第7話 | 「ママの逆襲」 (原題:Grim Vs. Mom) (初放送 2003.8.8) (あらすじ) ビリーのママが元気になって帰ってきた!だがしかし今ではグリムはすっかり家族の一員。ママにもグリムを紹介するのだったが、やはりママはグリムに対し敵対心を持っている様子。 そしてとうとうママとグリムの戦いが始まった・・・! (解説) 第一話にてグリムの姿を見て、すっかり精神の安定を崩したママですが、ここに見事復帰いたしました!だがしかしすでにグリムは家族として認められている。そんなママとグリムのやり取りが今回の見ものでしょうね。 そしてキッチンでのバトル!果たして勝敗はどちらの手に・・・? |
「コンカルネの顔」 (原題:Bring me the face of Hector Con Carne) (あらすじ) コンカルネの顔が北極にある事が判明!早速ジェット機の準備をし、顔を探しに行くコンカルネ達。そう、七年前のあの事件が無ければ、顔なんか失わなくって済んだのだ・・・。 (解説) 今回は「イビル編」では結構重要な話。ヘクターの過去、コッドコマンドーとの因縁、体を失った事件、そしてガストリーとの出会いなどなどが描かれます。通常こうしたカートゥーンとかでは「過去の因縁」なんて設定は「後付け」が多く、えてして矛盾していたり、本編で語られるといった事はあまりありません。でもその辺りを描いてしまうあたりが、この作品の従来とのカートゥーンとは違った部分なのでしょうね。 特に見所は過去のヘクターでしょうか?意外とたくましい体つきだったのがわかります。この分では顔も相当のハンサムだったのでは?なにしろガストリーが一目惚れをしていますからね。 |
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「僕を食べないで!」 (原題:Tastes like Chicken) (あらすじ) ママとパパがどこにもいない。家を探しまくるビリー。やっとの事でグリムには会えたのだが、やはりパパママ、そして友達はどこにもいない。 そこへマンディがやって来る。そしてビリーを食事に招待すると、大きなゲップをして去っていくのであった。 これを見たビリーは、マンディが皆を食べてしまったのでは?と思い込む。果たして消えた人々は本当にマンディに食べられてしまったのだろうか・・・? (解説) ・・・まあ途中でオチがわかるんだけど、それでも面白いのはカートゥーンならでは。しかし「マンディに食べられてしまった」という辺り、実にブラックですな。おそらく地上波では放送できない話でしょう(笑)。 そんなわけでビリーの思い込みっぷりを存分に楽しみましょう。それにしてもアーウィンはどこに・・・(笑)?? |
第8話 | 「グリムはグレゴリー?」 (原題:Grim or Greg) (初放送 2003.8.15) (あらすじ) 今日は楽しいハロウィン。ビリーとマンディはグリムを従え、お菓子をもらいに行く。 ところがそこでグリムが死神の仮装をした少年グレゴリーと間違われてしまい、彼の家に連れていかれてしまう。 グレゴリーのママは、グリムに愛情たっぷりに接する。その愛情に触れたグリムは・・・? (解説) カートゥーンを見ている限り、必ず一度は遭遇する「ハロウィン」ネタ。最近は日本でもデパートなどが売り上げアップに利用しているようですが、それでもまだまだ身近な存在とは言えません。そもそも「ハロウィン」って何?と思われる方、こちらを参照してください。 かくして今回の見所は、人の世の愛に触れてしまったグリムでしょうか?いつもはビリーとマンディに脅かされるわ、おちょくられるわ、もてあそばれるわとロクな待遇を受けていないグリムだけあって、やはりこれは彼の心に響く物があったのでしょう。 ただそうすんなりと終わらないのが、カートゥーンなのですが・・・(笑)。 |
「宿敵!エストロイ」 (原題:Search & Estroy) (あらすじ) ヘクターの基地の隣にあるスカルアイランド。そこにはヘクターの宿敵エストロイが住んでいた。そのエストロイがヘクター達をディナーに招待した。 ヘクターはすんなり招待されるフリをし、スカールに命じてエストロイの計画を盗み出そうと企んでいた。一方のエストロイも何やら企んでいる様子。どうやらエストロイのお目当てはガストリーの様である・・・。 (解説) ヘクターの宿敵、エストロイの登場であります。彼は顔面が鉄で覆われていて、やはりヘクター同様の何かしらの過去があるのでは?と思わせられます。しかもヘクターとは犬猿の仲のようですから、再登場もきっとあるでしょう。 今回の見所は、もちろんエストロイとヘクターの関係でもあるのですが、スカール将軍のやられっぷりでは無いでしょうか?串刺し、つぶされ、輪切り・・・もう良く生きてますな(笑)。 それからラストの「ポケデジ戦車」なんですが、その名前といいデザインといい、どうも「何か」の影響を受けているとしか思えません(笑)。 (2003.8.30追記) |
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「友達になって!」 (原題:Something Stupid This Way Comes) (あらすじ) ある日、突然地面から遊園地が出現した!それはかつてビリーとマンディを攫ったナーゴルの仕業であった。 ナーゴルはどうしても友達が欲しく、このような真似をしたのだ。それを聞いて同情するビリー。ビリーはナーゴルに「友達の作り方」を伝授するのであったが・・・。 (解説) ナーゴル再登場であります。まあ地底にずっと一人で住んでいる彼の「友達が欲しい」という気持ちは分からないでもありませんが・・・。 今回の見所は、やはりビリー語る「友達を作る五つの方法」でしょうね。言っている事は正しいのですが・・・ただ実行の仕方が間違っていると言わざるを得ません。 ところでこの「友達を作る五つの方法」、英語テロップが出るので分かるんですが、本来は「友達を作る五つの"C"」と云った感じですね。なので「CLEANINESS(清潔さ)」「CONSIDERATION(思いやり)」「COMPLIMENTS(褒め言葉)」「CONVERSATION(会話をする)」「SHARING(共有する)」となっていて、最後だけ頭が「S」じゃん!ってギャグなんですね(笑)。 個人的には「CONVERSATION(会話をする)」での会話がいいですね。あの話題は嫌だって(笑)。 そしてこのオチ、落ちてないというか、落ちているというのか・・・? |