カウ&チキン全話ガイド11



第41話 「変なおまわりさん」
(原題:The Full Mounty)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS , MICHAEL RYAN
STORYBOARD : CAREY YOST
ANIMATION DIRECTOR : RON MYRICK
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
パパの職場見学にやってきたカウとチキン。しかしパパがいなくなった隙にお巡りさん(レッドガイ)がやって来て、カウとチキンはどういうわけか追われる事に。果たして二人は逃げ切れるのか?
(解説)
今回はまたもやレッドガイ活躍編。まずはレッドガイがお巡りさんとなって、二人を追い掛け回します。

今回はパパの職場見学という事ですが、どうやらパパは政府で働いており、しかもお金を見張っているだけ、という変な仕事をやっているようです。一体どういうパパなんでしょうかね…?
「変なガードマン」
(原題:Mall Cop)

(スタッフ)
STORY : NORA JOHNSON , STEVE MARMEL
STORYBOARD : NORA JOHNSON
ART DIRECTOR : ROBERT ALVAREZ
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
ショッピングモールにやってきたカウとチキン。買い物を終えて店から出ようとすると、非常警報が鳴り響いてしまった!早速やってきた、ガードマンのレッドガイ。カウとチキンは、またまた追われるハメになってしまったのだ。
(解説)
「変なシリーズ」その2です。今回はレッドガイがガードマンになっているのですが…小さな車に乗った彼は、とにかく狂った演技を見せ付けてくれます。そしてモールを舞台にした、二人との追いかけっこも、かなりの高レベルのギャグが展開します。まさに全編見所な一話だと言っていいでしょう。
ショート「レッドガイの思い出」
「役者はつらい」
(原題:I Am Cliched)

(スタッフ)
STORY : STEVE MARMEL , NORA JOHNSON
STORYBOARD : PAUL McEVOY
ANIMATION DIRECTOR : RUMEN PETKOV
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
役者としてアニメに出演しているウィーゼルとバブーン。彼ら二人は、今日も文字通り体を張って、アニメに出演しているのだ。
(解説)
今回は、ウィーゼルとバブーンが「役者」としてアニメーションに出演している、という設定です。こういう設定の話は、他のカートゥーンでも時々見かけますよね。やはりアメリカでは、アニメは舞台などの演劇に近いイメージを持っているのでしょうか?

今回の見所は、そんな二人が色んなアニメのギャグを体験するシーン。カナトコとはまた古典的ですね。

第42話 「オモチャの大冒険」
(原題:Cow's Toys)

(スタッフ)
WRITTEN BY : STEVE MARMEL , MICHAEL RYAN
STORYBOARD : DAVID FEISS
ANIMATION DIRECTOR : BILL REED
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
カウが大事にしているクラブス、パイルズ、そしてマヌアの三体の人形。カウがご飯を食べているその隙に三体が動き出して、旅に出た!行く先は、ホンコンの妖精さんの所。果たして三体は無事に妖精の所にたどり着けるのであろうか?
(解説)
今回はちょっとファンタジー?カウの持っている人形が動き出してしまうのですから。またこの三匹が、それぞれちゃんとした個性を持っている、ってのがいい所であります。

というわけで三匹の珍道中が今回の見所。果たして目的地にたどり着けるのでしょうか?
「アイスクリームマン」
(原題:I Scream Man)

(スタッフ)
STORY : GARY WILSON
STORYBOARD :DAVID FEISS
ART DIRECTOR : BRIAN HOGAN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
アイスクリーム屋を発見したカウとチキン。急いでアイスを買いに行くが、アイス屋さん(レッドガイ)は、何故か逃げ出してしまうのだった。
(解説)
今回は「ICECREAM」(アイスクリーム)と「I SCREAM」(私は叫ぶ)をひっかけた、いわばダジャレが元になったお話です。見所は、アイス屋さんのレッドガイでしょうか?相変わらずの狂った演技に、更に拍車がかかっております。

また植樹祭が近いという事で、豚がやたらとクローズアップされているのもポイント。日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでは植樹祭に豚を料理する風習があるのでしょうか?
ショート「健康な歯」
「バブーンはローマの剣闘士」
(原題:I Are Gladiator)

(スタッフ)
STORY : MAXWELL ATOMS
STORYBOARD :MAXWELL ATOMS
ANIMATION DIRECTOR : MICHAEL LONGDEN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
ローマ帝国の時代。ウィーゼルは人々に決闘を見せる、剣闘士をやっていた。しかし今日の相手が病気で出れなくなったため、代わりとしてバブーンを連れてくる。

そしていよいよウィーゼルとバブーンの決闘が始まった!
(解説)
今回はローマ帝国の時代が舞台です。剣闘士になったウィーゼルとバブーンが宿命の対決!なのですが、どうもいまいち緊張感が無いですねえ。

お互いの武器が、チョウザメとかソーセージとかなのが、実にカートゥーンらしいですよね。

第43話 「戦闘機に乗りたい!」
(原題:Cloud Nine)

