カウ&チキン全話ガイド2



第5話 「みにくいウィンナー その1」
(原題:The Ugliest Weenie)

(スタッフ)
STORY :BILL BURNETT
STORYBOARD :MONTE YOUNG
ART DIRECTOR :DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS , MONTE YOUNG

(あらすじ)
カウの考えたお話「みにくいくさったウィンナー」が、ふとしたきっかけから次の発表会の題材に選ばれた。チキンは一度は主役のみにくいウィンナーに選ばれるが辞退。代わりにフレムが主役を務める事に。

しかしヒロイン役のウィウィは美少女。チキンはなんとか主役の座を得ようとするのだったが…。
(解説)
今回のお話は、前半と後半に分かれています。でまずは前半。発表会への準備風景が描かれます。

今回登場するフルー先生は、どういうわけかカット毎に着ている洋服の「色」が変化します。芸術家らしいと言えば芸術家らしいんですが…。

果たしてお芝居は成功するのでしょうか…?
「バブーンはビッグスター」
(原題:I.R. Big Star)

(スタッフ)
STORY : RICHARD PURSEL
STORYBOARD : GORDON CLARIC , GLEN KENNEDY
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS , ROBIN STEEL

(あらすじ)
またしても映画の主役に抜擢されたウィーゼル。バブーンはそんなウィーゼルがうらやましくてたまらない。そこでウィーゼルが毛皮を脱いだ隙に、彼の毛皮を盗み、ウィーゼルになりきることにした!果たして映画撮影は無事に進むのだろうか…?
(解説)
今回何より衝撃なのは、ウィーゼルのあの毛皮が「脱げる」ものだった、という事でしょうか。しかも毛皮の下には…普通の人間?でも良く見ると尻尾もあるようなので、違うのでしょうか?

というわけで見所は、ウィーゼルと入れ替わったバブーン。果たして上手くいくのか?と思いきや…ウィーゼルの姿をしていれば、何をやっても許される?
ショート「ハチのお散歩」
「みにくいウィンナー その後」
(原題:The Ugliest Weenie)

(スタッフ)
STORY :BILL BURNETT
STORYBOARD :MONTE YOUNG
ART DIRECTOR :DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS , MONTE YOUNG

(あらすじ)
いよいよ発表会当日。だがしかし主役のフレムが病気で出演できなくなってしまった!そこで代わりの主役に選ばれたチキン。さらにウィウィもやはり病気で出れなくなったので、その代役をカウが務めることになった。

かくしていよいよ本番スタート!果たしてお芝居の出来やいかに…。
(解説)
いよいよ「みにくいウィンナー」の本番です。ミュージカルはカートゥーンでは良くあるネタでありますが、今回はその中でも特に迫力がある、と言ってもいいでしょう。とにかく声優さん達のノリの良さが見所であり、聞き所となっています。

ちなみに今回のお話は、エミー賞を受賞しております。

2024.9.23追記
改めて調べたところ、当エピソードはエミー賞を受賞しておりませんでした。
ただアニー賞にはノミネートされた事があるそうです。
間違った情報を長い間掲載してしまい、誠に申し訳ございませんでした。
お詫びして訂正いたします。

第6話 「潜水艦でダイビング!」
(原題:Crash Dive)

(スタッフ)
STORY : VINCENT DAVIS
STORYBOARD : MONTE YOUNG
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
手作りで潜水艦を作るチキン。「乗せて」といいはるカウを横目に、一人潜水艦に乗り込むのだった。そしていよいよ川へと出航!だがしかし…?
(解説)
今回は潜水艦のお話。と言っても、チキンの手作りの潜水艦なので、そう上手い事潜ったりするはずがありません。そんな奮闘振りが今日の見所でしょう。
「カウとチキンのハッピー食堂」
(原題:Happy Meat)

(スタッフ)
STORY : VICTOR ORTADO , BILL BURNETT
STORYBOARD : BARRIGTON BUNCE
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS,ROBERT ALVAREZ

(あらすじ)
学食の料理のまずさにうんざりしているチキン。しかしそのせいで、ランチ抜きの罰を受けることに。

そんなチキンの夢に、ひいおじいさんとひいおばあさんが出て来て、自分たちのハッピー食堂を継ぐようにと、チキンに伝えるのだった…。そしてカウとチキンのハッピー食堂が開店した!
(解説)
今回は、カウとチキンのハッピー食堂での奮闘振りが見物。果たしてこれで採算が取れるのか?と心配になってしまいます。またレッドガイの学食は、料理がこれ全部ケチャップ料理。チキンでなくとも、食べたくなくなってしまいますね。

さて今回登場したチキンのひいおじいさんとひいおばあさんですが、ひいおじいさんは人間ですが、ひいおばあさんはなんとニワトリ!チキンが人間から生まれてきたのも、どうやらここに理由がありそうですね。
ショート「一緒に遊びなさい」
「臭いは災いのもと」
(原題:The Power of Odor)

(スタッフ)
STORY :RICHARD PURSEL
STORYBOARD : GORDON CLARK
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS , ROBIN STEELE

(あらすじ)
町へと引っ越してきた、バブーンとブタ達。そのあまりに強烈なニオイに、町の人はすっかりやられてしまった。そこで我らがウィーゼルの登場!この悪臭をなんとか出来るのだろうか…?
(解説)
今回は珍しく、バブーンがウィーゼルを撃退するシーンなどがあります。そしてウィーゼルがやられたりもします。どうもバブーンは、あまりウィーゼルを意識してない方が強いのでは?

