アトミック・ベティ全話ガイド5



第17話 「パワー・アップはほどほどに」
(原題:Power Arrangers)

(初放送 2006.4.2)

(あらすじ)
パパとママが旅行へ行ってしまったので、メーガンの家に泊まる事になったベティ。ところがそこへペネロピーまでやって来た。はあ〜あ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

ニュークリアと名乗る悪党が、宇宙中のエネルギーを奪っていた。このままでは銀河は真っ暗闇になってしまう。なんとかその野望を阻止しないと!ところがX-5がニュークリアに攫われてしまった。このままではX-5のエネルギーも奪われてしまう!X-5を助けないと!
(解説)
今回みたいなエネルギーネタも、カートゥーンでは結構定番ですね。「スーパーマン」にも似たような悪役がいたし。そして倒し方もまた定番。ある意味安心して見ていられます。

今回の見所は、皆と一緒に怖いビデオを見るベティでしょうか?普段からもっと怖い物を見慣れているわけで、この程度には全く怖がりませんね。いや全くベティらしいです。
  「夢を見るならいい夢ね」
(原題:Dream Come True)

(あらすじ)
大好きなミッシー・ミスのコンサートチケットを入手しそこねたベティ。だけどパパがなんとかしてくれると約束してくれた。だけど話が大きく広がって、いつの間にかペネロピー達の分まで手に入るという話になってました。そんな事無いのに〜。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

トム・ナビュラットの美容院での揉め事を解決したベティ。お礼にヘアのセットをしてもらう事に。ところがそれはマキシマスの罠だった。ベティ達は夢の世界へ…。そうマキシマスは、夢の中でベティの住んでいる星を聞き出そうとしていたのだ!どうするベティ?
(解説)
今回もありがちな「夢」の話。このネタも多いですよねー。しかしさすがのベティも、夢の中では思ったような実力が出せず、大変みたいです。そして今回は珍しく地球での出来事が、事件解決に繋がるヒントになります。こういうパターン、この作品では珍しいよなあ。

今回の見所はミニマス。カツラをかぶったり、ナメクジのお礼にスパーキーの髪を切ってあげたりと、悪役とは思えない憎めなさですね。しかしなんでマキシマスの下なんかで働いているんだろう?

第18話 「大きけりゃいいってもんじゃない」
(原題:Betty Vs. the Giant Killer Ants)

(初放送 2006.4.8)

(あらすじ)
今日は皆でバーベキュー。ところがベティはディランに、ベジタリアンだと誤解されてしまった。なんとか誤解を解かないと!そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

どんな物体でも大きくしてしまう、プラズマ樹液。マキシマスがその樹液を狙っているとの情報が入った。もしマキシマスに奪われたら、マキシマスが超マキシマスになってしまう!急いでマキシマスの後を追うベティ達。しかしすでにマキシマス達は樹液を使って、巨大アリの軍隊を作っていたのだった!
(解説)
今回は巨大化ネタ。ある意味定番なんだけれども、ベティが巨大化しないのがちょっと寂しい所。でも巨大化しちゃうと、地球に戻った時に大変な事になるから、これでいいのかな。

見所は巨大アリの大群。果たしてベティ達はどうやって戦うのか?
  「設計図どおりにはいかないわ」
(原題:Best (Mis)Laid Plans)

(DVD Vol.2収録)
(あらすじ)
パーシーが風邪をひいたみたい。そこで動物病院へ連れて行くことになった。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

銀河警備隊が極秘に開発を進めていた、最新式スタークルーザー。その設計図がマキシマスに奪われた!このままではマキシマス達がクルーザーを開発してしまい、追いつけなくなってしまう。そこでベティ達は、マキシマスの基地に乗り込んで設計図を取り返す事に!なんとか基地に潜入したベティ達だったが、すでにマキシマスの罠が迫っていた…。
(解説)
今までマキシマスに捕まったりして、基地に連れていかれた事はあったけれど、今回は自ら乗り込むわけですね。なかなか燃えるシチュエーションであります。そのせいか、今回は話が結構面白い?そんなわけで、今日は全部が見所でしょうかね?