(スタッフ)
STORY : SCOTT MORSE
STORYBOARD : SCOTT MORSE
ANIMATION DIRECTOR : BILL REED
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
パパと一緒に金物屋にやってきた、チキン達。チキンは店の前に置いてあった、戦闘機の乗り物に目を奪われる。それに乗るのが、チキンの憧れだったのだが、チキンの目の前でその戦闘機は回収されてしまった。
(解説)
今回登場の戦闘機とは、デパートの屋上とかスーパーなどに置いてある「アレ」ですよね。日本でも良く見かけます。しかしあれは、かなりの幼児向けであり、チキンくらいの年齢だともう乗らないと思うのですが、どうなのでしょうか?おそらくその辺りまで含めた、ギャグ話なのでしょうけれども。

見所は、チキンの戦闘機にかける執念。鬼気迫るものがあります。
「お隣はピエロさん」
(原題:Send in the Clowns)

(スタッフ)
STORY : FRED BELFORD , DAVID FEISS
STORYBOARD : CAREY YOST
ANIMATIONDIRECTOR : ROBERT ALVAREZ , RON MYRICK
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
お隣にピエロの一家が引っ越してきた。しかしパパはそれを良く思わず、カウ達にお隣と仲良くしてはいけない!と命令する。

しかしピエロ一家の息子、ピエロボーイとカウは恋に落ちてしまった…。
(解説)
カウの悲恋話?であります。しかしピエロの一家、というのもなかなかシュールな設定ですよね。見所は、やはりカウとピエロボーイの悲恋でしょうか?
ショート「カウの美の秘訣」
「ウィーゼルの独立戦争」
(原題:Revolutionary Weasel)

(スタッフ)
STORY :DAVID FEISS , MICHAEL RYAN
STORYBOARD : STEVE FONTI
ANIMATION DIRECTOR : RUMEN PETKOV
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
老人ウィーゼルと老人バブーン。ウィーゼルは孫達に、独立戦争時代に活躍した、自分達の先祖の事について語り始めるのだった。
(解説)
こうした歴史ネタも、カートゥーンでは良く見る題材であります。アメリカの歴史に詳しいと、もっと面白く見れるんでしょうけど、その辺りは文化の違いといいますか、しょうがない部分でもあります。特に独立戦争とかは、色々とネタにされることが多いので、興味がある人は、一度勉強しておくのもいいでしょう。

第44話 「引越し大騒動」
(原題:The Big Move)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS , MICHAEL RYAN
STORYBOARD : BOB CAMP
ANIMATIONDIRECTOR : BRIAN HOGAN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
チキン達は、突然引越しをすることとなった。大慌てで引越し準備をする二人だったが、生まれ育った家を出るのは、やはり寂しい。この家で過ごした色々を思い出してしまうのだった。
(解説)
今回の見所は、やはり二人の子供の頃の思い出でしょうか?もちろん今までのアニメには、そんなシーン全然出てこないんですが、まあそこも含めてのギャグなのでしょう。

そういえばチキンって、やっぱり生まれた時は卵だったんでしょうか?またヒヨコの時期ってあったんでしょうか?なんだか突然そんな事が気になってしまいました。
「カウのマジック毛布」
(原題:Cow's Magic Blanket)

(スタッフ)
STORY : DAVID FEISS , MICHAEL RYAN
STORYBOARD : MAXWELL ATOMS
ANIMATIONDIRECTOR : DAVE BRAIN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
カウが小さい頃から使っている大事な毛布。いまでもカウはその毛布を手放せない。

しかしチキンの不注意からその事が皆にばれてしまい、カウは皆からバカにされてしまう。そしてとうとう毛布を捨ててしまうのだったが、実はその毛布はスーパーカウになるための、大事な毛布だったのだ。
(解説)
カートゥーンに登場するキャラで、良く毛布を大事にしているキャラクターがいますが、そういうキャラクターは大体が「赤ちゃんみたいだ」という風にバカにされてしまいます。今回のカウもまさにそれ。

しかしカウの場合は、その毛布がスーパーカウのマントだった、という衝撃の事実が隠されていたわけです。というわけで、スーパーカウは久々に登場するのか?
ショート「ボーリング」
「私は幽霊」
(原題:I.R. Ghost)

(スタッフ)
STORY :DAVID FEISS , MICHAEL RYAN
STORYBOARD : LYNNE NAYLOR
ANIMATIONDIRECTOR : DAVE BRAIN
DIRECTED : DAVID FEISS

(あらすじ)
幽霊となったウィーゼルとバブーンは、ミス・トルラボトムズ(レッドガイ)に取り憑いて、驚かせないといけない。しかしこのトルラボトムズがなかなかに手強い相手で…。
(解説)
今回のウィーゼルとバブーンは、どういうわけか幽霊になって登場。レッドガイを驚かせようと奮闘するわけですが、考えてみればレッドガイは「悪魔」なわけですから、幽霊くらいでは驚かないのかも知れませんね。

今回もレッドガイの怪演が印象的な回であります。