ビリー&マンディ全話ガイド9



第33話 「ミイラの呪い」
(原題:That's My Mummy)

(初放送 2006.6.19)

(あらすじ)
ある日ビリーは、アーウィンのママを見た事が無いのに気付く。それをアーウィンに聞くと、なんだか妙に慌てている様子。そしてトイレへ入ったビリーの前にミイラが!まさかアーウィンのママはミイラ?

更にアーウィンのパパに脅かされ、自分にミイラの呪いがかかってしまったと信じるビリー。こうなったらアーウィンのママの正体を暴くしか無い!
(解説)
そういえばアーウィンのママって、今まで出てこなかったっけ?どうだっけ?記憶には無いから、出てきてないのか。そうか。

ところでそのママですけど、英語ではもちろん「Mommy」。ミイラは英語では「Mummy」。つまり「マミー」と「マミー」。本来この話は、そういうダジャレから来てるんでしょうね。だからビリーがマンディに、「アーウィンのママはミイラだ!」というシーンは、「アーウィンのマミーはマミーだ!」となるわけで。これなら五月蝿さも10倍増しくらいになるわけでして。でもそれが解らなくても、話の筋には特に影響無いんですよね。いや翻訳って大変だ。

見所はアーウィンのママの秘密を探るビリー。しかしそのシャンプーは犬の…。
「人形大作戦」
(原題:Toys Will Be Toys)

(あらすじ)
お気に入りのダイノボノイドの人形で遊んでいるビリーだったが、マンディに「子供っぽい」とバカにされ、泣く泣く人形を捨てる事に。

しかしどうしても別れられないビリーは、グリムの魔法で小さくなり、更に命を与えられた人形達と最後の時を一緒に遊ぶ事に…。
(解説)
久々登場のダイノボノイド。ビリーお気に入りのオモチャ達です。しかしいつかは大事なオモチャとの別れが来てしまうわけで。今回はそんな少年時代に対しての郷愁を誘う一編です…なわけ無いか。

見所は、小さくなったビリーを亡き者にしようとするマンディか。どうやらチャンスを狙っていた?そしてジュラシッククリープス達の愚痴を聞いてやるグリムもいい味出してます。意外と苦労人なんだよなあ、グリムって。

第34話 「秘密のクラブ」
(原題:The Secret Snake Club)

(初放送 2006.6.20)

(あらすじ)
今日はクラブ勧誘デー。ビリーもアーウィンも、様々なクラブを見て回っている。マンディは「秘密のクラブ」というクラブを発見。入って見る事にした。

そのクラブの正式名称は「秘密の蛇クラブ」。かつて地上にいたと言われる大蛇、オタクの味方シュニスガーを崇拝するクラブであった。そして彼らの目的は、現代にそのシュニスガーを甦らせる事!

しかしその為には、あとどうしても地下世界の力が必要であった。そこでマンディは、グリムに手伝わせるのだったが…。
(解説)
ちょっと珍しい、30分エピソード。ただ部分部分は面白いんですけど、全体として見ると、ちょっと間延びしてるかも。

というわけで今回登場する「秘密のクラブ」の三人は、いわゆる「オタク」。そんな彼らの、しょーもないやり取りに、さすがのマンディも呆れ気味。でもこの三人、あろうことかマンディに対してとんでもない事を!いやはや、恐れ知らずですなあ…。

ところで今回ビリーは、どういうわけかCIAに入って大活躍。本編と並行して繰り広げられる、ビリーの大活躍もちょっとした見所です。

ところで、本編に登場したシュニスガーのWEBサイト、実は本当に存在したりします(笑)。無駄に凝ってるなあ。

第35話 「謎のピッチャー」
(原題:The Bad News Ghouls)

(初放送 2006.6.21)

(あらすじ)
ビリー達の野球チームが、ミンディのチームと対戦する事になった。しかし当然の事ながらボロ負け。見るに見かねたグリムは、チームのコーチを買って出る。

しかしこのままではミンディ達に勝てない!そこでグリムは、マンディをチームに入れる事に。しかし女の子を入れる事については、ビリーが猛反対。そこでグリムは、マンディを男の子に変装させて、チームの一員にするのだった。
(解説)
…その変装なんですけど、ただマンディに帽子をかぶせただけ。それでもビリーは気付かない。さすがビリー、さすがカートゥーン(笑)。

というわけで、今回は珍しく野球ネタ。…というより、これはもしかして「フィールド・オブ・ドリームス」なのかな?不自然にトウモコロコシ畑があったし。とにかくグリムの面倒見の良さに泣けます。本当、人のいいおじちゃんなんだよなあ、グリムって。
「未来の館」
(原題:The House of No Tomorrow)

(あらすじ)
「知恵ネコ」の遊園地に遊びに来た一行。しかしどのアトラクションも混雑しており、並ばないといけないのだ。

ふと見ると、閉鎖されている「未来の館」というアトラクションが。早速そこへ入ってみると、中にはたくさんのロボット達がいたのだった。
(解説)
今回出てきたような、いわゆる「未来博」ネタも、カートゥーンでは結構見るような。あちらでは、意外と良くある出し物なのでしょーか?

とにもかくにも、ロボットネタはオカルト満載のビリマンでは、ちょっと珍しいネタですかね。もっとはじけても良かったような気はしますが。

第36話 「鼻の魔法使い」
(原題:Wild Parts)

(初放送 2006.6.22)

(あらすじ)
町中の人々が鼻づまりを起こす、という奇怪な事件が発生。この裏には何かある、と睨んだマンディは、ビリーの鼻を見張ることに。

夜もふけてくると、なんとビリーの鼻が動きだした!それはビリーだけでは無く、町中の人々にまで及んでいた。それは鼻の魔法使いネイザルマンサーの仕業だった!
(解説)
とにかくシュール。鼻が勝手に動き出すだけでもシュールなのに、鼻の大行進、そして鼻の魔法使い、鼻を使って空を飛ぶ一堂、などなど。まさにビリマンの真骨頂か。とにかくそのシュールさが見所なのであります。

そしてマンディに鼻が無い、という事が明らかに。あれは描いてないんじゃなくって、無かったのか…。
「ビリーは天才!?」
(原題:The Problem with Billy)

(あらすじ)
今日も今日とて、せっかくのタキシードを泥だらけにしてしまうビリー。さすがのグリムも、いい加減あきれ果ててしまった。

だがそこへやってきたビリーの父、ハロルドが言うには、実はビリーは大天才なのだと。そしてハロルドの口から語られる、幼き日のビリーの秘密とは…?
(解説)
そんなわけで、今回は赤ん坊時代のビリーやマンディが見られます。うーん、可愛いんだか可愛くないんだか(笑)。天才…というよりも、ただの「親バカ」なのは気のせいでしょーか?いやでも子を持つ親なんて、そんなもんなんだろうなあ。

そして皆も一緒に叫びましょう!タキシードマ〜ン!!