ピンキー&ブレイン全話ガイド8



第29話 「恋におぼれて」
(原題:Brain Noir)

(あらすじ)
1946年のロサンゼルス、今ここでブレインは世界征服の計画を企んでいた。ブレインが発明したマシン、ペドラマチックを使い、人間達の帽子をきつくして混乱させようと言う物。

ところがそこへかつてブレインが愛したビリーがやって来た。だがしかしビリーま今ではスノーボールの物なのだ。「助けてほしい」というビリーの頼みを冷たく突き放すブレイン。

ところがビリーが攫われてしまった!犯人はスノーボール!ブレインはビリーを救出に行くのだったが、実はこれこそ罠であった。スノーボールはこの隙にブレインのペドラマチックの設計図を盗んでいたのだった!!


(解説)
今回のタイトル「恋におぼれて」はこちらから持ってきていると思われます。ただ内容に関しては、どうも他に元ネタがあるんでは無いか?と思っています。てなわけで情報募集中。

さて今回の見所ですが、まずはひさびさのスノーボール登場でしょう。やはりブレインのライバルには彼こそふさわしい。それからヒロインのビリーですが、実は第4話に登場しているって気付かれました?「ブレインの恋」にて、ブレインが恋したネズミが彼女ビリーです。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でもエンゲージリングはダイヤの方がいいんじゃない?」
(明日は何があるんだっけ?)
「夜が明ければ明日は今日だ!世界征服を目指すんだ!」
「・・・オレに勝てたらな。」
ん?オレって誰(笑)?

第30話 「歴史に学べ!」
(原題:A Meticulous Analysis Of History)

(あらすじ)
ブレインは歴史を学んでいた。過去の征服者の失敗を参考に、自らの世界征服をより完璧にしようとしているのだ。そしてブレインはピンキーに歴史の大切さを歌って教え始める・・・。
(解説)
というわけで、またもや全編ミュージカルであります。今回は歴史上の征服者達がモチーフ。いかにもブレインらしいですね。

ただ「歌」という観点から見ると、かの名作「脳みその歌」と比べてどうしても引けを取ってしまうのも事実。まあとにかく今回は歌うピンキーとブレインを楽しみましょう。

しかしブレイン役の緒方賢一さんは、歌が苦手らしいのでさぞ大変だったのでは?と思います。


(明日は何があるんだっけ?)
「世界征服を目指すんだ!♪歴史の知識生かして〜♪」
「ハクションパウダー計画」
(原題:Funny, You Don't Look Rhennish)

(あらすじ)
今度の世界征服計画。人間達に一斉にクシャミをさせ、その隙に世界を征服しようと云う物。そしてクシャミを起こさせるためには、サイナサイト鉱石という物が必要だ。

そこで二匹はサイナサイト鉱石を発掘しに、ミネソタ州へと向かう。だがミネソタの人間は保守的で頑固で昔ながらの生活を未だに営んでいる。ピンキーとブレインも、そんな彼らの規則正しくハードな生活リズムに付き合わされてしまい、とても鉱石を発掘するどころでは無くなってしまうのであった・・・。


(解説)
今回登場した「昔ながらの生活をいまだに続けている保守的な人々」は、「デクスターズラボ」や「ジョニー・ブラボー」でもネタにされていますが、おそらく「アーミッシュ」が元ネタでしょう。アーミッシュとは電気、ガス、自動車など現代文明を使わずに暮らしているキリスト教の一派の事です。「アーミッシュ」については、こちらあるいはこちらを参照してください。

まあとにかくそんな彼らの規則正しい生活が今回最大の見所。そんなにいっぱい納屋を作ってどうするっちゅーねん(笑)!!


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。だけどどんなジェットコースターがあるの?」
(明日は何があるんだっけ?)
「夜が明ければ明日は今日だ!世界征服を目指すんだ!」

第31話 「タップダンスで世界征服」
(原題:Mice Don't Dance)

(あらすじ)
1939年ニューヨーク、ブレインは音楽が人の心を惑わす効果を利用して、世界征服をしようと企んでた。具体的にはタップダンスのリズムの中に、ブレインを崇めるようなメッセージを込める、という物だ。

そしてニューヨーク万博の開催日、ブレインは自分がパレードでタップダンスを踊るよう仕向ける。人々も釣られて踊りだすのだった・・・!


