ピンキー&ブレイン全話ガイド10



第37話 「ザ・リアル・ライフ」
(原題:The Real Life)

(あらすじ)
今度のブレインの計画はラジオ電波を利用した物だ。そしてその計画には、電波を発生するのにふさわしい場所が絶対に必要なのだ。

ピンキーとブレインは早速その場所を訪れるのだったが、その場所たる家では丁度テレビ番組「ザ・リアル・ライフ」を撮影していた。これは全く見知らぬ6人の男女が一つ屋根の下で数ヶ月の共同生活を送るという物。

この分ではしばらくこの家は使えないと考えたブレイン。なんとかその番組の出演者に紛れ込み、こっそりと計画を遂行しようとしたのだった・・・。


(解説)
とりあえず色々と調べてみたんですが・・・これが元ネタだと思われるんですが・・・ちょっと断定は出来ないですね。ただ話題にもなった「サバイバー」などの例から推測するに、やはりこういった番組があったのだけは確かなようです。

そんなわけで共同生活を繰り広げるピンキーとブレインなのですが、やはりブレインだけはどうにも周囲に馴染めない様子。まあもっとも彼の本来の目的は別にあるわけですから、馴染もうが馴染めまいがお構いなしなんですけど、それでもやはり皆から追い出されるシーンでは、一抹の寂しさを感じてしまいます・・・。

一方のピンキーですけど・・・まあ意外とうまくやっていけるでしょうね(笑)!!

ちなみに今回の重要なキーパーソンである「ラッシュ・リンボー」ですけど・・・実在するみたいですね(笑)!!


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でもヒザが後ろに曲がると、自転車に乗れないよね?」
(明日は何があるんだっけ?)
「流行を先取りしてどうするつもり?」
「夜が明ければ明日は今日だ。世界征服を目指すのだ!」

第38話 「クローン舞踏団」
(原題:Pinky And The Brainmaker)

(あらすじ)
ブレインは複製機を使って、自分のクローンを大量に作り出す。そしてダンスを仕込むのだが、ピンキーのミスにより、ピンキーのクローンが大量に出来てしまった。そしてブレイン軍団とピンキー軍団のダンスが始まった・・・。
(解説)
今回は特にこれといったストーリーも無く、ただひたすらにピンキーとブレインがダンスするだけ。何か元ネタがあるのでしょうかね?まあそんな難しい事は考えないで、クローン達のダンスを楽しむのが一番でしょうね。バックに流れるケルト民族風の音楽が、またなんともいえません。
(明日は何があるんだっけ?)
「ダンスの発表会の後にする事と言えば決まってる。世界征服を目指すのだ!」
「カルバン・ブレイン」
(原題:Calvin Brain)

(あらすじ)
ブレインはマインドコントール薬が入った香水を発明した。これをつけていれば、その薬のせいで、ブレインの言う事をなんでも聞くようになるのだ。

しかし肝心なその香水を宣伝する方法が無い。そこでピンキーとブレインの二匹はファッションショー会場に出向き、ファッションモデル達に香水を使ってもらい、宣伝としようと企む。

しかしなんのはずみか、ピンキーはファッションモデル、ブレインはデザイナーと間違われる。そこでブレインはそれを利用しようと企むのだった・・・!


(解説)
扱う題材の幅が広い「ピンキー&ブレイン」ですが、今回はとうとうファッション業界にまで殴りこみです(笑)。さすがに男の自分には守備範囲外。それでもそれなりに楽しめるあたり、脚本がうまいなあとつくづく感心させられます。

そういうわけでピンキーのモデルっぷり、ブレインのデザイナーっぷりを楽しみましょう。いやでも実際ファッション業界なんてこんなもんなのかも知れませんね〜。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「だと思うけど、一つの湯船に三人って狭くない?」
いや可愛い女の子と一緒だったら何人でもオッケーです!
(明日は何があるんだっけ?)
「夜が明ければ明日は今日だ。世界征服を目指すのだ!」

第39話 「ピンキーの大変身」
(原題:Pinky Suavo)

(あらすじ)
ブレインは自分に足りない物は何か?という事を考えていた。そして判明したのは「魅力」が足りないという事。もしも彼にたっぷりの魅力があるならば、人々は何もしないでもブレインを慕い、そして世界は遠からずブレインの物となるであろう。

