「ウルヴァリンの秘密」
(原題:Grim Reminder)
(2003,1,16初放送)
(あらすじ)
ある夜、ウルヴァリンは悪夢にうなされていた。どこか実験室のような所に閉じ込められている夢だった…。
その翌日、カナダのマッケナ山のキャンプ場が荒された、というテレビニュースを見て以来、ウルヴァリンは混乱を始める。教授の協力を得て、そこに自分の体がこうなってしまった秘密がある事を知ったウルヴァリンは早速ジェットでカナダへと向かう。
だがしかし、ジェットの中にはカートとキティが偶然乗り合わせていた。降りるに降りられない二人は、仕方無くカナダまでついてくるが、その道中もウルヴァリンは混乱を続けていた。
カナダに到着したウルヴァリンを待っていたのは、セイバートゥースであった。彼との闘いを始めるウルヴァリンであったが、そこへ現われたのは、夢にも出てきた黒服の科学者であった。彼こそが、ウルヴァリンの体内にアダマンチウムを埋め込んだ張本人だったのだ!
その計画とは「ウェポンX計画」。究極の殺人兵器を作り出す計画だ。ウルヴァリンはそれの実験体であったのだ!さらに脳内に埋め込まれていたチップにより、ウルヴァリンは科学者の言いなりになってしまう!そして科学者は早速ウルヴァリンにキティとカートを襲わせようと企むのだった。
キティとカートの前に現われるウルヴァリンとセイバートゥース。危険を察知した二人は逃げ出すが、それを追いかけるウルヴァリンとセイバートゥース。しかしキティの必死の説得により、ウルヴァリンは正気を取り戻すと、全ての決着をつけに科学者の元へと向かうのであった。
「ウェポンX計画はこれでおしまいだ!」ウルヴァリンの叫び声がカナダ山中にこだまする。と同時に轟く轟音。そして爆発。その爆風の中から現われたのは…傷ついたウルヴァリンだった!彼は勝ったのだった!
学園に戻り、脳内のチップを取り除かれるウルヴァリン。こうして学園に再びいつもと変わらぬ日々が戻ってきたのであった…。
(解説)
というわけで、「X-MEN」の中でもトップクラスの人気を誇るウルヴァリンの秘密が明らかになるエピソードであります!ウルヴァリンファンにはたまらないでしょうな(笑)。
さて今も書きましたが、ウルヴァリンは原作でも人気があります。しかし「人気者には複雑な人生が待っている」の法則通り(笑)、彼もまた結構大変な人生を歩んでおります。
なにしろ記憶が混乱して、自分の過去をほとんど覚えていないわけですから、それだけでも大変だっていうのに、なんだか知らないけどやたらと命を狙う相手(セイバートゥース)はいるわ、よりにもよってジーンを好きになって、サイクロップスと恋のさやあてを演じるわ、あげくの果てにマグニートーに全身のアダマンチウムをはぎとられるわ(それでまだ生きているってのもすごいけど…)、それが原因で野獣化がどんどん進行するわで…もう大変ですな(笑)!
でも映画版では主役の扱いを受けてました。ヒュー・ジャックマンが「正にウルヴァリン!」といった姿でファンを喜ばせてくれましたっけ(笑)。
「2」でももちろん大活躍。彼の過去が明らかに・・・?
ウルヴァリンはゲームにもシリーズ全てに出演!というほどの人気キャラ。当たり判定の小さい体、素早いスピード、連続技の繋がりやすい技…などなど初心者でも適当に技を出していればそれなりに使えるキャラクターで、「暴れオヤジ」の名を欲しいままにしていました。そのせいか、出演する度に調整をくらい、どんどん弱くなっていたけど…それでも十分強いって(涙)。
さて一方のセイバートゥースでありますが、やはりウルヴァリンとは切っても切れない縁にあるようで、一時期は同じチームに所属して行動していたらしいですな。また殺し屋をやっていた時には、秘書にバーディーという女性を雇い、一緒に行動していたりもしました。またミスティークと夫婦だった事もあるようで、やはりこれもまた複雑な人生でありますなあ(笑)。
セイバートゥースは映画にも出演。自由の女神の上でのウルヴァリンとの決戦が印象に残ります。ちなみに映画で彼を演じたタイラー・メインは、元プロレスラーというのも、ちょっとうなずける話であります。
またセイバートゥースはゲームにも登場。特に初登場の時は…、エリアルレイヴからの空中投げ→ウェポンXダッシュ×3(画面端限定)という、瞬殺コンボを持っていたんですからもう…(涙)。あ、皆さんついてきてます(笑)?
今回は実はキティの手紙、という形式をとって話が進みます。その辺りのキティの心情の移り変わりも見物なのでは?と思いますがいかがでしょうか?
(今日のツッコミX)
キティの手紙の中で…「スコットは一番まとも…」とありますが…そーかー(笑)??いやあのメンバーの中ではまともなのかもな…(笑)。 |