ピンキー&ブレイン全話ガイド7



第25話 「迷プレーヤー・ブレイン」
(原題:Hoop Schemes)

(あらすじ)
ブレインが世界征服のためにストリートパフォーマーをやっている時に出会ったジェリー・ヘッド。彼は優秀なバスケットボールのプレイヤーだった。そんな彼の人気を見て、ブレインは自分もバスケットの優秀な選手となり、人々の人気を獲得、そして人類の支配者になろうと計画するのだった。

ブレインは旧友のボビー・ナットを監督にし、バスケットボールチームを編成。自らも発明したバスケットシューズとロボットアームで試合に出場するのだった。

早速NBAに出場するブレイン達の「身のほどしらーズ」。これがブレインの大活躍で破竹の連勝!人気は一気にうなぎ上りだ!

これでいよいよ優勝かと思えたのだったが、ブレインはいつしか思い上がり、自分の手だけで優勝出来ると豪語するのだった・・・。


(解説)
今回の話はバスケットボールがテーマ。残念ながら自分はバスケットボールには詳しくないのですが、おそらくアメリカのNBAに詳しい人が見れば爆笑物のエピソードなのでしょう。きっと実在の人物をモデルにしたキャラクターがわんさと出ているんでしょうなあ(笑)。

実在の人物と言えば、ブレインのチームメンバーもどうも全員実在っぽい?でもこちらも詳しくないので解説出来ないのが、非常に残念です(笑)。個性的なメンバーが揃っているだけにねえ・・・。

そういった所以外の見所と言えば、やはり人気が出てしまって思い上がったブレインでしょうか?まあ誰だってちやほやされれば思い上がる物ですが、それでせっかくの世界征服のチャンスを逃してしまったわけですから・・・自業自得としか言いようがありません。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
バスケットボールが人気がある事に目を付けたブレイン。ピンキーに同意を求めるのですが・・・
「同じだと思うよ。でも映画監督じゃ駄目。」
(明日は何があるんだっけ?)
もしかして世界征服?と聞くピンキーに
「いや、あいつをこのラボから追い出すんだ!」
そこにはブレイン達のチームメイトが・・・。でも元ネタは誰なんだろ〜(笑)??

第26話 「夢を救え!」
(原題:This Old Mouse)

(あらすじ)
ブレインの発明したバーチャルリアリティゴーグル。これを使えば、未来の様子も見る事が出来る。そこでブレインは自分達が世界を征服した後の映像を録画して、人間達に見せつけようと企む。しかしブレイン達が見た物は、老ネズミになってもまだ世界征服を目指している、哀れな自分達の姿であった。

自分がどんなに頑張っても世界を征服できないと知ったブレインはすっかり落ち込んでしまう。そしてとうとう世界征服をあきらめ、スキーのインストラクターとして働く事に。ブレインはピンキーをラボに残し、スキー場へと行ってしまったのだ。

そんなある時、寂しさのあまり再びゴーグルを使うピンキー。しかしそこでピンキーはブレインが雪崩れに巻き込まれ死んでしまう未来を見てしまう。慌てたピンキーはブレインを救出に向かうのだった・・・。


(解説)
自分の未来を見てしまうのは、果たして幸せな事なのでしょうか?自分の思い描いていた、幸せな未来が見れればいいのだけれど、そうでないと・・・今回のブレインにように、人生に何の希望も見出せなくなってしまうでしょう。というわけで、今回はすっかり落ち込んでしまったブレインが見所。果たしてブレインは立ち直る事が出来るのでしょうか?その鍵は親友のピンキーが握っているようですが・・・?

ところで今回の話の冒頭はいつもとちょっと違って、主題歌の前に「エミー賞を受賞した」という話題が入ります。エミー賞ってのは、こちらを参照していただければわかるんですが、確か「ピンブレ」も受賞していたはずですね。なので今回はおそらくそれを受けて制作されたものなんでしょうね。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
ピンキーのおかげで、一命をとりとめるブレイン。そこでピンキーに同意を求めるのですが・・・
「同じだと思うよ。でも雪でスノーモービル作っても、夏には溶けちゃうよ。」
(明日は何があるんだっけ?)
「夜が明ければ明日は今日だ。イモをやっつけるのだ!」
何故に「イモ」?それは本編をご覧あれ・・・。

第27話 「ピンキー&ブレイン・・・&ラリー」
(原題:Pinky & The Brain And... Larry)

