「エピソード15」
(2002,11,1初放送)
(あらすじ)
(その1)
ジャックはどんな願いもかなえてくれるという「魔力の主」を探し、とある沼までたどり着いた。やっとの事でその「主」に出会えたが、願いをかなえるには、彼が出す問題に答えなければならないのだった…。
(その2)
ジャックは森の中で食事の準備をしていた。とそこへ強盗団に襲われたという一家4人が現われた。ジャックは哀れに思い、彼等に食事を薦めたが、実は彼等は金属を食べるため、ジャックの刀を狙っていたのだった!
(その3)
ジャックは一生に一度、どんな願いもかなえてくれる妖精の噂を耳にした。しかし時すでに遅く、その妖精は鬼に捕まってしまっていたのだった。果たしてジャックは妖精を助けだし、過去へと戻る事が出来るのだろうか…?
(解説)
今回はちょっと珍しい形式。3つのそれぞれ独立するエピソードからなるオムニバス形式になってます。なので知らずに見ると、ちょっと意味不明かも…?
まず(その1)の解説。え〜と、ここで出てくる問題って「パワーパフガールズ」の「カレとガールズのちえくらべ」に出てきたのと、まんま同じでは…?回答の方法も同じだし…。それくらい向こうではポピュラーな問題なんでしょうかねえ?そう言えばこの怪物もどことなく「カレ」に似ているような…。
(その2)について。ある意味、かなり残酷でショッキングな話ですよね。でも本来童話だのおとぎ話だののたぐいって、こういった残酷でショッキングな話が多いので、そういった意味では正統な「おとぎ話」なのかも…。
(その3)。これはまあジャックが早とちりが悪いのか、妖精がちゃんと説明しないのがいけないのか、果たして悪いのはどっちなんでしょうかね(笑)?ラストはディズニーの「アラジン」を彷彿とさせる所があります。
今回のエピソード全てに共通するのは、やはり「ジャックの人の良さ」でしょうか?「人の良さ」ゆえに事件に巻き込まれ、「人の良さ」ゆえにピンチに陥ってしまう。でもそんな「人の良さ」がジャックの最大の魅力なんですけどもね。 |