ホーム・ムービーズ全話ガイド8



第29話 「ファット・クラブ」
(原題:Bad Infulences)
(2003,10,15初放送)

(あらすじ)
ある日、メリッサは大変な事に気が付いた。ブランドンとジェイソンがどうしようも無く太り始めていたのだ。しかも彼ら二人にはその自覚が全く無い。

このままでは映画の撮影にも支障が出る。そこでメリッサは二人が痩せるまで、映画の撮影を中止しようと言い出すのだった。だがしかしブランドンとジェイソンは、それでもまだ食べ続けていたのだった。

更に太り続ける二人。だがしかしさすがのブランドンも、ようやく事の重大さに気付いた。このままでは二人とも肥満になってしまう。そしてつい食べ続けてしまう原因は、ブランドンとジェイソン、二人が一緒にいるからなのだ!

そこでブランドンは、痩せるまでジェイソンを会わない事を決意。涙ながらに別れる二人。果たしてダイエット作戦は成功するのだろうか・・・?


(解説)
今回のタイトルの元ネタはズバリ!「ファイト・クラブ」ですね。なんでもラストが壮絶だったらしいけど・・・。

この際だからはっきり言ってしまうが、アメリカ人にはデブが多い!そもそもドリンクとかでSサイズを頼んでも、日本で言うLサイズ並の大きさが来てしまうらしいから、太ると言えば当然なのかも。とにかくそんな現代社会に警鐘を鳴らした!・・・かどうかは知りませんが(笑)、やはり今回の見所は、ブランドンとジェイソンの太りっぷりでしょう。あ〜、でも見ていたら、何やら食べたくなってきたぞ〜(危険です)。

ところで今回ラストの方、画面がどんどん変わっていくシーンで、「何か」が一瞬だけ映ります。興味のある方は、スロー再生で確認してみたください。


(今日のがんばれポーラママ)
ブランドン同様、太ってきてしまったポーラママ。なんとかダイエットしないと!頑張るのはいいんですけど・・・ジムの料金をケチってもしょうがないでしょうに・・・。
(今日のマグワイヤーコーチ)
今回久々に看護婦さん登場!となると、当然コーチが黙っちゃあいません(笑)。リンチ先生をも連れ出し、看護婦さんとのダブルデートに漕ぎ着けた!・・・のはいいんだけど・・・所詮コーチとリンチは犬猿の仲。そうそう上手くいくわけはありませんな。

ところで「オヤジが肥満の娘は、肥満の男を好きになる」はかなり名言かと(笑)。「コーチの名言集」とか作れそうだなあ・・・。


第30話 「サタデー・ナイト・セミナー」
(原題:Improving Your Life Through Improv)
(2003,10,16初放送)

(あらすじ)
サッカーチームの子供達が、モノマネをして遊んでいた。そこでブランドンも訛りの激しいアデルバーグ・ジュニアのモノマネをした所、これが大好評!ところがそこへジュニア本人がやってきて、ブランドンのモノマネを、自分をバカにする物と思い込んでしまい、泣き出してしまった。

それが原因で、ブランドン達(マグワイヤーコーチ含む)は、土曜日に行われる「他人を思いやろうセミナー」への出席を義務づけられる。もちろんブランドンはそんな物に出たくは無いのだが、仕方なく出席する事に・・・。


(解説)
今回のタイトルの元ネタは「サタデー・ナイト・フィーバー」。いやあ、解り易いっていいね(笑)。

今回の見所は、やはり「他人を思いやろうセミナー」でしょうか?もともとアメリカは他民族国家であるからして、そういった「差別」やら「偏見」といった問題は日常茶飯事にあるのでしょう。本編中にも、その辺りを意識しているセリフが数多く見受けられます。・・・という事は、こうしたセミナーも頻繁にあるのでしょうか?さすがにそれは解らないのですが・・・。

ところで今回登場のアデルバーグ・ジュニア、彼によく似た顔を持つおじさんが、シーズン2辺りから急速に出てくるようになってきたのをご存知でしょうか?う〜ん、彼は一体何物なのだろうか・・・?


