おくびょうなカーレッジくん全話ガイド7



第25話 「月まとうんじゃない!」
(原題:The House Of Discontent)


(あらすじ)
今日は中秋の名月。全ての植物が中秋の名月の祝福を受ける日だ。だがユースタスの農場では何も育たない。せっかく育っていた花も枯れてしまい、祝福を受ける事が出来ないのだ。

と突然家の中で「出て行け」という声と共に、ポルターガイスト現象が発生!ミュリエルはキッチンで、ユースタスは風呂場でそれぞれ襲われる。

助けに来たカーレッジ共々、三人は地下室へ転落。そこにいたのは巨大な頭、中秋の名月の精霊だった!精霊は、植物を育てられないユースタス達をこの家から追い出そうと言うのだ!

しかし精霊は最後のチャンスをくれた。もし真夜中までに何か植物を育てなければ、その時には本当に追い出されてしまう。真夜中まであと十分!どうするカーレッジ!?


(今日のゲスト)
中秋の名月の精霊

(解説)
今回登場の中秋の名月の精霊は、いわゆる「実写合成」という技術にて作成されていますね。この手法は「キキカイカイ魔法の木」や、各話のテレビ画面の合成などで使われています。おそらくスタッフのお気に入りの手法なのでしょう。またわざと古臭い画像を使う事で、逆に面白さを出していますね。

今回のように、家の中にいて突然家具などが動き出す現象を「ポルターガイスト(騒がしい幽霊)現象」と言います。詳しくは解説しませんが、興味のある方は調べてみるといいでしょう。

さてユースタスの農場では何も育たないという事なのですが、それでは一体ユースタス達はどうやって普段の生活費を稼いでいるのでしょうか?もっとも生活費を稼いでいないから、ひたすらケチになっているのかも知れませんけどもね。

そういうわけで見所は、懸命に花を咲かせようとするカーレッジでしょうか?しかしいざとなるとミュリエルも頼りにならないんですねえ・・・。

隠れた見所、いや聞き所はラジオから流れてくる「なんてねロックンロール」。唄っているのは、もしかして・・・?「なんてね!」


(今日のギャグ)
花を咲かせようとするも、どうにもいかないカーレッジ。思わず・・・
「ダメだこりゃ〜!」
これはやはり「ザ・ドリフターズ」のいかりや長介の定番ギャグですね。「ドリフ大爆笑」という番組の「もしものコーナー」で使っていました。
「クジラがホエール!」
(原題:The Sand Whale Strikes)

(あらすじ)
ある朝、ミュリエル達の家に巨大なスナクジラが突進してくる。そのスナクジラはユースタスの顔を見るなり「アコーディオンを返せ!」と言うのだが、ユースタスにはどうにも覚えが無い。それもそのはず、実はスナクジラはユースタスと、父親のイキッドを間違えているのだ!

ユースタスは自分がイキッドでは無い事を主張するが、スナクジラは頑として認めない。そしてとうとうユースタスとミュリエルはスナクジラに飲み込まれてしまう。

慌てたカーレッジはユースタスのママの所へ。彼女はイキッドの船とアコーディオンを持ち、スナクジラの所へと向かう。だがそれはスナクジラを捕まえて金儲けするためだったのだ!


(今日のゲスト)
スナクジラ、ユースタスのママ、イキッド(ユースタスの父、写真のみ)
(解説)
今回はなかなかでっかい話。広大な大地を舞台に、スナクジラとそれを追う者達の、熱きドラマをお楽しみください・・・なんてね。

それはともかく、今回登場のスナクジラもなかなかいい味を出しています。クジラというでっかい図体を持ちながら、アコーディオンというこれまた小さい物に固執しているというアンバランスさ。更に人の言う事をなかなか聞こうとしない頑固さをも持ち合わせ、それに一体なんのためにアコーディオンを探しているのかと思えば・・・というオチまでついています。実にお茶目なキャラクターですよね。

見所は、上にも書きましたが、巨大なスナクジラとの壮絶なバトルでしょうか?もっともボートの漕ぎ役たるカーレッジは大変でしょうけども。


(今日のダジャレ)
今回はやはり「クジラ」ネタで攻めてきます。
クジラジラすな」
「ボクの目くじら
などなど。

またユースタスのママが
「船の上のアコーディオン犬」
とカーレッジに言いますが、これはもしかして「屋根の上のヴァイオリン弾き」のシャレなのかな?


