カウ&チキン全話ガイド5



第17話 「カウは相撲取り」
(原題:Sumo Cow)

(スタッフ)
WRITTEN BY : STEVE MARMELT
STORYBOARD :CHARIE BEAN
ANIMATION DIRECTOR :DAVE BRIAN , ROBERT ALVAREZ
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
学校対抗相撲大会が近づいてきた。カウはその巨体を武器に連勝し、とうとう学校代表に選ばれた!

それを見たチキンは、カウが強いのをいい事にやりたい放題。そして大会当日になった。
(解説)
日本では小学生の相撲大会などは頻繁に開かれていますが、あちらでは一体どうなのでしょうか?とは言え、他のカートゥーンではあまり見ないネタですので、そんなに一般的では無いようですね。

今回の見所は、やはりカウでしょうか。相撲に強くて勝つのはいいんだけれども、勝てば勝つほど、皆が怖がって近寄らなくなってくる、というジレンマを抱えてしまいます。しかもそれを兄のチキンに利用されてしまうんですから。いやはや、こうして見るとカウも普通の女の子なんですねえ。
「彗星がやってくる!」
(原題:Comet!)

(スタッフ)
WRITTEN BY :STEVE MARMEL
STORYBOARD :KURT ANDERSON
ART DIRECTOR :BRIAN HOGAN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
天文台へ見学にやってきたチキン達。チキンはちょっとしたいたずら心から、望遠鏡の前にゴルフボールを吊るし、隕石が地球に接近しているように見せかける。おかげで町は大パニックになってしまった!
(解説)
さて今回はチキンのいたずらのせいで町が大パニックになってしまいますが、まさに「オオカミ少年」なチキンですね。そしてその裏で、本当に怯えてしまってるカウが、なかなか可愛らしいです。いやはや本当に、カウってごく普通の女の子なんですよね。

こうした巨大隕石の襲来を描いたお話としては「ムーミン谷の彗星」が有名ですが、まさかそれを意識したわけでも無いでしょう。
ショート「一緒に遊びなさい」
「まぼろしの足」
(原題:Phantom Foot)

(スタッフ)
STORY : RICHARD PURSEL
STORYBOARD :DAVID FEISS
ANIMATION DIRECTOR :DAVE BRAIN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
バブーンが「まぼろしの足」を骨折した。早速「まぼろしの足」専門の医者(レッドガイ)に見てもらうのだが、すったもんだの末にバブーンは、ウィーゼルを訴える事となった。
(解説)
毎回毎回シュールな「カウチキ」ですが、今回はシュールというよりは、どこか「観念的」です。なにしろ「まぼろしの足」を皮切りに、様々な「まぼろし」が出てくるんですが、それらは皆見えないのです。実は何かこう深い意味があるんじゃないか?と思ってしまいたくなります。

今回はレッドガイが大活躍。「ウィーゼル」パートにも、なじんできましたね。

第18話 「おもしろニュース番組」
(原題:Dirty Laundry)

(スタッフ)
WRITTEN BY : STEVE MARMEL
STORYBOARD :BUTCH HARTMAN
ANIMATION DIRECTOR : FRAN WEISS , DAVE BRAIN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
学校新聞があまりにも不評なため、アドバイザーとしてジャーナリストのレッドガイを雇うことになった。そしてレッドガイのアドバイスで、カウとチキンはニュース番組を作成。これが大人気を博した。しかしそのニュース番組は、実はでっちあげのやらせ番組だったのだ。
(解説)
やはりどこの国でも、視聴率至上主義ってのは問題になっているんでしょうか?そんな事を思わずにはいられませんが、そこはカウチキなのでしょーもないギャグで全てが進行していきます。

見所はやはり、インチキニュース。ところでフレムとアールが同じ家にいたんですが、二人は兄弟なんでしょうか?まさか?
「サファリでサバイバル」
(原題:Grizzly Beaver Safari)

(スタッフ)
STORY : RICHARD PURSEL
STORYBOARD :CHRIS RECCARDI
ANIMATION DIRECTOR : BILL REED
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
家族でアフリカへやってきた、カウとチキン。しかしそこは、グリズリービーバーや人食いキリンがいる、とても恐ろしい所であった。

そうこうしている内に、チキンがグリズリービーバーに食べられた!そしてスーパーカウ登場!なのだが…。
(解説)
久々登場のスーパーカウ、なのですが大ピンチ!果たしてチキンを取り戻せるんでしょうか?