(あらすじ)
今日もまた世界征服の計画を企むブレイン。さあ計画実行だ!行くぞピンキー!・・・とラリー。
(解説)
今回の見所はもう、なんと言っても三匹目の仲間「ラリー」でしょう。果たしてこいつは何者?しかもオープニングにまで登場しているというご丁寧さ。しかも日本ではいわゆる第2シーズンがこの話からスタートしたので、最初この話を見た時には、本当にこの「ラリー」がレギュラー入りするのか?と心配してしまいました(笑)。

そんなラリーくんが今日の最大の見所でしょう。

・・・さて実はどうやら今回登場の「ラリー」には元ネタがあるらしい?との情報をゲットしました。それがこの「3ばか大将」。さらにこちらの画像だともっと良くわかると思うんですが、向かって一番右の人物が「ラリー」。なるほど、そういえば髪型が似ていますね。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ・・・ラリー、じゃなくってブレイン。でもどうやって白雪姫のすね毛を剃るの?」
(明日は何があるんだっけ?)
「夜が明ければ明日は今日だ。世界征服を目指すのだ!ラリー抜きで!」
「復活!?ネズミジカ」
(原題:Where The Deer And The Mousealopes Play)

(あらすじ)
今日の作戦は巨大な3Dアートを作り、それで人間達を混乱に陥れようという物。だがしかしこの作戦を実行するには、広大な土地と大量の鉄骨が必要なのだ。

そこで二匹はそれにふさわしいペンシルベニア州ピッツバーグを手に入れようと企む。そこで利用するのが、かつて人間によって絶滅させられて幻の動物ネズミジカ!

二匹はネズミジカのフリをし、デルモンテ議員に接触。ネズミジカ保護法案を成立させるとその法律を盾にして、ピッツバーグから人間を追い出した!


(解説)
古くからモアやドードー、また寸前という意味ではトキを例に出すまでもなく、人間のせいで絶滅してしまった動物達は数多くいるものです。でも「ネズミジカ」という動物がいたのでしょうか?ちょっと調べてみた所・・・このページに載っているように「ジャワマメジカ」の事を「ネズミジカ」と言うようですね。でもこちらは「シカ」でして、むしろ「角が無いシカ」です。今回出てきた「ネズミジカ」は「角のあるネズミ」といったイメージですから、こちらのとは別と考えた方がいいでしょう。

実は今回のネズミジカは、むしろこのページにある写真の方が近いんでは無いかと思います。ちなみにコイツはヴォルパーディンガーと申しまして、要するに剥製に角をつけてお土産や名物として扱っている、要するに「ネタ」ですわ。今回のブレインも絵葉書を持ち出していますからね。

そういうわけで今回は「ネズミジカ」扮するブレイン達、そして政治家のデルモンテ議員の政治的策略が最大の見所でしょう。


(明日は何があるんだっけ?)
「マリブ旅行の準備をしろ。」
「マリブから世界征服をするの?」
「遊びに来いと言っていただろう?マーティン・シーンに会いに行くんだ!」
この人ね(笑)

第28話 「隣のフェルドマン」
(原題:My Feldmans, My Friends)

(あらすじ)
ブレインの今日の計画。巨大な電波塔を立て、そこからラジオ放送を流す。そうすると全世界のラジオはその放送しか受信しなくなるので、その混乱の隙を狙うという物。

だがしかし塔のてっぺんに付けるゴムキャップがセットに入っていなかったため追加注文。このキャップが無いと、塔が巨大な避雷針となってしまい、もし雷を受けてしまったら、地球を丸焼けにしてしまうのだ!

そうこうしていると荷物が届いたのだったが、留守と思い込んだ配達人の手により荷物は隣の家に預けられる事に。しかも運悪く雷雲が発生。このままでは地球が危ない!そこで二匹は「フェルドマン」を名乗り、隣の家の住人「サルタナ」に接触するのだったが・・・。


(解説)
今回の見所はなんと言っても、「フェルドマン」を名乗るブレインとピンキーでしょうか?二匹の変装ネタは多いのですが、いや今回は特に傑作!なんとか荷物を手に入れようとする二匹の奮闘振りを楽しみましょう。

ところで・・・実は第26話でもブレインは「フェルドマン」を名乗り、この隣の家の住人と接触しているんですよね。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でもパエリアにスパイスガールズを入れるのは嫌だな〜。」
(明日は何があるんだっけ?)
「世界征服を目指すのだ!」