ホーム・ムービーズキャラクター



ブランドン ブランドン
(声:松井周)

本名、ブランドン・スモール。映画撮影が趣味で、今までに家庭用ビデオカメラで何本もの作品を撮影している。基本的に映画の事しか頭になく、全ての物事を映画によって解決しようとする傾向あり。どういうわけかサッカー部に所属している。

年齢は8才の小学3年生らしいが、「学校の面談」の回においては、4年生であるような発言も見受けられる。まさかこいつも成長したのか…?

無気力、無感動なセリフ回しが非常に印象に残る(笑)。

ちなみに「ブランドン=スモール」というのは、この作品の監督だかプロデューサーだかの名前で、英語版ではその本人が声を担当しているらしい。

ところで日本語版で声を担当されている「松井周」さんであるが、「青年団」という劇団に所属されている舞台を中心に活躍されている俳優さんらしく、どうやらこの「ホーム・ムービーズ」が声優としてのデビュー作であるようだ。それってラッキーなのか…(笑)?


メリッサ メリッサ
(声:たむらみずほ)

本名、メリッサ・ロビン。ブランドンのクラスメートにしてガールフレンド(?)。ブランドン撮影の映画では常にヒロインを演じる。どんな時にも冷静に突っ込みを入れたりするが、ジェイソンの汚さにはさすがに閉口しているらしい。

父親と二人暮しであるが、父親が不動産屋をしているので、意外と裕福らしい。

「そうね」と「サイテー」が口癖。

日本語版の「たむらみずほ」さんも、「松井周」さん同様に「青年団」という劇団の所属である。


ジェイソン ジェイソン
(声:佐藤せつじ)

本名、ジェイソン・ペノポリス。ブランドンの友達にして、ブランドンの映画の名脇役。年齢はブランドンより一つ下らしい。そのためか、まだまだ子供といった印象が強く、汚い事を平気でしたりもする。

だがしかし幼稚だと思っていると、意外と腹黒く大人っぽい一面も持ち合わせていたりもする。普段はおっとりしているが、怒る時はすごい勢いで怒る。かなりプライドが高いようである。

どうやら自分が常に話題の中心にいないと満足できないようであり、他人に対して暴言とも取れる発言をしたり、また目立つ事であれば、他人の真似、例えば骨折した振りをしてギブスを付ける事もいとわないのである。

そのためなのだろうか、発言にしばしば矛盾が取れるのであるが、これも「とりあえずその場で一番目立つ発言をしている」と取れば、説明がついてしまうのが、ジェイソンの魅力であり、この「ホーム・ムービーズ」という作品の面白さであろう。


ポーラ
ジョシー
ポーラ (声:朴路美)と
ジョシー(声:不明)

ブランドンの母親。夫と離婚した後は、女手ひとつでブランドンとジョシーを育てている。どうやら文才があるらしく、普段はカルチャーセンターにて作家教室の講師をやって生計をたてている。

ブランドンに対し常に理解をもって接し、ブランドンを子供扱いしていないのはいい事なのだが、反面余計な事までブランドンにしゃべってしまう。というのも彼女は「脅迫性障害」で、話はじめると余計な事や「禁止用語」までしゃべってしまうという困った問題を抱えている。かくしてCN初の「ピー」音を発するという栄誉(?)を得る事になってしまうのであった(笑)。

ちなみに声の担当の「朴路美(ぱくろみ)」さんですけど、「路」の字は厳密には「王」偏に「路」の字を書くのですが、どうやってもその字が変換されなかったので、ここでは「路」という事にしておきます。ご了承ください。

画像下段のが、ブランドンの妹のジョシー。まだ赤ちゃんでありながら、すでに眼鏡をかけているあたり、彼女の行く末が案じられて仕方ない(笑)。この番組のマスコットキャラクターか?

