第42話 | 「ピンキー&ブレインのハロウィンナイト」 (原題:A Pinky And The Brain Halloween) (あらすじ) 今日はハロウィン。ブレインはカボチャの提灯を利用した世界征服計画を立てるのだったが、例によって失敗してしまう。 そこへミスター・イッチという悪魔が出現。ブレインに魂と引き換えに世界征服をさせてやると持ち出す。もちろんブレインは断るが、ピンキーがイッチの罠にはまってしまう! かくして世界の支配者となったブレイン。だがしかしその代わりに契約を交わしたピンキーは地獄へ行く事に。 ピンキーがいなくなってしまい寂しくなるブレイン。スノーボールの策略もあり、ブレインはピンキーを取り返すために地獄へと向かったのだった・・・! (解説) というわけでカートゥーンでは定番の「ハロウィン」ネタ。そもそも「ハロウィン」って何?と思われる方、こちらを参照してください。 今回登場するミスター・イッチはまあ「悪魔」なわけですが、西洋では「悪魔」というのは、こうして魂を手に入れるために契約を交わしたりするのです。「ファウスト」に出てくるメフィストフェレスという悪魔もそうですね。 今回は見所一杯のお話です。悪魔ミスター・イッチとのやり取り。世界を征服したブレインとそれを横取りしようとするスノーボール。そして地獄でのやり取りなどなど・・・。でもなんといっても、ピンキーを助けに行く時の、ブレインの素直じゃない所がいいですね。 そしてクライマックスで流れる「禿山の一夜」。この曲は、まあひらたく言えば「魔物や悪魔が大集合するパーティー」をモチーフとした曲であります。まさに最高の選曲であると言えるでしょう。 蛇足ですが、この「禿山の一夜」をモチーフとしたアニメがいくつかあります。 (今日のお前も私と同じ考えか?) 「ああ、同じであって欲しいもんだね。」 今回このセリフを言うのは・・・? (明日は何があるんだっけ?) 「夜が明ければ明日は今日だ。世界征服を目指すのだ!悪魔に魂を売り渡さずにな!」 |
第43話 | 「目指せ!ミュージカルスター」 (原題:Broadway Malady) (あらすじ) ブレインは例によって世界征服計画を企むのだったが、例によって例のごとく資金が足りないのであった。 ピンキーのアイデアでブレインはブロードウェイのミュージカルの脚本を書く事に。当たれば資金が一気に稼げる。だがしかしブレインのアイデアは採用されず、代わりにピンキーのアイデアが採用される。怒ったブレインはピンキーの下を去っていく。 一方のピンキーはブロードウェイのスターとなっていた。そんなある時ピンキーが見たのは、すっかり落ちぶれたブレインの姿であった・・・。 (解説) 今回はミュージカルネタ!アメリカではショウビジネスは盛んですから、ある意味当然のネタなんですが、日本ではまだまだ一般化はしていないですよね。そんなわけで、私も詳しくありません。悪しからず。 ただ劇中出てくる「マイス」というミュージカルは・・・「キャッツ」が元ネタではないかと。有名ですからね〜。 そんなわけで、ブロードウェイの栄光と挫折と言いますか、光と影といいますか、まあとにかくそんなピンキーとブレインの対照的な生活を楽しみましょう。元ネタがわからなくっても、楽しめるのがカートゥーンのいい所ですからね。 (今日のお前も私と同じ考えか?) 「同じだと思うよ。でもみんな舌を挟まれるのは嫌なんじゃないかな?」 (明日は何があるんだっけ?) 「明日は水曜日だ。昼の公演が終わったら、世界征服を目指すのだ!」 |