そこでブレインは自らを魅力溢れる姿に改造しようとする。ところが間違ってピンキーが改造されてしまう。こうして出てきたのは、魅力たっぷりの「ピンキー・スアボ」だったのだ・・・。


(解説)
なんか見ている限り「ピンキー・スアボ」にはモデルとなった人がいるように思えて仕方ないんですが、果たして誰なのでしょう?情報求む(こればっか)。

そういうわけで今回の見所は、ずばりピンキー・スアボでしょう!なんか見ている限りでは、「すごい嫌なヤツ」にしか見えないんですが(笑)、それでも皆が慕ってくる辺り、かなりのカリスマ性があるという事でしょう。・・・でも・・・嫌味なヤツだよな〜(笑)?


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「イエース、でも愛する人のために、自分を犠牲に出来ない男って最低だね。」
全く嫌味なヤツ〜〜(笑)!!
(明日は何があるんだっけ?)
「パーソナリトロンを修理して、ピンキー・スアボーを抹殺してしまうのだ!」
「秘密結社 T.H.E.Y」
(原題:T.H.E.Y)

(あらすじ)
秘密結社 T.H.E.Y・・・それは世界の首脳が会員になっている秘密結社。もしもそこに入る事が出来たらば、世界を征服する秘密を手に入れる事が出来るだろう。なんとしても秘密を入手せねば!

そこでピンキーとブレインは変装して、秘密結社 T.H.E.Yに潜入。だがしかし会員になるには、恐ろしく馬鹿馬鹿しい試練が待ち構えていたのだった・・・。


(解説)
秘密結社で有名な所では、まあ(本当は怪しくないんだけど)フリーメーソンとかが真っ先にあげられますかね?作品中に出てくるT.H.E.Yのモデルがなんなのかは、ちょっと分かりませんでしたけど。

そういうわけで、今回の見所は馬鹿馬鹿しい試練をこなしていくピンキーとブレイン・・・もといオレマヌーケとキサマトロイでしょうか(笑)??

ところで最初二匹が変装していた「ブレイネニア国王」というのは・・・ 第5話にも出てきましたね。確かに火山で滅んでいます。芸が細かいな〜。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でも宇宙食の方が美味しいよね。」
(明日は何があるんだっけ?)
「次の集会で何をやるんだ?」
「何って・・・いつもと同じ事をやるんだよ。おっと・・・トゥルーズ!言わないよ〜。」
今回は珍しく立場が逆転してますな(笑)。

第40話 「ラスベガスの夜」
(原題:Brain's Way)
 
(あらすじ)
ブレインの今日の計画、それは北極と南極に巨大なスピーカーを置いて、そこから「水滴の落ちる音」を流そうという物。そうすれば人間達はその音が気になって混乱するだろう。そこを征服するのだ!

しかし例によって資金が足りない。そこでブレインはラスベガスに巨大なホテルとカジノを建て、一儲けを企む事にした。

ラボを担保にする事で資金繰りもめどが立ち、ホテルも完成間近。しかし資金を使いすぎたために、オープンの日に呼ぶ歌手に出すギャラが無くなってしまう。困ったブレインは最後の手段に出た。そうブレイン自らが「ブレイナトラ」として歌を唄うのだ。

しかもそれが大当たり!ブレインはビッグ歌手としての道を歩み始めるのだったが・・・。


(解説)
今回登場の「ブレイナトラ」及び「フレッド・スティナトラ」はおそらく「フランク・シナトラ」がモデルとなっているでしょうね。「マイウェイ」などを唄っている歌手であります。しっかし、シナトラなんか今時の子供たちは知らんでしょうに・・・。まあそのマニアックな所が「ピンキー&ブレイン」の魅力なのですけどね。

今回はそんな歌手を題材にしているだけあって、またブレインが唄いまくりですね(笑)。その歌声を堪能しましょう。

それからまた劇中に出てくる「バカラ」のルールはこちらです。


(今日のお前も私と同じ考えか?)
「同じだと思うよ。でもどうやって三羽のフラミンゴに一本のズボンを履かせるの?」
(明日は何があるんだっけ?)
「ラボを買い戻すまで、あのつまらん歌を毎晩毎晩唄い続けるのだ!」
とゆーか、ラボってブレインの所有物なんでしょうかね(笑)?