だがしかしジョシーは、シーズン2後半になって突然画面上に出演しなくなってしまった。おそらくブランドンと父親のアンドリューの関係を前面に押し出したいがために、一時的にいないものとされてしまったのではないだろうか…?ちなみにシーズン3より、また何事もなかったかのように登場している。


マグワイヤーコーチ マグワイヤー
(声:大川透)

この作品の影の主役(笑)。本名、ジョン・マグワイヤー。ブランドンの所属するサッカーチームのコーチ。ブランドンいわく「デブで気味の悪いアイルランド人」。性格は極めて暴力的で、すぐに怒り、生徒をどなりつける。はっきり言って、とても「大人」とは言えない性格(笑)。しかもサッカーなんかほとんどやった経験がないのに、サッカーコーチなどやっているらしい。どういうわけかブランドンの担任のリンチ先生を目の敵にしている。全く困ったもんである。

ちなみにアメリカでは「サッカー」というのは、信じられないかも知れないが「マイナースポーツ」である。2002ワールドカップの時に、アメリカ人は自分達の国が勝ち進んで始めて「ワールドカップ」なんて物を知ったのだが、その事を知った時には、すでにアメリカチームは負けていた、という逸話があるくらいである。

まあつまりマグワイヤーという人間は「サッカーなどというダメなマイナースポーツなんぞをやっているダメ人間」という事なのである。まさに「反面教師」であるといった所か(笑)。

だがしかし、彼の活躍がまた「ホーム・ムービーズ」という作品の面白さのひとつでもあるのだ(一応フォロー)。


エリック エリック
(声:小形満)

メリッサの父親。不動産屋を経営している。奥さんは男をつくって逃げ出したらしい(涙)。だがその割には明るい性格をしており、常にジョークを忘れない。

また子供に対し大変理解をもって接している…のだが、それって要するに子供っぽいって事だったりするのだ。

どういうわけかマグワイヤーとは妙に気が合うようである。子供同士って事か…(笑)。

シーズン2ではほとんど登場しない。


リンチ リンチ先生
(声:金子由之)

本名、ロナルド・リンチ。ブランドンの担任の先生。授業は極めてつまらない。ブランドンの映画の才能を高く評価しているらしいが、裏切られる事しばしば。ブランドンの映画に出演した事もあるが、思ったよりも過剰な演技をする。

どういうわけかマグワイヤーにいじめられてしまうのだが、シーズン2では一緒に旅行したりしている?かなり性格が変わったようである。


ペリーとウォルター ペリー(声:朴路美)と
ウォルター(声:片桐真衣)

画面向かって左の眼鏡をかけている方がペリー。オレンジ色の髪の毛がウォルター。ただしシーズン1での初登場時(「お昼の決闘」)では、ペリーとウォルターが逆になっていた。ブランドン達のクラスメートで、同じサッカーチームに所属している。

シーズン1からちらほら顔は出していたが、シーズン2になって急激に目立ち始める。それと言うのも、この二人は妙に仲が良く、常に一緒に行動をしている。そして二人で話し合ってやたらと盛り上がってしまう、というお決まりのパターンをしてくれる。

一言で言ってしまえば「ラブラブ」な関係らしいのだが、ただひとつ問題があり、この二人って「男同士」、つまり「ゲイ」なのです。それでいて「将来一緒に住もう」とか、あげくの果てに「結婚しよう」とか言っているわけです。…う〜む…?

まあ「ホムビ」らしいと言えば「ホムビ」らしいか(笑)。


ドゥエイン ドゥエイン
(声:奥田啓人)

「SCAB」というバンドを結成している15才の少年。ブランドン達の映画の音楽を担当するだけでなく、出演した事も何度かある。また時には自分で映画の監督をする事も…。

バンド・バトルで優勝したあたり、音楽の才能はかなりあるようである。


アンドリューとリンダ アンドリュー(声:奥田啓人)と
リンダ(声:片桐真衣)

向かって左がアンドリュー。右がリンダ。シーズン2より登場。

アンドリューはブランドンの父親であり、ポーラの別れた元旦那。仕事は弁護士で、かなりのやり手らしく、休みの時でも仕事の電話がひっきりなしに携帯にかかってくる。意外な事にブランドンとは気が合うらしく、ブランドンの事を理解しようとつとめ、アドバイスなどをしている。

リンダはアンドリューの婚約者。美しい外見に似合わず、かなり気性が激しい。ボランティアで病院で働いているらしいが…。だがシーズン2 のラスト、第26話でアンドリューとの結婚式を行った際に、実はアンドリューの事を深く愛しているという事がわかる。ブランドンとはいまいち反りが合わないようである。