アトミック・ベティ全話ガイド2



第5話 「カラテの師匠は奥がふかい」
(原題:Spindly Tam Kanushu)

(初放送 2006.2.19)

(DVD Vol.1収録)
(あらすじ)
ベティはママと一緒にショッピングモールへ着ていた。でもママは、ベティにオシャレさせようと必死。ベティはオシャレとかに全然興味ないのに。しかもペネロピーまで現れて、あれこれとイヤミを言われる。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

なんとベティのカラテの師匠、タム・カヌーシュ先生から緊急に来てほしいとのメッセージ。早速師匠の住むフラグノック星へ行ってみたが、なんとそこにはミニマスの姿が!どうやら師匠はマキシマスに利用されて、マキシマス配下のブラッドモンク達にカラテを教えているようだ。なんとかして師匠を止めないと!
(解説)
ベティのカラテの師匠こと、タム先生の登場であります。カラテの修行シーンで、幼い頃のベティの姿が見れます。これが一体どのくらい前なのかは不明なのですが、とにかくベティは幼い頃から銀河警備隊員として働いていたようですね。まあカラテが例によって、例のごとく「インチキカラテ」なのは、この際目をつぶっておきましょうかね。幼いベティは、髪型のせいか結構可愛いです。

今回は全体的に和風テイストなので、どこか「サムライジャック」を思い出させますね。
  「マキシマスは水がきらい」
(原題:Science Fair)

(あらすじ)
今日はベティの学校で、科学発表会が行われている。ベティも火山の実験で出展するのだ。ところがその準備をしている所へ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

マキシマスが惑星アクアスの住人を、こともあろうにペットフードにしてしまっているらしい。このままではアクアス人がいなくなってしまう!なんとか止めないと。惑星アクアスに向かった一行は、マキシマスを止めるために、アクアス人の力を借りる事にしたのだが…。
(解説)
この手の科学発表会も、カートゥーンには良く出てきますし、また火山の実験も定番中の定番。でもどうやるんですかね、この実験。

マキシマスはネコ、なので魚であるアクアス人は好物なんでしょうけど、でもさすがに言葉と文明を持っている相手をペットフードにするのって、さすがにどうなんだ?って気がしないでも無いですな。まあそこら辺が悪党らしいと言えば悪党らしいのですが。それゆえ、最後に弱点である水を浴びせられるのはかなりいい気味なのです。

第6話 「小悪魔ベビーにお仕置きよ」
(原題:Attack of the Evil Baby)

(初放送 2006.2.25)

(DVD Vol.2収録)
(あらすじ)
ベティはママに連れられて歯医者に来ていた。でもやっぱり歯医者は嫌だな。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

極悪非道な赤ん坊、小悪魔ベビーがカラーロジアの惑星を壊してまわっている。なんとかして悪事を止めないと!しかしベティ達は小悪魔ベビーに捕まってしまい、マグマの中に入れられそうになる!どうすrベティ!
(解説)
悪党小悪魔ベビー登場ですね。見かけによらず、なかなか手強い相手のようであります。
今回の見所は、乳母ロボットを相手にしたベティのサーカスアクション。空中ブランコなど、なかなかお手の物でありますね。
しかし歯医者に行くのを嫌がるって、本当に中学生なのかベティは?
  「クイズ番組はアブナイ感じ」
(原題:Space Brains)

(あらすじ)
今日はガレージセールの日。だけどママは、ベティが大切にしているマンガの本を売ってしまおうとする。そんなの絶対嫌!なんとかしてマンガの本を守らないと!そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

先だっての事件で活躍したスパーキーが、テレビ番組「宇宙一は誰だ?」に出演する事になった。おかげでスパーキーはすっかりヒーロー気取り。でもこの番組、なんだか怪しくてアブナイぞ?
それもそのはず、実はこれはマキシマスが仕組んだ罠だったのだ!マキシマスはクイズと称して、スパーキーからベティの住む星を聞き出そうとしていたのだった…。
(解説)
実はベティがどこの星に住んでいるのかという事は秘密だった、という事が今回明らかになります。確かにもしそれがバレてしまえば、ベティが普段の生活を送っている所を、一気に攻められてしまうでしょうね。しかしそうなると、スパーキーの星も秘密なのでしょうか?ちょっと気になる。

