ジョニー・ブラボーの事ならカートゥーン横丁
ジョニー・ブラボー

1,2,3,イェイ!
ベイビー! イカすぜ! 最高 ハーっ! オレってハンサム
モンキーダンスだ、カモン!
ようベイビー おぅ! 何見てんだよ!

●「ジョニー・ブラボー」とは?

原題「Johnny Bravo」。
自分を最高にハンサムでたくましく、女の子にモテモテと思い込んでいる主人公、ジョニー・ブラボー。そんな彼のおバカでやかましい活躍を描いた、シュールなギャグ作品、それが「ジョニー・ブラボー」である。

1999年10月より「CARTOON NETWORK」にて放送が開始された。

制作はVan Partible。彼が作ったパイロットフィルム(第13話として放送されている)が認められ、シーズン1を制作。ところがシーズン1完成後に、彼はスタジオを解雇されてしまう。ワーナーによるターナー・ブロードキャスティングの買収が原因らしいのだが、詳細は不明。
その後シーズン2とシーズン3は別スタッフにより作成されるのだが、絵柄や雰囲気がシーズン1とかなり異なってしまっている。。

ところがシーズン3作成後にVan Partibleがスタジオに復帰。そのためそれ以降に作られた話、クリスマス・スペシャルやバレンタインスペシャル、また日本未放送のシーズン4などは、彼主導で制作され、絵柄もシーズン1の物に戻されている。

「カートゥーンの法則」というのがありまして、その中に「新作になるほどつまらなくなる」というのがあります。例えば「トム&ジェリー」も、一番面白いのは、初期にハンナとバーベラの製作した物だし、例えば「デクスターズラボ」もシーズン3になると、シーズン1や2にあった面白さが無くなってしまっている。
ところが何にでも「例外」はつきもので、この法則の「例外」が、まさにこの「ジョニー・ブラボー」であると思う。
実際シーズン1からシーズン3までを通して見てみると、シーズン3の方が圧倒的に面白い作品が多いのがわかる。