しかしさすがに街中でブタを飼われては、参ってしまいますよね。なにしろトンでもない悪臭なのですから!

第7話 「いじめっこを救え!」
(原題:School Bully)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS , GREG EMISON , BILL BURNETT
STORYBOARD : JOHN HOLMQUIST
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
チキン達のクラスメイトのブッチは、いつもチキン達をいじめているいじめっこ。だがしかしそこにジミーという、巨漢の子が現れブッチがいじめられるようになってしまった。

実はチキンとブッチは幼稚園の頃からの友達なので、さすがに見るに見かねてブッチを助ける事にしたのだが…。
(解説)
いじめっことは言え幼稚園からの幼なじみ…って所なのでしょうか。あるいはガキ大将のようなキャラクターなのでしょうか。どっちにしても、チキンは友達思いですね。

そんな感動的な話になるかと思いきや、この話のオチはとてもシュール。うーん、一体なんなんだ。
「タイムトリップしよう!」
(原題:Time Machine)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS
STORYBOARD : NORA JOHNSON
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
ゲームセンターにあったタイムローバー。カウとチキンが25セントを入れると、ローバーは動き出したのだったが、なんと本当にタイムスリップをしてしまった!

そしてまだ生命体がいない時代に来てしまった二人。そこにあったのは「原始スープ」と呼ばれる、全ての生命の源だったのだ。
(解説)
今回の二人はなんとタイムスリップ!…なのですが、原始の時代にもどういうわけかレッドガイが。考えてみれば、レッドガイは「悪魔」なのですから、どこにいても別に不思議では無いのでしょうかね?

ということで、今日の見所はレッドガイとの歴史が変わるか否かの攻防戦。果たして人類の歴史は守られるのか?
ショート「トランポリン」
「船上のピンポン大会」
(原題:Ping-Pong at Sea)

(スタッフ)
STORY :RICHARD PURSEL
STORYBOARD : CHARLIE BEAN
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS , ROBIN STEELE

(あらすじ)
空母の上でチャリティーピンポン大会が開催されることとなった。しかし選手の一人がケガで退場。代わりに入ったのが、我らがウィーゼルであった。

しかしそれを快く思わないバブーンは、自らも大会に出場。ウィーゼルとピンポンで一騎打ちを繰り広げるのであった。
(解説)
今回はウィーゼルとバブーンの直接対決!果たして軍配はどちらに上がるのでしょうか?そんなピンポン勝負が、今日の見所であります。

第8話 「歯並びはキレイに」
(原題:Orthodontic Police)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS , GREG EMISON , BILL BURNETT
STORYBOARD : JOHN HOLMQUIST
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
チキン達家族は、高速道路をドライブしていたのだが、そこへ「歯並び矯正ポリス」を名乗る男が現れた。彼はカウとチキンに歯並びの矯正をすると、いずこへともなく去っていった。

翌日カウとチキンが学校へ行くと、矯正の必要の無い先生までもが、ポリスによって矯正をさせられていた!これはなんとかしないといけないぞ!
(解説)
「歯の矯正」というネタも、カートゥーンでは良く見かけます。歯の矯正をしている子供というのは、ちょっと言い方は悪いんですけど「おバカ」というイメージがあるようですね。なのでネタにしやすいんでしょう。

今回は、レッドガイ扮する歯並び矯正ポリスの暴走っぷりが見所。
「メガネで大騒ぎ」
(原題:Cow with Four Eyes)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS
STORYBOARD : NORA JOHNSON
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
カウは最近メガネをかけるようになっていた。しかしそのおかげで、頭が良くなった?らしい。そこでチキンも天才になるために、メガネをするのだったが…。
(解説)
メガネをするだけで頭が良くなる、なんて事は当然あるわけ無いんですが、でも確かにメガネをかけていると、頭が良さそうに見られてしまうのもまた事実。そんなわけで、自分が天才になった?と思い込んでいるチキンが今日の見所。

しかしまさか学校の隣に、原子力発電所があろうとは…。
ショート「ジェットコースター」
「バブーンの特効薬」
(原題:Disease Fiesta)

(スタッフ)
STORY :RICHARD PURSEL
STORYBOARD : CHARLIE BEAN
ARTDIRECTOR : DEANE TAYLOR
DIRECTED : DAVID FEISS , ROBIN STEELE

(あらすじ)
病院で医者として働いている、ウィーゼルとバブーン。しかしウィーゼルは、次々と新しい病気を発見し、その治療方法を見つけているのに、バブーンは来る日も来る日もゾウリムシの観察を続けている。

そんな現状に嫌気がさしたバブーンは、ふとしたチャンスからウィーゼルの患者に自分が作った薬を使ってみた。するとなんとその患者が、ゾウリムシのように分裂を始めた!
(解説)
そもそもこの「カウ&チキン」という作品は、カートゥーンカートゥーンズ作品の中でも、かなりシュールで独特の話なのですが、今回は人間の頭から足が生えていたり、人間がゾウリムシになってしまったりと、特にシュールな話になっています。なので、そういうのが苦手な人にはちょっとつらいかもですね。

見所としては、自分の作った薬を散布しまくるバブーンでしょうか?いやはやはた迷惑な存在であります。