ジョニー・ブラボー全話ガイドスペシャル



スペシャル 「ジョニーのクリスマス」
(原題:A Johnny Bravo Christmas)

(初放送 2003.12.23)

(あらすじ)
今日は楽しいクリスマス・イブ!みんなはクリスマスの準備で大忙しだ。ところがジョニーはとんでもない事を思い出した。サンタクロースに出すべき、今年のプレゼントの手紙を出すのをすっかり忘れていたのだ!

このままではプレゼントがもらえない。困ったジョニーは、スージーの助けを借りて、直接北極へとサンタへ手紙を渡しに行く事に。

しかし乗った飛行機から落ちてしまったり、ブタを積んだトラックに乗せられたり、オンボロ飛行機に乗せられてしまったりともう大変!果たしてジョニーは無事に北極へ着けるのだろうか・・・?


(解説)
というわけでジョニーのクリスマススペシャルです。一番のポイントは、絵柄がシーズン1に戻ったという事でしょうか?そのせいかポップスやカールも残念ながら出てきませんが、その代わりに ダニー・オズモンドや サンタクロースと云った、シーズン1に出てきたキャラクターが再登場。またジョニーのセリフの中で、「フランスの外人部隊に入隊して・・・」というセリフがありますが、これは 「地獄のサハラ」の時の事。この辺りからも、かなりシーズン1に近い物となっているというのがお解かりいただけるかと思います。

見所は、毎度お馴染みのジョニーのおバカっぷり。クリスマスも何も関係ありませんね。それからスージーのちょっぴり悪どい所。なんで動物のオリを開けられるカギを持っているんだ?


スペシャル 「バレンタインだぜ ジョニー・ブラボー」
(原題:It's Valentine's Day, Johnny Bravo)

(初放送 2004.2.14)

(あらすじ)
今日はバレンタインデー。そしてジョニーの誕生日でもあるのだ!こんな日には、なんとしてもギャルとデートせねば!と張り切るジョニー。ママのセットしたブラインドデートの話もそこそこに、さっそく街へとナンパへ繰り出す。

だがしかし例によって、ナンパはことごとく失敗。それにもめげずナンパを繰り広げるジョニーであったが、その時彼の前に一人の女性が現れる。彼女の名前はヘザー・アスプランド。誰あろう彼女こそ、ママがセットしたブラインドデートの相手だったのだが、どういうわけかヘザーは一目でジョニーが気に入ってしまった様子。そして二人のデートが始まった。

楽しいデートの時間を過ごす二人。だがしかし実はヘザーには秘密があったのだった・・・。


(解説)
というわけでジョニーのバレンタインエピソードの登場です。しかしジョニーってバレンタインの生まれだったんですね。なんか納得。そして今回ジョニーの年齢が発覚!どうやらジョニーは二十代の成年だったようです。

今回の見所は、まずは誕生日を迎えてやたらとハイテンションなジョニー。もちろんジョニーはいつもハイテンションなのですが、今回はそれに輪をかけてとんでも無い事に。もう見ているだけで楽しいです。

そして念願の、といいますか、ついに実現!のヘザーとのデート。しかもヘザーもジョニーに対し好意を持っているようですので、これはもう両思い??だがしかしだからこそ二人の別れには、ちょっと切なくなってしまいますよね。

ところで今回もクリスマススペシャル同様に、絵柄がシーズン1に戻っています。しかも ダニー・オズモンドがまたまた再登場。それでいてカールやポップスは出番なし。ちょっと残念ですね。

とにかく今回は「ジョニー・ブラボー」の面白さが、余す所なく詰まった一作と言えるでしょうね。文句なしに面白いです。


スペシャル 「インドだぜ!ジョニー・ブラボー」
(原題:Johnny Bravo Goes to Bollywood)

(初放送 2012.9.14)

(あらすじ)

最近すっかり人気も出番もなくなってしまった、ジョニー・ブラボー。インド映画が大人気、という事を知ると一目散にインド映画の聖地、ボリウッドへと飛び立っていくのであった。

ボリウッドについたジョニーは、そこで大スターであるジギーの事を知る。しかしこのジギー、どうもジョニーに良く似た感じなのだ…。ジョニーはジギーのように大スターになるべく、あれこれとチャレンジするのだがどうも上手くいかない。

そこでジョニーはジギーの人気の秘密、魔法のヘアジェルを手に入れて使ってみた。するとたちまちジョニーは大スターに!しかしその裏で何やら陰謀がうごめいているのであった…。


(解説)

超久々のジョニー・ブラボーです。日本ではバレンタインスペシャル以来となるので、実に8年ぶり!となります。更に本作最大の話題となっているのが、アニメーション制作をインドで行なっている事。そうした時間や環境の違いなどがあるのですが、本作を見る限り実に驚くほどにジョニー・ブラボーのノリを再現しているのに驚かされます。
そしてやはり8年ぶりにジョニーを演じる成田剣さんも、全く遜色なくジョニーを演じているのが、素直にすごいと思わされてしまいます。

本作もう一つの話題が、インドのジョニーとも言うべきジギーの声を、声優の三ツ矢雄二さんが演じている事でしょう。まさにベテランといった吹き替えの演技を見せてくれます。

今回はジョニーがインドで大暴れ!という事で、エピソードもインド映画を思わせるほどに、歌あり踊りありアクションありの一本です。はっきり言って全部見るのは、結構体力が必要になってくるでしょう。

ところでちょっと気になるのが、ジョニーの執事?をやっているサルの存在。いったい彼は何者なのでしょうか?また冒頭でママの家にジョニーから手紙が届く、というシーンを見る限りでは、現在はジョニーとママは一緒には住んでいないのでしょうか?

実はジョニー・ブラボーは、日本で放送している52話より後に、まだ13本、1シーズン分のエピソードが存在します。その中に「Johnny Bravo Goes To Hollywood」つまり「ジョニー・ブラボー、ハリウッドへ行く」という意味合いのタイトルのエピソードが存在します。これはあくまでも推測なのですが、もしかしたらこのシーズン中で、ジョニーはハリウッドで映画スターとなったのでは無いでしょうか?そう考えると執事のサルの事やママの事など、いくつかの疑問が解けるような気がします…。