(今日のがんばれポーラママ)
朝早くに起こされて、ブランドンを学校へと送らないといけないポーラ。でも間違って家に戻ってきてはいけません(笑)。ところで今回なにやら企んでいる様子ですが・・・?
(今日のペリーとウォルター)
思わず作ってしまった(笑)。毎度ラブラブなこの二人、モノマネの時もウォルターがペリーのモノマネをする始末。でもセミナーで、二人の間が引き裂かれてしまうシーンには、思わず涙が・・・ってんなわけないか(笑)。
(今日のマグワイヤーコーチ)
今日も今日とてサッカーコーチとして働いておりますが、実はコーチは「イエローカード」を知らなかった事が判明!オイオイオイ!!!ブランドンに「イエローカードってなんだ?」と聞くも、ブランドンは「黄色いカードの事でしょ」。それを聞いたコーチは・・・「そのまんまだな」。いやまあ、そうなんですけどもね・・・。

第31話 「アーサー&ロビン/Dr.ネプチューンの逆襲」
(原題:Renaissance)
(2003,10,17初放送)

(あらすじ)
今日は「歴史フェア」の日だ。ブランドンはアーサー王、ジェイソンはロビンフッド、メリッサはお姫様、とそれぞれ仮装しフェアのお手伝い。

ところがそのフェアの隣では、「SFフェア」をやっていた。そのSFフェアからフェントンがやって来て「Dr.ネプチューン」を名乗り、あれこれ悪事を働いている。

フェアは進み、ブランドン達のお芝居も好評なのだが、歴史フェアのヘルムットという男が、SFフェアの連中を懲らしめようと、なにやら企んでいる様子。さらに悪い事には、歴史フェアの人間の中から、SFフェアへの裏切りを画策している不届き物がいるらしい。

そうこうしている内に、歴史フェアとSFフェアは一触即発の状況に。果たしてフェアの運命やいかに・・・?


(解説)
今回のタイトルの元ネタは「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」ですわ。カリフォルニア州知事になった、あの人も出演しております。

さて今回のお話は、本編中では「歴史フェア」「SFフェア」と説明されていますが、要するに「歴史オタク」と「SFオタク」の戦争勃発!というネタであります(笑)。いやはやオタクのイタさは洋の東西を問わないのでありますねえ。でもなんかこのネタ、本当にどこかで起きていそうで怖い(笑)。

見所はやはり各人の仮装でしょうか?もっとも「コスプレ」なのかも知れないけど・・・。恐らく今回のみの登場となる(?)ヘルムットの歴史オタクっぷりもなかなかいい味を出しています。

それからドゥエイン演奏によるお芝居もなかなかの出来。アーサー王と、ロビンフッドについては、各自で調べるように(笑)。

そして以下はネタバレがあるので、例によって反転させてみてください。

「歴史フェアの中に謀反人がいる」というセリフを聞いたとき、皆さんは誰が謀反人だと思いました?それまでの描写などを見る限りでは、絶対ジェイソンだと思うでしょう。自分もそう思ってました。でも、それがまさかのメリッサ!すっかりやられました。こういう所がとても上手いんだよな〜。完敗です。改めてもう一度見ると、制作者の仕掛けたトリックが見えてくるようで、面白いですよ。


(今日のがんばれポーラママ)
歴史フェアにブランドン達を連れて行くため、早起きするポーラさん。なんだかやたらと眠そうです。しかしいつも思うのは、どうしてメリッサやジェイソンも一緒にのっけているのだろう?意外とポーラってお人よしですよね?そこが魅力なんですけども。
(今日のペリーとウォルター)
フェントン扮するDr.ネプチューンの仕業で、リンゴ箱の中に閉じ込められたウォルター!ペリーは助けに行くかと思いきや・・・。箱の中で一日中ラブラブ状態。めでたしめでたし(笑)。
(今日のマグワイヤーコーチ)
今日のコーチは・・・最悪です。なにしろ登場するなりいきなりゲ○!うげええ!!しかも二日酔いだそうで・・・全くもう・・・。更にその後も、トイレにこもってウ○コですよ!ええ!コーチ、ここに極まれり、ですな。

