「ピンキー＆ブレインのクリスマス」
(原題：A Pinky And The Brain Christmas)
（あらすじ）
もうすぐ楽しいクリスマス。ピンキーはサンタクロースへの手紙を書いているが、ブレインは相変わらず世界征服計画を企んでいる。そして今回の作戦は、全世界に催眠装置を組み込んだ「デコッパチ人形」を配り、全人類を催眠状態に陥れようという物。催眠状態なら簡単に支配できるからだ。
しかしこの計画には人形が十億体必要になってくる。とてもじゃないが、そんな生産能力はブレイン達には無い。そこでブレインは本物のサンタクロースの元で働いている妖精のおもちゃ工場を利用する事を思いつく。そうすればサンタに人形も配ってもらえ、一石二鳥だ。
かくして北極のサンタのおもちゃ工場へやってきた二匹。なんとか妖精になりすまし、プレゼントのリストの中に「デコッパチ人形」を紛れ込ませる事に成功。その後も苦心するが、なんとかサンタに人形を配ってもらうことにも成功する。
果たして世界征服は成功するのか・・・？
（解説）
てなわけでクリスマスエピソードであります。ちなみにこのエピソードは現在スペシャル扱いになっているので、通常の放送枠では見られません。悪しからず。
今回気づく事は、とにかく作画がいい！という事。いつものピンブレよりも、遥かに絵のクオリティが高くなっています。これもクリスマスだからかな？
内容も実に良く練られていて感心させられます。特にピンキーの手紙には、ブレインならずとも思わずホロリとさせられてしまうでしょうね。また泣けるだけでは無く、サンタや妖精の描写など、随所にギャグが入っているのも忘れてはいけませんね。
というわけで、今回は正に前編が見所と言ってしまっていいでしょう。
（今日のお前も私と同じ考えか？）
新聞に書いてあった「妖精募集！」の広告を見たブレイン。ピンキーに同意を求めるのですが・・・
「同じだと思うよ。でもホッキョクグマに会えるかな？」
まあ・・・北極に行くわけだから、会えるとは思うけど・・・。 |