(今日のギャグ)
ユースタスのママにあれこれ説明するカーレッジ。そこで一言
「わかるかな〜?わかんね〜だろ〜な〜?」
これは「松鶴家千とせ」という芸人さんの持ちネタ。ちょっと古いネタなんですが、かなり大ヒットしましたね。

(今日の必殺技)
えっちらおっちらボートを漕ぐカーレッジ。なにしろ地面なので、かなり力が必要です。でもスナクジラを見つけると・・・
「カーレッジターボ全開!!」
やはりミュリエルのためならですね!
(今日のアホ)
ユースタスのママが、スナクジラに対して・・・
「このアホスナクジラ!」
もはやこの程度は基本ですよね(笑)。

第26話 「どーする!?ドコドコ町」
(原題:The Tower Of Dr. Zalost)


(あらすじ)
今、ドコドコ町に最大の危機が迫っていた・・・。

人を無気力無感動にしてしまう砲弾を発射する巨大な塔、その塔の主ドクター・ジャールストはそうやって世界中の町から研究費という名目の多額の金を奪っていたのだ。ドクター・ジャールストの今度のターゲットはドコドコ町!

ジャールストは町長に333億ドルを支払わないと、町中の人間を無気力無感動にすると脅迫するのだった。だがしかし、その要求は拒否されたのだった。怒ったジャールストの手により、ドコドコ町の住人は全員無気力無感動にされてしまった。

いや、ただ一軒の家だけその被害を逃れていた。そうカーレッジ達の家である!その事に気付いたジャールストは、目標を農場に定めると巨大な塔で迫ってきた。ユースタスは砲弾を受けても何故か無事なのだが、ついにミュリエルが砲弾を受けて、やる気ゼロになってしまう!

カーレッジはミュリエルを元に戻すため、ジャールストの塔にユースタスの協力を得て侵入する。果たしてカーレッジはミュリエルを、いやドコドコ町の人間を元に戻し、ジャールストの野望を阻止する事が出来るのだろうか?そしてそのカギが、ミュリエルの作った「幸せになれるハッピープラム」が握っている事を、カーレッジはまだ知らないのであった・・・。


(今日のゲスト)
ドクター・ジャールスト、チウ、ドコドコ町長、ハゲオヤジ、その他
(解説)
「おくびょうなカーレッジくん」のシーズン2最後の話。そのせいなのでしょうか、今回はカーレッジとしては初めての30分1話形式となっております。そしてその30分の中に、「おくびょうなカーレッジくん」の魅力が余す所なく詰め込まれているのは、さすがと言う他無いでしょう。

今回登場のドクター・ジャールストは、自分が幸せな気持ちになった事が無いため、他の人間をも道連れにしてこのような塔を作ったという、まあすごい迷惑なキャラですね。そして彼は幸せになるために、お金を集めていたのですが、それでも幸せになれなかった。ではジャールストは何を集めれば良かったのか?それは今更説明する必要は無いでしょうし、どうやらジャールストもうすうすと感づいていたようですし。

ジャールストの塔の外観はコンピューターにより描かれていて、かなりの迫力があります。それだけでなくその内部のギミックも巨大である、という事を意識してデザインされています。まさにシーズン2のラストという事を意識して設計されているのでしょう。

そして一番の見所は、なんといってもカーレッジの大活躍。特にジャールストとの「言葉当てゲーム」による対決は、実にいつもの「おくびょうなカーレッジくん」らしくていいですよね。