第19話 「得意のスケートで勝負しましょ」
(原題:No Business Like Snow Business)

(初放送 2006.4.9)

(あらすじ)
今日はスケートのレッスンにやってきた。だけど例によって例のごとく、ペネロピー達にバカにされるベティ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

惑星ノーディカンの「星々の神殿」を、あのアイシークリアが襲っていた。アイシークリアは、もう一つの宇宙が入った「ネクサスグローブ」を狙っているのだ。それを壊して、自分がもう一つの宇宙の神になろうとしているのだ。だけどそんな事をさせたら、この宇宙が滅びてしまう!なんとかしてアイシークリアを止めないと!
(解説)
本作はカナダ制作。なので日本ではあまり馴染みが無いようなアイスホッケーなどのネタが、今回は登場します。あちらではメジャーなのですね。

さて今回は、なかなかの傑作。短い中にスノボーアクションあり、ホッケーアクションありと、なかなか見応えのある仕上がりになっていますね。更にネクサスグローブを巡る駆け引きもなかなか。毎回こうだといいんだけどな〜。
  「ゲームのルールは甘くない」
(原題:Infantor Rules!)

(DVD Vol.2収録)
(あらすじ)
家族でボーリングにやって来たベティ。だけどパパとママが、どっちがボーリングが上手いかでケンカになった。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

「小悪魔ベビールール」というゲームのせいで、行方不明になった人が多発している。早速原因の調査に向かったベティ。なんとゲームの中に吸い込まれてしまった!どうやらあの小悪魔ベビーの仕業らしいぞ。外へ出るには、このゲームをクリアしないと…!
(解説)
小悪魔ベビー再登場ですね。しかも今回はゲームの中が舞台。どこかで見たようなゲームも出てくる?しかもなんだかすっかりデフォルメされてしまったベティまで出てきます。

見所は、パパとママのボーリング勝負でしょうか?二人とも、いい大人なのに大人げないですね(笑)。

第20話 「開けてびっくり宝箱」
(原題:Galactic Pirates of the Corralean)

(初放送 2006.4.15)

(あらすじ)
ベティとノアは、チャーリーおじさんの経営する牧場へやってきた。馬に乗ろうとする二人だったが、おじさんの手伝いをする事に。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

宇宙海賊グリーンベアードの一味が、宝の地図を盗み出した!その宝箱には、超協力な破壊兵器が入っているのだ。もし悪人の手に渡ったら大変な事になる!なんとかして取り戻さないと。そこでベティとスパーキーは早速海賊のふりをして海賊船に乗り込むのだったが…。
(解説)
宇宙海賊登場、ですね。まあこの世界観ならなんでもアリですかね。ただ例によって、いまいちネタを消化しきれていない感じ。もうちょっと煮詰めれば、すごく面白くなりそうなんだけどなあ。

今回の見所はノア。たった一人でおじさんの手伝いをするなんて…。以外とタフなのかも?
  「ブヨブヨはうまくつかめない」
(原題:The Revenge of Masticula)

(あらすじ)
いとこのカイルを遊園地に連れていく事になったベティ。だけどカイルがお化け屋敷に入りたがって大変。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

宇宙の悪党、マスティキュラが復活した。ヤツはかつて自分を封じ込めた四人、シェフのバーナデット、ディギル司令官、タム師匠、そしてスパーキーのママのジュリアに復讐するつもりだ!なんとか先回りして四人を保護しないと!しかしマスティキュラは、体が柔らかい強敵だったのだ。
(解説)
この四人は、一体どんな繋がりなんですかね?やはり元・銀河警備隊?でも他の三人はともかく、シェフのバーナデットが元・警備隊には見えないんですよね。だって普段はマキシマスのシェフやってるわけだし。それともバーナデットは協力しただけなのかな?

今回の話は、両方ともスパーキーのミスからスタートしてますね。でもどこか憎めないんだよなあ、スパーキーって。