ホーム・ムービーズ全話ガイド7



第25話 「ブエナ・ピザ・ソシアル・クラブ」
(原題:Pizza Club)
(2003,3,21初放送)

(あらすじ)
今日も映画の撮影にいそしむブランドン。とそこへパパから電話がかかってくる。最近ブランドンとパパは「ピザ・クラブ」と称してちょくちょく会っているのだが、その時間の確認の電話だった。

一方ドゥエインが「バンド・バトル」に出演する事となった。そこでブランドンはドゥエインのドキュメンタリーを撮影することに。ただしブランドン目当ては、もっぱらシンシアのようなのだが…。

シンシアの事が好きなブランドンだったが、どうにもこうにも仲が進展しない。そこで「ピザ・クラブ」の時のパパのアドバイスを参考にするのだったが…。


(解説)
今回のタイトルの元ネタは「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。やはりミュージシャンのドキュメンタリーだそうで。そういった意味では今回の話とマッチしているのかな?

というわけでして、久々登場のブランドンの父親アンドリューであります。しかしピザ・クラブのシーンなどを見ている限り、ブランドンとは結構いいコンビのようで。もっともどちらかが無理をして合わせている、という可能性もあるわけなのですが…。まあそんなパパとのやり取りが見所でしょうね、やはり。

そして同じく久々登場のシンシア。果たしてブランドンの想いは通じるのでしょうか?…って無理っぽいけどなあ…。

それから今回はドゥエインにもスポットが当たります。どうやら彼は15才のようで。だとしたら、ブランドンとは随分と年が離れているわけですが、そんな彼の映画の音楽を担当するというのは、やはりブランドンの才能を評価しているという事なのでしょうか?


(今日のがんばれポーラママ)
相変わらず失業中で暇でする事が何もないポーラママ。とうとうブランドン達の映画に出演しようと策を練り始めます(笑)。それに対してブランドン達も根本的解決を計ろうとするのですが…駄目だってばブランドン、「殺しちゃう?」なんて発言は(笑)。
(今日のマグワイヤーコーチ)
ブランドンが「ピザ・クラブ」という物をやっていると知ったコーチ。するとなにやら「ピザ・クラブ」に妙に興味を持ち始める。クラブ活動に憧れでもあるのか、はたまた無料でピザが食べられるとでも思ったか(笑)、自分も入れてほしくなってくる。だけどねコーチ、ブランドンとパパの親子水いらずの時間を邪魔するのはどうかと思うんですけど、でもそんな事コーチの知った事じゃない(笑)!とうとうブランドン達の「ピザ・クラブ」へと押しかける!果たしてコーチはクラブへ入れるのか?クライマックスでのブランドンとの喧嘩シーンは…「おとなげない」の一言に尽きますね(爆笑)!!

第26話 「ベスト・ファーザーズ・ウェディング」
(原題:The Wedding)
(2003,3,28初放送)

(あらすじ)
いよいよブランドンのパパとリンダの結婚式が近づいてきた。貸衣装屋で衣装を選ぶ三人。とブランドンの背中になにやら吹き出物が出来ている事に気付くパパ。ブランドンはなんでもない、と言うのだったが…。

パパとリンダの結婚式にメリッサ、ジェイソン、果てはコーチまで招待するブランドン。しかしそんな予算がない、とママに言われ皆の招待を取り消すのだったが、しかし結局招待するはめに。

かくして結婚式の当日になったが、ママがブランドンを教会に連れていくのを忘れ、しかもブランドンは吹き出物がひどくなり、ひどい姿になってしまうのだった。

果たしてパパの結婚式は無事に行われるのだろうか…?


(解説)
今回のタイトルの元ネタは「ベスト・フレンズ・ウェディング」…だと思います(弱気)。「ウェディング」なんてつくタイトルの映画はいっぱいありますからね〜。

かくして「ホーム・ムービーズ」シーズン2もとうとうラスト!ラストを締めるのはやはりの、ブランドンパパの結婚式ですね!思えばシーズン1のラストではパパから電話がかかってくる所で終わり、そしてシーズン2ではパパの結婚で終わるというあたり、この「ホーム・ムービーズ」という作品の隠された主題が見え隠れするようで面白いですね。

そして今回の見所は今まで登場してきた色々なキャラが再登場すること。まずはママの友達のステファニー。シーズン1以来の登場ですね。そしてママの元上司のアーノルド。この人のキレっぷりは最高です(笑)。

そして結婚式に影響されてか、ウォルターとペリーも大暴走(笑)。いよいよの結婚宣言!しかし…この二人はどう見ても男にしか見えないんですが…?