今回ばかりは、さすがのユースタスもちょっぴりだけカーレッジに協力。もっともお金でつられたんでしょうけども。

今回一番の功労者(?)は、ミュリエルのハッピープラムでしょうか?ここまですごい威力のプラムって、一体どんな味がするんでしょうね?ちょっと怖いような気もします。


(今日のギャグ)
カーレッジがプラムに乗せるサワーを分けなおしているシーン
A地点からC地点へ・・・
これはその昔、ザ・ぼんちという漫才グループが使って一世を風靡したギャグなのですが、元々はワイドショーで使われていたフレーズ。「そうなんですよ、川崎さん」と言えば、解る人もいるかな?
(今日のビックリ!)
また出ました「目ん玉ビックリー!」でも今回は目が増えてしまって、見ているこっちが「目ん玉ビックリー!」してしまいます(笑)。

第27話

「そっくり?ビックリ!」
(原題:Muriel Meets Her Match)


(あらすじ)
ある夜、パトカーに追われるトレーラーハウスが一台。その中には、悪党のマリアとその旦那のマノが乗っていた。彼らはパトカーの追跡を逃れるべく、農場の裏へと車を隠す。

翌朝、マリアはそ知らぬ顔でミュリエルに接近。彼女は言葉巧みにミュリエルから免許証や母子手帳などの大事な物のありかを聞き出そうとする。カーレッジは、怪しく思い、ミュリエルを止めるのだが、ミュリエルは金庫の番号までもマリアに教え、さらにマリアに自分そっくりのメイクを施す。

その夜、マリア達は去っていくが、ラジオからとんでもないニュースが流れてきた。折りしもドコドコ博物館に展示されていた特大ダイヤが盗まれてしまったと言うのだ。しかも犯人はミュリエル!

これはマリアの仕業だと気付いたカーレッジは、早速ミュリエルを連れてマリアを追跡。カーレッジはミュリエルの濡れ衣を晴らせるのか・・・?


(今日のゲスト)
マリア、マノ、アナウンサー、警察官

(解説)
この話よりシーズン3に入ります。見分け方としては、やはり今まで同様にオープニングのテレビ映像に映る悪役と、「THE END」の映像。特に「THE END」はCGとなりました。

また日本ではシーズン2以前が放送されてから、シーズン3が放送されるまでに、少し間が空いていました。そのせいでしょうか、シーズン3になってから、アドリブやダジャレが今まで以上に連発されています。その辺りに注意して見ても面白いでしょう。

さて今回登場するマリアとマノ。二人は巧みにミュリエルに近づき、ミュリエルを利用します。それにしてもミュリエルは、いつもそうなのですが、ちょっと人が良すぎますよね?いくらお隣さんとは言え、しかもついさっき出来たお隣さんなのに、大事な物のありかや金庫の番号まで教えてしまうなんて。もちろん隣人を全く信用しないというのも問題ですが、ここまで信用しすぎてしまうのはもっと問題ですね。

でもそんなミュリエルも、「大事な物を持っていかれるのはともかく、カーレッジを連れていかれるのだけは許せない」という意味の発言をします。これは今までのミュリエルからはちょっと聞けなかったセリフですよね。ミュリエルも少しは成長(?)したのでしょうか?

マリアの旦那のマノ、彼は「腕」だけしかありません。どうもアメリカではこの手のキャラ(洒落じゃないですよ)は結構伝統があるらしく、例えば「アダムスファミリー」や「ドボチョン一家の幽霊城」などのカートゥーンなどでも同種のキャラを確認出来ます。

見所はやはり後半のチェイスシーンでしょうか?実にスリリングな展開だと言えるでしょう。


(今日のダジャレ)
マノが「腕」だけだからでしょうか、今回は「腕」だの「手」だのに関係するダジャレが連発です。
は衰えていない」
っとりばやく」
酌で一杯」
ぐすね引いて待っていた」
打ちに」
「おやわらかに」
づまり」
などなどです。ポイントはこれらのダジャレのほとんどが、後半のチェイスシーンで使われているという事でしょうか?

(今日のアホ)
マリアの策略でテレビが映らなくなってしまった。あれこれアンテナをいじるユースタスだがたまらずに・・・
「このアホアンテナ!」
でも、これは日常で使ってしまいそうだな〜。
「ねばねばギブアップ」
(原題:Courage Vs. Mecha Courage)

(あらすじ)
ディ・ランがメカカーレッジという機械を発明した。

メカカーレッジの性能は素晴らしく、本物のカーレッジよりもはるかに役に立つ!地下室の水漏れを直したり、ミュリエルの手伝いをしたり・・・。おかげでユースタスはすっかり上機嫌。しかもあろう事か、ミュリエルまでもがメカカーレッジをカーレッジとして扱い始めた!

