アトミック・ベティ全話ガイド6



第21話 「ミニミニ・ベティの大作戦」
(原題:The Incredible Shrinking Betty)

(初放送 2006.4.16)

(DVD Vol.1収録)
(あらすじ)
ちっとも目立てなくって落ち込み気味のノア。ベティは彼にバスケのコーチをしてあげる事に。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

悪党イノーモーがミニミニ銃を使って、宇宙のあらゆる物を縮めている。早速止めに入ったベティだが、なんとベティ達も縮められてしまった!なんとか元に戻らないと…。

一方のノアは、ふとした行き違いから、バスケットボールの試合に出る事になっていた。
(解説)
なんでも縮めてしまう悪役、イノーモー登場です。自分がチビだから、というコンプレックスが原因なのですが、それにしても迷惑な話ですね。というわけで小さくなったベティ達の活躍が見所。

一方のノアも、何故か突然バスケットの試合に出る事になってさあ大変。一体どうなりますやら。
  「お友だちはさびしがり屋さん」
(原題:Friends for Eternity)

(あらすじ)
今日は母の日。そこでベティはママを休ませて、今日一日家事をやる事に。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

宇宙船のエネルギー源である、ニートミッククリスタルが無くなった!このままでは銀河中の宇宙船が飛べなくなってしまう。そこでベティはクリスタルが埋蔵されている「塵の海」へと向かう事に。
しかしクリスタルがあるはずの星は、荒れ果てており何も無かった。しかも困った事にベティ達の宇宙船のクリスタルも無くなってしまい、このままでは帰れないのだ!救援を待つ一堂の前に、スリープスと名乗る謎の生物が現れるのだが?
(解説)
今回の話のポイントは、星の環境がスリープスの感情とリンクしている、という所。なので彼が喜んでいる時だけ、ニートミッククリスタルが存在している、という所ですね。なかなかSF。
…が、それにしてもベティのドライさは変わらずで、普通スリープスを置いて帰ろうとするかなあ?という話。せめて連れていってあげるとか、何か代わりを置いていくとか…。あ、代わりは置いていったのか。

第22話 「まほう使いベティ」
(原題:Wizard of Orb)

(初放送 2006.4.22)

(あらすじ)
今日はスケボー大会。なんとしても優勝して、賞品のスケボーが欲しいベティ。ペネロピーなんかには負けないぞ!そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

闇の魔法使いソロバンに、ターメックス国王が捕まった。国王を取り返すために、闇の魔法使いの塔へと乗り込む一同。しかしはからずも捕まってしまい、スパーキーとX-5は魔法でモンスターにされてしまった!どうするベティ!
(解説)
今回は魔法使いが相手。という事でベティもブレスレットの力で、魔法使い相手にバトル。でもベティが使ってるのは、あくまでも「科学」の力。「高度に進歩した科学は魔法に見える」ってヤツですね。とにかく魔法使いとの、いつもとはちょっと違った戦いが見所。

X-5の徹底的な魔法批判が面白いですね。魔法で自分に角が生えてしまったのまで「進化」と言い張ってしまうわけですから。
  「ゆうえんちは楽しくない」
(原題:Max-Land)

(あらすじ)
今日はおばあちゃんの家に遊びに来ているベティ。食事の用意を手伝う事になった。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

マキシマスが「マックスランド」という遊園地を開園した。何を企んでいるのか、早速潜入するベティ達。しかしスパーキーはマキシマスに洗脳されて、お買い物ゾンビにされてしまい、X-5も改造されてベティに襲い掛かってくる!どうするベティ!
(解説)
気が付けば、今回はどちらも味方と戦う事になる話。でも普通なら、多少はためらったり攻撃の手がゆるんだりするんでしょうけれど、でもそうならないのがベティのスゴイ所。ある意味ミッションを最優先させる「プロ」なんですよねー。見上げた物です。

というわけで今回の見所は、改造X-5との戦い。ジェットコースター上でなかなか迫力ある戦いが展開されるのです。 そしてラストで語られる、ちょっとした秘密。実はベティのおばあちゃんも…?果たしてその秘密が明かされる日は来るのでしょうか?

