ホーム・ムービーズ全話ガイド2



第5話 「スモールな恋のメロディ」
(原題:Yoko)

(あらすじ)
ブランドンは、ふとした事からロニーという女の子が好きになってしまった。映画の撮影にもロニーを使う始末。

しかしそんなある日、ブランドンはロニーの元カレから、ロニーと別れるように言われる。ブランドンはさんざん悩んだあげく、ロニーと別れようとするが、その前にロニーから別れられてしまった…。


(解説)
このタイトルは「小さな恋のメロディ」という映画が元ネタっすね。

今回は、恋に喜び、恋に悩み、恋に傷つくブランドンが見物、…たってまだ小学生なんだけどなあ(笑)。ところでメリッサはブランドンの恋人ではないのかいな?

そう言えば、冒頭のキャンプのシーンで、メリッサが「緑色のパック」をしています。やはりこの「緑色のパック」ってアメリカでは普通なんでしょうか〜?


(今日のマグワイヤーコーチ)
キャンプの時、ユージーンという生徒がいたずらで水筒に入れた「おしっこ」を飲んでしまい激怒。子供達を残して帰る!とか言い出す始末(笑)。そこまで怒るか、アンタ…。

あげくの果てに、生徒達からは「おしっこマン」呼ばわり(笑)。ユージーンには、復讐と言わんばかりに、サッカーボールをぶつける始末。情けないったら、ありゃしない(笑)。


第6話 「編集するは我にあり」
(原題:Director's Cut)

(あらすじ)
いつもブランドンの映画の音楽を担当しているドゥエインが脚本を書いてきた。ブランドンはしぶしぶ撮影を始める。

しかしやはりブランドンには、他人の脚本の撮影が耐えられず、とうとう撮影は中止。自分の作品の撮影に入るのであったが、役者であるはずのメリッサとジェイソンが降板。ドゥエインの映画の方についてしまったのであった。


(解説)
今回のタイトルは「復讐するは我にあり」が元ネタです。

まあつまりは、ブランドンは他人(ドゥエイン)の才能を認めたくなかったという事ですね。わかってはいながらも、それを決して認めたくなかったわけです。あげくの果てに、メリッサとジェイソンにも逃げられて、おかしくなるし…(笑)。まあ、その辺りのブランドンの心の動きが今回の見所でしょうか?

今回もう一つの見所が、ドゥエイン脚本による「フランツ=カフカについてのロック・オペラ」。カフカという人は「変身」という小説などで有名な小説家であります。


(今日のマグワイヤーコーチ)
アシスタントコーチのドリューを雇い、彼にサッカーのコーチから、洗濯から食事の準備などの全てを任せてしまう(笑)。ところが、困った事にドリューの方が、子供達からの人気を得てしまって…。ある意味、今回のブランドンと非常に良く似た境遇に追い込まれてしまうわけなんですが、彼が最後にとった方法は… 良い子は真似しないようにね(爆笑)!

第7話 「戦士の喘息」
(原題:It Was Supposed To Be Funny)

(あらすじ)
ブランドンはメリッサから頼まれ、彼女のおじいちゃんのドキュメンタリーを撮影する事になった。

しかし完成したドキュメンタリーの出来に不満を持ったブランドンは、その映画に手を加えコメディーに仕立て上げてしまう。

ところがというか、当然というか、それを見たメリッサは激怒!ブランドンはメリッサにあやまろうとするのだったが…。


(解説)
今回のタイトルは「戦士の休息」という映画が元ネタでしょう。

今回もあらすじだけ聞く分には、割とまともっぽい話に見えてしまうんだけど、そうはいかないのが、この「ホーム・ムービーズ」という作品の面白さ(笑)。つーか、今回かなりブラックです。

そうそう、そういえばメリッサパパのエリックがダジャレを言った後に「なんてね。」というシーンがあるんですが…まさか「カーレッジ」…???

しかしこのラストは…男なんてバカな生き物でありますなあ(笑)。


(今日のマグワイヤーコーチ)
今回は、ブランドンの撮影するおじいちゃんの映画の主演をするなど、割といい事をするマグワイヤーですが…、それでもやはりマグワイヤーはマグワイヤー(笑)。新聞に自分の事を紹介する記事を書く際に「酒好き」を「ワインをこよなく愛する」などと巧みに言い替えてくれます(笑)。

第8話 「陽のあたらない教室」
(原題:Method of Acting)

(あらすじ)
ブランドンは演技の勉強という事で、「演技クラス」に通う事になった。しかし持ち前の監督気質(?)が災いして、演技指導に対し、余計なちょっかいを出してしまい、クラスを追い出されてしまう…。
(解説)
今回のタイトルは「陽のあたる教室」のパロディ。

見所としては、演技クラスにて思わず演技指導をしてしまうブランドンでしょうか?やはり普段の癖ってのは抜けないもんだ(笑)。

あと珍しくママの働くシーンが登場。作家教室の先生をやっていたんですね。って事は本業は小説家かなにかなのでしょうか?しかし生徒の一人とおかしな事になってるし…。

他には監督を任されたジェイソンの悪逆非道ぶりがかなり笑えます(笑)。


(今日のマグワイヤーコーチ)
「ボランティア」と称して、生徒達に抽選で当たるホバークラフトの申込葉書を書かせる悪逆ぶり(笑)。しかも総数1万4千枚!「職権乱用じゃない?」の突っ込みに対し「乱用しているのは、権力じゃなく体力」と開き直る始末…。はたた…。