(解説)
やはり今回の見所はタップダンスでしょうか?ブレインのタップダンスを楽しみましょう。しかし最近歌が多いなあ・・・(笑)。
(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。だけど一晩中ガムを噛んでたら味が無くなっちゃう。」
(明日は何があるんだっけ?)
「次のニューヨーク万博に備えて準備するぞ!1964年だ!」
「言わなくても分かるだろう?世界征服を目指すんだ!」
「求ム!世界征服作戦」
(原題:Brain Drained)

(あらすじ)
毎日毎日世界征服作戦を立ててきたブレイン。だがしかしとうとう恐れていた事が起きてしまった。そう作戦をやり尽くしてしまったのだ!

そこでブレインは脚本家達を集め、世界征服作戦を代わりに考えさせるのだったが・・・。


(解説)
今回の見所はやはり脚本家達が考える世界征服作戦の「くだらなさ」でしょうか(笑)?いやあ、しょうもないのばかり!・・・というか、多分「ピンキー&ブレイン」の制作会議ってこんな状況なんでしょうね、きっと。だとすると、今回出演した脚本家の中に実在の脚本家をモデルにした人もいるかもしれないですね。
(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でもこんな大きなマウスフード見た事ない。」
(明日は何があるんだっけ?)
「キノコのお家に戻って明日の準備をするよ。」
「その前に近所の薬局に寄って強力入れ歯安定剤を買うとしよう。体を大統領専用機に貼り付けるぞ!」
「で世界征服するの?」
「いや、なんとなくバカな事をやりたいだけだ。ナーフ」

第32話 「パターを奪え!」
(原題:Brain's Bogie)

(あらすじ)
ブレインの今日の世界征服計画は実に単純。地球の「ブレインのもの」と書いてしまうのだ。そうすれば誰がなんと言おうと、世界はブレインの物。完璧な計画だ!

だがそれには地面に傷をつける事が出来る固い物質が必要だ。それに相応しいのはチタニウム超合金!

チコ・ゴンザレスというゴルファーがチタニウム超合金製のパターを持っていると知ったピンキーとブレインは、そのパターを狙ってチコが参加するゴルフ大会に潜入するのだった・・・。


(解説)
一応「チコ・ゴンザレス」ってゴルファーを調べてみたんですけど、ちょっとわかりませんでした。逆に「シェール」という女優はこれだけの情報では特定できずに、やはり調べられませんでした。てなわけで情報求む。

そんなわけで、本来ゴルフは世界征服のためにパターを手に入れるための手段にすぎなかったのですが、いつの間にかそのゴルフにハマってしまっているブレインが今回の見所でしょう。しかも女装しているし・・・(笑)。


(明日は何があるんだっけ?)
「夜が明ければ明日は今日だ。世界征服を目指すんだ!」
「地球VS.ブレイン」
(原題:Say What, Earth?)
 
(あらすじ)
物質に命を与える機械をテスト中、間違って「地球」そのものに命を与えてしまったブレインとピンキー。「地球」は「アース」を名乗り、ブレイン達に話しかけてくる。

これを見逃すはずが無いブレイン。アースに命令すると、地球の様々な都市に異常を発生させ、自らの支配下に置くのだった。そう、世界征服を達成したのだ!

だがしかしアースに対し厳しく接しすぎたブレイン。アースはブレインに対し反乱を起こすのだった!


(解説)
地球に命を与えてしまう・・・そのスケールの大きさが正に「ピンキー&ブレイン」の魅力の一つでしょう。カートゥーンならでは、というお話です。

見所は、やはりタイトルにもなっていますが地球とブレインの戦いでしょうか?まさかブレインも自分が支配したがっていた地球に反乱を起こされるなんて夢にも思っていなかったでしょうからね。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でもハワイじゃプープルはオードブルだよ。オナラみたい。」
(明日は何があるんだっけ?)
「月を征服するのだ!」