「ちびっ子ミュリエル」 (原題:Little Muriel) (あらすじ) ドコドコ町に竜巻が発生!しかもミュリエルがその竜巻に飲み込まれてしまった!必死にミュリエルを助けようとするカーレッジ。やっとの思いで竜巻からミュリエルを救い出すのだったが、なんとミュリエルは三歳児になってしまっていた! 三歳のミュリエルは、とにかくワガママのやり放題。さすがのカーレッジも面倒見切れない程だ。なんとかしてミュリエルを元に戻さないと。でもそれにはどうしたらいい・・・? (今日のゲスト) ちびミュリエル、アナウンサー、ダイビングお姉さん、機長 (解説) 今回の相手は、なんと子供になってしまったミュリエル!これにはさすがのカーレッジもどうする事も出来ません。どんなにワガママ言われても、愛するミュリエルなのですから、下手に手出しは出来ないのです。もしかして最大のピンチでは? しかし普段は優しいミュリエルが、子供になってしまうとワガママというのは、ちょっと面白いですね。でも良く考えると、子供なんてそんなモンでしょうか?つくづく母親というのは大変な仕事ですね。ある意味、竜巻よりも厄介な存在であると言えるでしょう。そんなワガママミュリエルに文字通り振り回されるカーレッジが、今回の見所であるといえるでしょう。 ちなみにドコドコ町があると思われる、カンサス州は竜巻がしばしば発生する所で有名です。あの「オズの魔法使い」で、ドロシーが竜巻に巻き込まれたのも、カンサスですよね。 (今日のダジャレ) 板の上を歩くちびミュリエル。心配したカーレッジが思わず 「痛い目に遭わない内に、板から降りて!」 と叫ぶのですが、このダジャレにはちびミュリエルから 「苦しいダジャレね!」 と厳しいツッコミが・・・。 |
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「さあ!どうしまショー」 (原題:The Great Fusilli) (あらすじ) ある日、農場に移動ステージがやって来た。姿を現したのは、マジシャンのフジッティ。彼はミュリエルとユースタスに舞台に立つようにと、やたらと薦めるのだった。 薦められて舞台に立った二人は、いもしない観客の拍手にすっかり魅せられ、芸人として舞台に立つ事を決めた。 しかしなんだか嫌な予感がするカーレッジは、ミュリエル達と一緒に舞台に立つ。だがふとした事からカーレッジは、フジッティの目的が、人間を人形にする事だと知ってしまう!そして今まさにミュリエルとユースタスも人形にされてしまうのだった! (今日のゲスト) フジッティ (解説) 古来より、人形などの人の形をする物には、なんらかの魔力があると信じられてきました。例えばある時にはその魔力を崇めるために人形を祀ったり、またある時には人形に災厄を宿らせて川に流したりなどです。確かに精巧に作られた人形には、時として命が宿っているのでは無いか?とびっくりさせられる事もありますよね。 今回登場するマジシャンのフジッティは、人間を人形に変えてしまう悪いヤツです。ただ最後彼自身も人形になってしまう事から、実はなんらかの黒幕がいて、彼はただその指示に従っていただけなのでは無いか?という推測も成り立ちます。文字通り、彼も操り人形に過ぎなかったわけですね。そう考えると、あの仮面のオブジェが一番怪しいんですが・・・。 それはともかく今回の見所は、ミュリエル達の芸でしょうか?特にカーレッジは実に見事なタップダンスを見せてくれます。いやまさにプロ級? しかし今回は、フジッティが実にあっさりとやられてしまいます。しかもミュリエル達は結局元には戻っていないし。更にミュリエル達も人間に戻れません。その辺りがどうにも釈然としませんね。 またラストでカーレッジが、ユースタス人形を操って、わざわざ「ベロベロバ〜!」をやらせています。もしかしてカーレッジは、いつもユースタスに驚かされていますが、実はそんな日常をこそ望んでいたのでは無いでしょうか?そしてそんな日常を脅かす、非日常の存在である来訪者達を嫌っている・・・という事なのでしょうか・・・? ところで今回の悪役、フジッティなのですが、英語などを見る限りでは本当は「フジッリィ」です。でも日本語版を聞いてる限りでは、「フジッティ」と聞こえます。なので、ここではあえて「フジッティ」としておきます。ご了承ください。 |