第23話 「マキシマス・パパはもう古い」
(原題:Like Father, Like Scum)

(初放送 2006.4.23)

(あらすじ)
今日はガールスカウトの日。ペネロピーとバッジの数を争う事になったベティ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

マキシマス・パパが脱獄した。彼は大泥棒で、また何か盗もうと企んでいるようだ。だがしかし当のマキシマスは、そんなパパを少々疎ましく思っていたのだった。
(解説)
今回登場のマキシマス・パパ、いかにも古風な盗賊という感じで、なかなかいい味を出していますね。もしかして若い頃のディギル司令官や、ベティのおばあちゃん達と闘っていたりするんでしょうか?そして珍しく弱気になるマキシマスもいい感じ。ああ見えて、結構苦労してきたんですねえ。
  「ゴミはちゃんと捨てましょ」
(原題:Planet Stinxx)

(あらすじ)
スケボーで遊んでいるベティ。ノアはどうやらベティへの愛の詩を書いているようだ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

オラス卿が、惑星イデニアに大量のゴミを捨てている。このままでは、宇宙はゴミだらけになってしまうだろう。早速イデニアに向かった一行だが、そこにはゴミの影響でミュータントとなってしまったイデニア人が、オラス卿の配下として働いていた!このゴミだらけの惑星で、どう戦うベティ?
(解説)
今回はゴミだらけなお話。カートゥーンには良くあるけれど、さすがにちょっとキツイかも?しかもベティもゴミまみれ。こんなヒロイン、あっていいのでしょうか(笑)?

今回の隠れた見所は、ノア。自作の愛の詩を色んな人に読まれてしまい、もう大変。そしてとうとうベティにまで…?普段見られない慌てた表情などがポイントです。

第24話 「サーカスでカメレオンと激突」
(原題:Big Top Betty)

(初放送 2006.4.29)

(あらすじ)
今日はペット大会。ママはパーシーに一生懸命おめかしをしている。しかしペネロピーもやってきて、なんだか火花を散らす二人。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

今日は銀河警備隊は一年に一日のチャリティイベント。訓練生への寄付を集めていたのだが、集まった宝石を狙って、あのカメレオンが忍びこんだ!そこでベティ達は宝石を守るために、サーカスに出演することになったのだが…。
(解説)
またまた登場のカメレオン。復讐に燃える彼の野望は果たして成功するのでしょうか?

それはさておき、今回は特にツッコミ所の多い展開だったと思うのは、気のせいでしょうか?そもそも宝石箱の鍵が盗まれたんなら、まずあの箱をどこかへ隠すべきだと思うし、なによりカメレオンも近寄る隙があるんなら、箱ごと持って逃げればいいのでは?なんかベティの悪い所ばかりが出てしまった話のように思います。

それでもピエロをやらされたX-5とか、面白い部分があるにはあるんですけれどもね。
  「おバカ博士となぞなぞ合戦」
(原題:Dr. Cerebral and the Stupifactor Ray)

(あらすじ)
新しい自転車が欲しくって、お手伝いをしているベティ。そこへ指令が下った。アトミック・ベティに変身だ!

ズノウ博士という悪人が、おバカ光線銃を使って宇宙の天才達を「おバカ」にしている。一刻も早く捕まえないと大変な事になるぞ!しかしとうとう博士はベティをおバカにしようとするのだが、光線が誤ってスパーキーに当たってしまった!
(解説)
あ〜危ない話(笑)。カートゥーンは、こっち方面の描写は容赦無いなあ、しかし。というわけで、おバカになった各人のリアクションが見所。
今回はベティにしては珍しく、頭脳戦で勝利します。それもなかなか上手い感じのどんでん返し。毎回これくらいやってくれたらなあ。