見所はスーパーカウVSグリズリービーバー。なにやってんだか。
ショート「トランポリン」
「デナイルの女王」
(原題:Queen of DeNile)

(スタッフ)
STORY :STEVE MARMEL
STORYBOARD :BOB CAMP
ANIMATION DIRECTOR : DAVE BRAIN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
古代エジプト。毒蛇退治屋のウィーゼルとバブーンは、王女の命で王宮へとやってきていた。そこで二人が見たものは、毒蛇に取り囲まれているクレオノーパントラ女王(レッドガイ)であった!
(解説)
今回は「I AM ウィーゼル」にしては、ちょっと珍しいパターンかも。いつもた対立しているウィーゼルとバブーンが、共同で毒蛇退治屋を営んでいます。しかもウィーゼルがバブーンを利用したりする、ちょっと珍しい場面もあったりします。なんだか、昔のカートゥーンみたいな雰囲気ですね。

第19話 「チキンのおめでた」
(原題:Which Came First)

(スタッフ)
WRITTEN : MICHAEL RYAN
STORYBOARD :NORA JOHNSON
ANIMATION DIRECTOR :BOB JAQUES
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
レッドガイのいたずらで、自分がタマゴを生んでしまったと思い込むチキン。更には自分が女の子だと思い込んでしまった!そんなチキンに、フレムとアールがデートを申し込むのだったが…。
(解説)
「タマゴを生んだ」と勘違いするだけならともかく、「自分が実は女だった!」と思い込んでしまう、というのも実にカートゥーンらしい展開。しかし、女の子になった途端に、モテモテになるなんて…。

ところで今回、テレビの上でママが跳ねるシーンで、良く見るとママの体の上部が見える部分があります。そこでママの上半身を良く見てみると…?
「舞い上がれ 骨なしチキン!」
(原題:Boneless Kite)

(スタッフ)
STORY : BILL BURNETT
STORYBOARD : DAVID FEISS
ANIMATIONDIRECTOR : BRIAN HOGAN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
凧揚げで遊んでいるカウ、チキン、そして骨なしチキン。公園へやって来た彼らだったが、他の人の凧が絡まってしまった。

それはノーパンベルグ男爵(レッドガイ)の凧だった。彼が言うには、今は勝負の最中で絶対に負けられない。そこでカウ達が代わりに凧をやる事になってしまったのだが…。
(解説)
またもや登場の骨なしチキン。悲惨な目に会う事では、他の追随を許さないキャラクターです。今回は凧としてあげられてしまうという、さらに過酷な運命が待ち受けております。そんな骨なしチキンの活躍が、今日の見所。
ショート「ジェットコースター」
「バブーンは天才ミュージシャン」
(原題:I Are Music Man)

(スタッフ)
WRITTEN :RICHARD PURSEL & MICHAEL RYAN
STORYBOARD :NORA JOHNSON
ANIMATION DIRECTOR :BOB JAQUES
DIRECTED : DAVID FEISS , ROBIN STEEL

(あらすじ)
今日はウィーゼルのハープ演奏会。しかし例によってそれを面白く思わないバブーンは、レッドガイからテラマンを奪って、演奏会に乱入。二人の演奏合戦が始まったのだが…。
(解説)
今回レッドガイが持ってきた楽器ですが、本編では「テラマン」と呼ばれています。しかしこれはおそらくというか、間違いなく「テルミン」のことでしょう。本作を日本語に吹替えた当時は、まだまだ知られていなかったんでしょうね。

見所は、ウィーゼルとバブーンの演奏合戦。その果てに起きたものとは?

第20話 「パパのイスはいいイスだ?」
(原題:Buffalo Gals)

(スタッフ)
WRITTEN BY: BILL BURNETT
STORYBOARD : CHARLIE BEAN
ANIMATIONDIRECTOR : ROBERT ALVAREZ
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
パパが大事に使っていた、リクライニングチェアがボロボロになってしまったので、とうとう捨てる事に。しかしカウとチキンはそのイスに座った事が無かったため、捨てる前に一度座ってみる事に。

しかしイスに挟まって出られなくなってしまった!更にそのままイスごと捨てられてしまったから、さあ大変!
(解説)
今回、カウとチキンはずっとイスにはさまっれぱなしですが、それでも大冒険を繰り広げます。果たして二人の運命やいかに?

今回のエピソードでは、パパとママの「上半身が無い」というのが、結構解りやすく描写されていると思います。イスに座った時の、パパの体が明らかにおかしかったり、またママの影に上半身が無かったり…。注意深く見てみてください。
「歯並びはキレイに」
(原題:Dream Date Chicken)

今回は、第8話Aパートと同じ物。ちょっと調べてみましたが、アメリカでは「Buffalo Gals」というエピソードになっています。一体なぜ、日本ではこうなっているんでしょうか?謎です。
ショート「ハチのお散歩」
「ウィーゼルたちの老後」
(原題:I Am My Lifetime)

(スタッフ)
STORY :RICHARD PURSEL
STORYBOARD : CHRIS RECCARDI
ANIMATIONDIRECTOR : DILL REED
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
ここはアニメスター老人の家。ここではウィーゼルをはじめとする、多くのアニメスター達が老後を過ごしていた。一方のアニメ脇役老人の家では、バブーンがその様をうらやましく見ているのだった。
(解説)
「アニメキャラの老人ホーム」というアイデアが、いかにもカートゥーンらしくていいですね。デクスターやJQを始めとする、多くのカートゥーンキャラクターがゲスト出演するのが見所。

そしてウィーゼルとバブーンの、若かりし頃の話。この二人は、いがみあってばかりですね、しかし。