第14話 | 「キキカイカイ魔法の木」 (原題:The Magic Tree Of Nowhere) (あらすじ) 新しく買った台所のカーテンについていた、オマケの種。カーレッジがその種を蒔いた所、見る見る育ち、巨大な大木になってしまった。 その大木はただの大木では無かった。なんと願いを何でも叶えてくれる、魔法の木だったのだ。ミュリエル達は、新しいオーブンや、新しいブルドーザーのおもちゃ、そして映画などを見て楽しんでいる。だがユースタスはそれがとても面白くなかったのだ。 ユースタスがふと口にした言葉のせいで、ミュリエルの脳ミソが増えてしまい、ミュリエルは病気に。ユースタスはそれを口実に魔法の木を切ろうとするのだが、カーレッジはなんとかして魔法の木を守ろうとする。 その時、魔法の木が突然口を開いて喋り始めた!魔法の木の言う事には、ミュリエルの病気を治す方法を三日後に教えてくれるとの事。だがその三日後には、魔法の木は切り倒されてしまう運命だと言うのだ・・・。 (今日のゲスト) 魔法の木、ヴィンダルー、うなぎ (解説) このお話より、シーズン2となります。シーズン1と2の違いは、まずオープニングのテレビに映る悪役。そして最後の「THE END」のカーレッジの画像などですね。 今回の見所としては、なんでも出来る魔法の木と、それに嫉妬するユースタスでしょうか?ユースタスは、確かに役に立ってはいないのですが、間違いなくこの家の「主」なわけです。ところが魔法の木の出現により、その「主」の地位を脅かされてしまうわけです。これはユースタスにとっては、大問題なわけなのです。「そんな事にこだわるなんて、アホじゃないか?」と思うかも知れませんが、これを読んでいるあなたも、もしもある時、自分の地位を脅かすような存在が現れたとしたらどうでしょうか・・・? さて今回登場した魔法の木は、口の部分だけ実写合成で作成されています。実はこの手法は、アメリカなどでは比較的歴史も古い、ある意味「ポピュラー」な手法なんですよね。アメリカ人は、会話と唇の動きが合っていること、いわゆる「リップシンクロ」に非常にこだわります。これはそのこだわりの結果、生まれた手法なのです。有名なところでは、「クラッチカーゴ」などでも使われていましたよね。「クラッチカーゴ」について知りたい方は、 こちらを参照してください。 (今日のダジャレ) 砂のお城を作っているカーレッジ。 「砂のお城、こわスナ〜」 砂だけに、細かいダジャレですね(笑)。 |
「だめだめロボット」 (原題:Robot Randy) (あらすじ) 宇宙のある星で。ここに住む、心優しきロボットのランディは、仲間から「だめロボット」としていじめられていた。だがランディは自分が「だめロボット」では無い、という事を証明するために、ある惑星を一人で征服するべく出発した。その惑星は、地球であった・・・。 地球。ドコドコ町のカーレッジ達の家に着陸するランディ。ランディは早速カーレッジ達を奴隷として強制労働をさせる。だが夜一人でトナカイの彫刻を作るランディを、カーレッジはこっそりと見ていたのだった・・・。 そしてとうとうカーレッジとランディが対決することに!果たしてカーレッジはミュリエル達を解放することが出来るのか? (今日のゲスト) ランディ、ロボット達 (解説) 今回のお話は、「おくびょうなカーレッジくん」でもしばしば繰り返される、「自分らしく生きる」というテーマです。今回登場するランディは、仲間からは「だめロボット」と揶揄されますが、でも彼には「トナカイの彫刻」を作るという事にかけては、誰にも負けないという特技を持っています。周囲の目を気にせずに、自分の得意な事が何か一つあればそれでいい、これは今後、何度も出てきますので、憶えておいてください。 さて今日の見所は、ランディ対カーレッジでしょうか?カーレッジくんの勝負の特徴として、スポーツやクイズなど、全然関係ない事で決着をつけるというのがあるのですが、今回はダンス勝負!二人のダンスを楽しみましょう。 (今日のダジャレ) ついにランディを怒らせてしまい、「これでおしまいだ!」と言われるカーレッジ達。でもそこで・・・ 「おしまいと獅子舞は違うよね〜!なんてね。」 こんな時にも、ダジャレを忘れないとは・・・。さすがですね。 |