ホーム・ムービーズの事ならカートゥーン横丁
ホーム・ムービーズ

この番組は、コドモに見せる時は注意しよう。

●「ホーム・ムービーズ」とは?

原題「Home Movies」。
自主映画製作が趣味の小学生、ブランドン。そんな彼のとりとめもない日常を描いた極めてシュールで脱力感あふれる作品、それがこの「ホーム・ムービーズ」である。その「やる気あるんだか無いんだかわからない絵」「感情のこもってないセリフ」「シュールなストーリー展開」「どよ〜んとした雰囲気」などがなんとも言えず、一度見ると「癖」になってしまう奇妙な魅力にあふれる作品である。

2002年6月より 「CARTOON NETWORK」にて放送が開始された。だが放送時間が深夜枠であり、さらに「この番組は、コドモに見せる時は注意しよう。」との注意書きがつけられ、CMでも「コドモは見ちゃダメなんだって」と言われていた。誤解を招かないように書いておくが、これは「ホーム・ムービーズ」という作品に「過激な暴力・性描写」がある からではなく、 前述の「やる気あるんだか無いんだかわからない絵」「感情のこもってないセリフ」「シュールなストーリー展開」「どよ〜んとした雰囲気」などが子供には「理解不能」であろうと判断されたからであると推測される。

ところが実際にはこの「ホーム・ムービーズ」という作品、(自分が色々なサイトを見た限りでは)子供でも十分楽しんでいるようである。それを知ってか知らずかある時期からCMでの注意が「大人の時間だね」と言う感じにソフトな描写にとどまるようになっている。やはり面白い物には大人も子供も無いという事であろうか。