ビリー&マンディ全話ガイド10



第37話 「大好きクマちゃん」
(原題:Happy Huggy Stuffy Bears)

(初放送 2006.6.23)

(あらすじ)
ビリー達がテレビを見ていると、ショッピングモールでオモチャがタダで配られるというニュースが流れてくる。それを聞いて、早速モールへ急ぐビリー。そして後をついていくグリムとマンディ。

そこでマンディは、「だっこしてハッピームカツキベア」の会社の人から、CMに出ないか?と誘われる。お金目当てでCMに出るのだったが、支払いは結局クマのぬいぐるみ。

怒ったマンディは、ぬいぐるみを町中にバラまくのだったが、そのぬいぐるみを手にした人々の様子がおかしくなっていった…!
(解説)
またもやエリス登場であります。なんか、やる事が段々手の込んだ事になってきましたなあ。しかし前歯が欠けているのが、どーにも気になったり。

クマのぬいぐるみは、なんかどこかで見たようなデザインだったり。元ネタはあるんでしょうか?ぬいぐるみに洗脳させられた子供たちは、かなりヤバいんですが、更に輪をかけてぬいぐるみの首を嬉々として狩るグリムは、もっとヤバいです。
「昔の恋人」
(原題:The Secret Decoder Ring)

(あらすじ)
シリアルの中に隠された「謎解きリング」を探すため、シリアルを食べまくるビリー。やっとの思いで、リングを発見した!

そのリングの中から、不思議なメッセージが聞こえてきた。どうやら「ほころび山」に行けば、宇宙の秘密が解るらしい。ところがリングを見つけたのはビリーだけでは無く、町中の子供たちもだった!

その頃グリムは、メッセージの主にちょっとした引っ掛かりを感じていた…。
(解説)
アーウィンはじめ、スパーグにミンディと、子供たちがいっぱい登場する話。そしてグリムの高校時代(?)も垣間見えたりします。果たして宇宙の秘密とは…?そして声の主の正体は?

ただ気になるのは、日本語タイトルで重要なポイントをばらしてしまっている点。別に英語版に準拠して「謎解きリングの秘密」とかでも良かったんじゃないか?と思うんだけど、どうなんでしょうか?まあ確かに解ってしまっても、どうという事は無いのですけれどもね。

第38話 「9つの願い」
(原題:Wishbones)

(初放送 2006.6.24)

(あらすじ)
グリムの服の中から出てきた髑髏、スロマンデュラー。それはどんな願いでも叶えてくれる、という優れもの。だがしかし願いを叶えると、強烈なしっぺ返しが来るのだ…。

かくしてビリーやアーウィン達は、それぞれにスロマンデュラーに願いをかなえてもらうのだが…?
(解説)
今回も30分エピソード。「もしも一つだけ願いがかなえられたら?」という質問に対して、それぞれのキャラクターがどう答えていくのかが見所。懐かしのスカールやジュニアまで登場します。特にビリーの願いは「JQ」のパロディ。そういえば以前も「JQ」のパロディをやっていたような気がしますね。

…さて、そのスカールとジュニアなのですが、なんか突然出てきたような気がしませんか?特にスカールは「イビル編」のキャラクターだったのに、なんでグリムの方へ?と疑問に思われた方もいるかも知れません。実はこれにはちょっとした理由があります。詳細はこちらのページを参照していただければ解るのですが、要するに、現段階ではまだ日本で未放送のエピソードがいくつかありまして、その中でスカールもジュニアも登場してきているわけです。そちらが先に放送されていれば、違和感は無かったのですけれどもね。

第39話 「最高のペット」
(原題:Dream Mutt)

(初放送 2006.6.25)

(あらすじ)
ペットショップの前にいた四匹の犬。ビリーはその犬達をペットにしたい!とダダをこねる。しかし四匹はさすがに無理なので、グリムの魔法で一匹にする事に。

こうして生まれた大きな犬、ウィギー・ジギー・ジェイド。ビリーを彼は早速親友になるのだが、当然のごとく、二人の関係はすぐに崩壊する事になるのだった…。
(解説)
はて、ビリーの家にはミルクシェイクというネコがいたような…。まあいいか。で今回登場したウィギー・ジギー・ジェイドは、デザインとかセリフが昔のハンナ・バーベラのカートゥーンを彷彿とさせる物になっています。歩き方とか、喋ると何故か笑い声が聞こえたりとか(笑)。そんなウィギーとビリーの友情?が今日の見所。

ところで今回は、何かの番組のような形式になってますね。もしかしたら元ネタがあるのかも知れませんね。
「ダサいペット」
(原題:Scythe for Sale)

(あらすじ)
テレビCMで流れていたペット「シークリッター」。それが欲しくなるも、お金が足りないビリーは、家中のガラクタをかき集めて、ガラクタセールをしてお金を稼ぐ事にした。

ところがそのガラクタの中に、グリムの鎌が混じっていた!そしてその鎌を、間違ってアーウィンが手に入れてしまう。すっかり暴走したアーウィンは、マンディのハートを魔法で射止めてしまう!危うしマンディ…!
(解説)
最近マンディへのセクハラが、かなり露骨になってきていたアーウィンですが、とうとうその野望が叶う時が来てしまった!のです。これはかなり危険な状態。さすがのマンディもいよいよ…?

しかし前々から思っていたんですけど、グリムの鎌って持てば普通の人でも魔法が使えるんですね。なんかかなーり危ないような気もするんですが。まあだからこそ死神なのかも知れないけれど。

第40話 「アヒルにご用心」
(原題:Duck!)

(初放送 2007.3.2)

(あらすじ)
グリムが「いい夢」を見た。だがしかしグリムが「いい夢」を見ると、異界から悪夢の怪物が現れるのだ。

そうして現れた悪夢の怪物=アヒルは、人々に取り付き不幸をばらまくのだった…。
(解説)
…その「不幸」が、ただオナラの真似をして迷惑がらせる、ってだけなのが実にくだらないエピソードです。でもある意味、実にカートゥーンらしいですね。

さて今回は、特別ゲストとしまして懐かしのコンカルネさんが登場。声もバッチリ同じ人であります。
「吸血チュパカブラ」
(原題:Aren't You Chupacabra To See Me?)

(あらすじ)
地下世界のレンタルビデオショップで借りてきたチュパカブラのビデオ。なんとそこから本物のチュパカブラが出現した!

しかしビリーは、そのチュパカブラをデイジーと名づけ、ペットとしてとても可愛がるのであった…。
(解説)
チュパカブラってのは、そういえば「デクスターズラボ」にも出てきましたけど、こんなヤツ。南米にいるといわれている、吸血モンスターです(本当にいるかどうかは、とりあえず棚上げ)。そしてそんなのをペットとして飼おうとするビリーも、さすがというかなんというか…。

とにかくペットを可愛がるビリーと、ただ血を吸いたいだけのチュパカブラの友情?が今日の見物ですね。