今回の見所は、スパーキーの活躍でしょうか?もちろん彼はいつもそれなりに活躍しているし、決してダメダメっていうわけじゃ無いんですけどもね。

第7話 「銀河のスターは楽じゃない」
(原題:The Good, the Bad, and the Sparky)

(初放送 2006.2.26)

(あらすじ)
今日はベティは、学校への寄付を集めるためにキャンディ売りをやっている。しかしなかなか売れずに大苦戦。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

ふとした事からスパーキーが、アントワーヌ・ルーチー監督の映画に主演する事が決まった。すっかり調子に乗っているスパーキー。ところがその映画の悪役として抜擢されたのが、なんとマキシマス!これはただで済むはずが無いゾ…。
(解説)
前回に引き続き、スパーキーの活躍編であります。スパーキーって、一見頼り無さそうに見えて、実は結構実力があるんですよね。ただ調子に乗りやすいってだけで。ともかく、そんな「いざとなったらやる男」スパーキーの活躍が見所。

そして今回登場のアントワーヌ監督、芸術家らしくなかなか気難しい相手のようですね。芸術とはかくも難しいモノなのです。
  「プロトタイプにご用心」
(原題:Bye-Bye X-5)

(あらすじ)
ママに頼まれて、パーシー用の癒しグッズを作る事になったベティ。でも面倒くさいなあ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

ベティが着いた所は、なんと新型宇宙船。ディギル司令官に頼まれて、このプロトタイプのテスト飛行を行う事になったのだ。さらに最新型ロボットX-8.5(エイト アンド ハーフ)と、なんでも応答装置がついておいり、どんな事件もあっという間に片付けてしまう。ところがそれを狙っているヤツがいた。そうマキシマスだ!
(解説)
機械の世界では、新型が登場すると以前の古い物はすぐに廃れてしまう、という傾向があります。それはどうやら宇宙でも同じ事みたいですね。でもそれに心穏やかでないのはX-5。プライドの高い彼にとっては、まさに死活問題ですからね。そんなX-5の活躍が今回の見所でしょうか?まだまだ古くないという所を、充分に見せ付けてくれますね。

第8話 「ワームホールは宇宙の落とし穴」
(原題:The Great Race)

(初放送 2006.3.4)

(あらすじ)
ベティの学校に転校生がやって来た。彼の名はディラン。彼は科学が好きで、同じ趣味のベティに興味を持ったらしく、放課後デートをする事になったのだ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

マキシマスがワームホールに起爆装置「シュレッダー」を近づけ、爆破しようとしている。もしそんな事をしたら、太陽系も吹っ飛ぶことに!なんとかして止めようとベティとX-5はワームホールへ近づくのだったが、マキシマス達の妨害で、マキシマス共々ワームホールの向こう側へと出てしまったのだった!
(解説)
ベティも一応女の子。やはりかっこいい子には興味があるみたいですね(ショック)。とは言え、銀河警備隊員としての任務もこなさないといけない所。つらいですね。

ベティ達はワームホールに吸い込まれて、何百光年も彼方へ飛ばされたはずなんですけど、ほとんど一瞬にして元の所へ戻ってきてしまうあたりが、この作品の「ユルさ」を象徴してますね。まああまり深く考えない方がいいって事なのでしょうけれどもね。
  「サイの卵でオムレツなんて」
(原題:Poached Egg)

(あらすじ)
ふとした事から学校の食堂で大乱闘発生!その犯人がベティと疑われてしまって、校長室へ呼び出されてしまった!そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

マキシマスが、宇宙に一つしか無いピラクシアンサイの卵を手に入れて、オムレツを作ろうとしている。そんな事をしたら、ピラクシアンサイは絶滅だ!なんとかしてマキシマスを阻止しないと…。
(解説)
今回は卵を巡る攻防戦。つまりは追いかけっこ。なんというか、こういう所は昔ながらのカートゥーンって感じがしますよね。というわけでひたすら追いかけっこが今日の見所です。