ところでブランドンの吹き出物ですが、どうやらストレスが原因との事。ブランドンが感じていたストレスと言えば…やはりパパの結婚の事でしょうか?パパの前ではそんな素振りは見せませんが、実はブランドンはかなり苦しみ、悩んでいたのかも。それが作品に影響を与えているのか、今回の彼の映画でメリッサ演じる「ドラゴンマスター」が、ドラゴンの事を「友にして仲間にして奴隷」と言うシーンがあります。これってつまり「夫婦」の事なのではないでしょうか?どうもそう思えて仕方ありません。

なんにせよ、父の結婚というある意味とてもつらい事を経験して、ブランドンはまた一つ成長していく事でしょう。これが彼の作品にどう影響を与えていくのか、シーズン3はその辺りが楽しみですね…、っていかん、真面目になってしまった(笑)。


(今日のがんばれポーラママ)
かつての旦那の結婚式という事で、その心中やかなり複雑な物があるでしょうポーラママ。そのせいか、ブランドンを式場へ連れていくのを忘れるという大失態。しかし!そんなママにもとうとう苦労が報われる日がやってきた…??
(今日のマグワイヤーコーチ)
というわけで、今回はパパもママも、あげくの果てにはウォルターとペリーまでもが幸せになりますが、なんと!我らがコーチにもついに春がやってきた???その相手とはなんと!ステファニー!コーチの事を「マッチョでかっこいい」とか言う辺りただ者ではない(笑)?もちろんコーチもステファニーの事を気に入ったようでして、こりゃあナイスカップルの誕生か〜? …ところで…このアニメはコドモに見せる時は注意しましょうね(笑)。

第27話 「ブランドン 怒りの脱出」
(原題:Shore Leave)
(2003,10,13初放送)

(あらすじ)
今日も今日とてブランドン達と映画の撮影をしているメリッサ。だがメリッサの父、エリックには心配事があったのだ。それはメリッサには、同年代の女の子の友達がいないという事。このままではメリッサが男の子みたいになってしまうのでは?と危惧するエリックは、メリッサを「フェアリープリンセス」という、女の子だけの団体に入会させる。

一方のブランドンは、どういうわけだかあのフェントンの家にお泊りをする事に。もちろん当然の事ながら、フェントンのワガママに振り回され、ブランドンはすっかりグロッキー。

メリッサの方なのだが、実は「フェアリープリンセス」は女の子を使って、様々な商品を売りさばく団体だった事が判明。メリッサもフェアリープリンセスグッズを売るように強制させられるのだが、これがなかなか売れずにお説教をくらう始末。

果たしてブランドンとメリッサの運命やいかに・・・?


(解説)
今回のタイトルの元ネタは「ランボー 怒りの脱出」ですね。しかしラストシーンを見る限りでは、「怒りの脱出」をしているのはメリッサの方な気がするんですが・・・まあいいか(笑)。

というわけで、この回からいわゆるシーズン3に突入します。よりパワーアップしたホムビを楽しみましょう。

今回の見所は、まずはやはり「フェアリープリンセス」でしょうか?外見はカワイイのに、やっている事はあくどいと言いますか・・・。でもこういうのってアメリカには良くある団体なのでしょうか?ちょっとわかりませんが。・・・でも「サイコーでーす!」はまずいっしょ(爆笑)?

