その勇姿は、ナンバー1の胸に熱く刻み込まれていることでしょう。
「ビリーを救出せよ!」
(原題:Operation: C.L.O.S.E.T.)

(あらすじ)
ビリーという少年が、クローゼットから押し寄せてくる洋服のなだれに飲み込まれてしまった!早速救援に向かうKND。

しかしビリーのクローゼットの中には、洋服が山のように高く積まれていて、捜索は難航。やっとの思いでビリーを見つけたのだったが、ビリーはスノースーツに連れ去られてしまった!
(今日の敵)
スノースーツ
(解説)
クローゼットってのは、まあ最近は結構普及してきましたが、つまりは洋服をしまっておく部屋ですね。今回はその中へ入って冒険するんですが、洋服がそれこそ雪山のごとくそびえている風景は、やはりどこか児童文学的といいますか、童話的な面白さですよね。

見所は、そんな洋服の山でのビリー少年の捜索シーン。そしてビリーとスノースーツの、ちょっと暖かい?友情のお話。でも最後には…あーあ。