それで今日のコーチの名言
「中世とSFの争いは、現在まで数千年もの間続いている。」
へ〜、そうなんですか・・・。・・・いや、ちょっと待て!?


第32話 「ダーティー・ゴルフィング」
(原題:My Cheatin' Heart)
(2003,10,18初放送)

(あらすじ)
ブランドンは、映画の新しい演出方法を思いついた。それは最初にエンディングを見せ、そこから普通とは逆にオープニングに向かって話しが進んでいくという物だ。だがメリッサ、ジェイソンには大不評。しかしブランドンは映画の撮影を進める。

同じ頃、ブランドンは父親のアンドリューと一緒にゴルフを習いに来ていた。だがどうにもブランドンはゴルフが下手なのであった。

ところがふとした事から、アンドリューのクライアント親子と一緒にコースを回る事になってしまう。困ったブランドンは、あの手この手を駆使してゴルフに挑むのであった・・・。


(解説)
今回のタイトルは「ダーティー・ダンシング」が元ネタ。まあ確かに今回のゴルフは、ダーティーではありますが・・・。

さてシーズン3初登場のブランドンのパパ、アンドリューであります。こうして見ていると、アンドリューとブランドンはかなり仲が良い様子。しかもなかなかシャレの解る人物であります。このような人がどうしてポーラと離婚したのか?まあ、それは本人同士にしか解らない、色々な事があったからなのでしょうけども・・・。とにかく、パパと会っている時のブランドンは、どことなくいつもより生き生きとしているような、そんな気がしてしまいます。

さて今回の見所は、なんといってもゴルフでしょうか?なんと意外な事に、マグワイヤーコーチがゴルフが得意だった事が判明!まあ本人の話なので、本当に得意だったかどうかは怪しいもんですが(笑)、でもセリフなどを聞いている限りでは、かなりゴルフには詳しい様子。少なくともサッカーよりは上手なんでしょう。

そう言えば、アメリカは日本よりもゴルフが盛んですが、その理由として、日本よりも遥かに安い料金で、気軽に楽しめるからだそうですね。確かにそうでも無ければ、子供にゴルフをやらせるような事はそうそう無いでしょう。

それからゴルフのシーンで気付いたんですけど、ブランドンって左利きだったんですね?いや実は前回の剣を使ったアクションシーンを見ていて、剣の持ち方が逆だな〜、とは思っていたんですが・・・。

それから今回の見所がもう一つ。ブランドンが映画を「逆から上映したい」と本編でさんざん主張しています。そして実は今回が、丁度その構造となっています。果たしてブランドンの主張は正しいのでしょうか・・・?それは皆さんが判断してください。


(今日のがんばれポーラママ)
ジョシーを連れていった病院に置いてあった「幼児用クイズ」の本。どういうわけかそれにハマってしまったポーラママ。すっかり夢中であります(笑)。果たしてポーラママに、問題は解けるのでしょうか・・・?
(今日のジェイソン)
「映画を逆から撮ろう」と主張するブランドンに対し、「トーシロ(素人)」を連発。もうこれでもかと言わんばかりに(笑)。本気でケンカを売っているようにも見えてしまいます。どうも彼も常日頃、何かに抑圧されているようですねえ?
(今日のマグワイヤーコーチ)
意外な事に、実に意外な事にゴルフが結構上手らしい、我らがマグワイヤーコーチ。州の代表選抜にも出たとなれば、それなりに期待できようもの。でも・・・反則負けってのが・・・さすがコーチですね(笑)。