そして一方のブランドン。「あの」フェントンの家にお泊りですから、こりゃあ無事で済むわけが無い!どんどんと壊れていってしまうブランドンが何とも言えない、いい味を出しています。


(今日のがんばれポーラママ)
良く考えると、ポーラさんは26話で再就職が決まったわけだから、このコーナー続ける必然が無いのか。まあいいや、ついでにやってしまおう(笑)。

さて今回、久しぶりにエリックに言い寄られてしまうポーラさんであります。だがしかし本人はそれに気付いているのかいないのか・・・。息子のピンチなんてそしらぬ顔であります。

・・・と思ったら・・・ジョシーが!久々にジョシーが!!良かった〜、どうなったかと思ったよ〜(笑)。


(今日のマグワイヤーコーチ)
メリッサが「フェアリープリンセス」なる団体に入るのを、さんざんとバカにしていたコーチ。相変わらずであります。しかもメリッサのグッズ販売の所へ偶然やってくるのはいいんだけど、何も買わないし・・・。教え子のピンチを救おうとは思わないんですかあ(笑)?あげくの果てには「俺はいつだって正しいんだ」発言。まあ・・・そんな気はしていたんですが(笑)。

・・・と思ったら・・・ラストでやってくれますね、コーチ。たまにはカッコイイ所を見せないと!・・・でもこの人に頼るしか無いブランドンとメリッサって一体・・・。

ところでコーチ、そんなドメインを取得して一体どうなさるおつもりで(笑)??


第28話 「別れる理由」
(原題:Beraking Up Is Hard to Do)
(2003,10,14初放送)

(あらすじ)
ブランドンのおばあちゃんが家にやってくる。そのためポーラはご馳走を作るべく奮闘していた。だがしかしふとした事から、キッチンが火事に!

幸い火事は大した事無かったのだが、キッチンは使用不能に。そこへやってくるドリスおばあちゃん。おばあちゃんの話では、おじいちゃんと離婚したのだと言う・・・!

ドリスはブランドンの家に住み着くわ、キッチンの修理をマグワイヤーコーチに頼むわで、ブランドンの家は大騒ぎ!この騒動、果たしてどうなりますやら・・・。


(解説)
今回のタイトルの元ネタは「別れぬ理由」だそうです。massangeanaさん、情報どうもありがとうございました。

さてブランドンのおばあちゃんが久しぶりの登場であります。・・・と思ったら、おじいちゃんと離婚!そもそもどうしてアメリカにはこんなに離婚が多いんでしょ?まあキリスト教のおける、「結婚」の概念は「契約」に近い物があるからでは無いか?と自分は想像するのでありますが、それにしたって多すぎるんじゃないですかね?でもこうした年を取ってからの、いわゆる「熟年離婚」は一時期日本でも問題になった事がありますから、そう他人事でも無いのかも・・・?

そんなわけで今日の見所は、ポーラとドリスのやり取りでしょうか?ドリスにとっては、ポーラはまだまだ子供。でもポーラは自分では自立していると思っているわけですから、その辺の認識の違いなどがなかなか上手く表現されているのでは無いか?と思います。

ところでこのドリス、やたらとタバコを吸いたがるんですよね・・・。もしかしてニコチン中毒?ポーラはポーラでアルコール中毒の気があるというのに・・・。なるほど、ブランドンの映画中毒は遺伝だったのか(笑)。


(今日のがんばれポーラママ)
まあ今日はポーラさんが主役でもありますからね〜。やっぱり個人的に好きなのは、冒頭火事が起きた際に慌ててしまって、火災報知器を冷蔵庫に閉まってしまう所。いやそれ意味ないって(爆笑)。
(今日のジェイソン)
シーズン3になって、ますます悪逆さに磨きがかかってきたジェイソン。何を思ったか、「自分の両親も離婚寸前だ」と発言。しかもそのためのアリバイ工作まで・・・。ジェイソンの叫びっぷりがなんとも言えません。
(今日のマグワイヤーコーチ)
生徒達の成績をつけなければならなくなったコーチ。でもすでに誰が何をやったか、なんて事はきれいさっぱり忘れているご様子です(笑)。そこでコーチが取った行動とは・・・?
「さあBは5ドルからスタート!」
・・・ってねえ・・・。

さらに今回はブランドン家のキッチンを修理せんと意気込むコーチ。なんとかポーラにカッコイイ所を見せねば!・・・でも所詮コーチにそんな事が出来るはずが無い。ただビールを飲んだくれているだけです。「詐欺にでも会ったと思え」は、今日の名言ですな(笑)。