カーレジは己のプライドと意地を賭けて、メカカーレッジに戦いを挑む事に!舞台はローマのコロッセオ!カーレッジは、ミュリエルの膝の上を勝ち取れるのだろうか?


(今日のゲスト)
ディ・ラン、メカカーレッジ、ジャッジメント
(解説)
またもや登場のディ・ラン。彼は得意の発明を駆使して、カーレッジを追い込みます。特に今回登場のメカカーレッジは、「ゴジラ対メカゴジラ」などの例を取るまでもなく(笑)、カーレッジの最大最強の宿敵と言えるでしょう。

今回のポイントは、何と言っても「カーレッジの自己存在に関わる」戦いだという所でしょう。普段カーレッジはユースタスからは嫌われていますが、少なくともミュリエルは味方をしてくれます。でもメカカーレッジはそのミュリエルをも味方につけてしまった!いわばカーレッジの心の拠り所すらも奪ってしまったわけですね。これはカーレッジにとっては一大事。何しろ自分の居場所を奪われたわけですから・・・。

そんなカーレッジが宿敵メカカーレッジと戦うシーンが最大の見所です。やはりメカカーレッジは最大の敵らしく、今までに無いくらいにカーレッジを徹底的にいたぶります。いやもう見ていてカーレッジがいじらしくなってしまうくらいに。果たしてカーレッジはメカカーレッジに勝てるのでしょうか?

その勝利のカギは、カーレッジの「最大の武器」が握っています。カーレッジの最大の武器の一つは、やはり「勇気」でしょうけど、彼にはもう一つ武器があります。それは「決してあきらめない事」。「ミュリエルのためなら」決してあきらめないカーレジが、今日ばかりは「自分のために」奮闘するわけですね。

ところで・・・どうしてユースタスもミュリエルも、メカカーレッジとカーレッジの区別がつかないんだろうか・・・?いや、もう慣れているからいいんですけどもね・・・(笑)。


(今日のギャグ)
冒頭、カーレッジがゴム長をかじっているシーンで・・・
「ボクはゴム長を齧っている時が一番幸せなんだ〜」
と言いますが、これは歌手の加山雄三さんの歌にそういう一節があります。おそらくそこから取ってきたギャグでしょう。ちなみにオリジナルは・・・
「幸せだな〜、僕は君といる時が一番幸せなんだ〜」
ですね。

第28話 「あらあら!?アライグマ」
(原題:Campsite Of Terror)


(あらすじ)
キャンプ場に来たカーレッジ達。皆それぞれにキャンプを楽しんでいるようだ。だがそんな一行を見つめる謎の影があったのだ・・・。

その夜、ユースタスがいなくなる。ユースタスを探しに出てきたミュリエルとカーレッジの前に、二匹のアライグマが出現。アライグマはカーレッジを鎖で縛り上げると、テレビやイスなどと一緒にミュリエルも連れ去ってしまうのだった!

やっとの思いで鎖から脱出したカーレッジは、途中でユースタスと合流すると、アライグマ達の後を追った。そしてついにアライグマの住処を発見!

ミュリエルを取り戻すべく様子をうかがうカーレッジ。だがカーレッジがそこで見たのは、アライグマと一緒にテレビを見てくつろぐミュリエルだった。実はアライグマ達は、ただ母親が欲しかっただけなのだ!


(今日のゲスト)
アライグマ兄弟、ディ・ラン
(解説)
今回はキャンプ場が舞台。しかしキャンプ場にまでイスとテレビを持ってくるユースタスって一体・・・?

今回登場のアライグマ兄弟は、最近では珍しく「悪い」キャラでは無く、「ただ寂しかったから」ミュリエルをさらっただけですね。でもカーレッジにしてみれば、いい迷惑かも?だってカーレッジにとっては、ミュリエルの膝の上は、自分だけの安心できる場所なんですからね。ある意味、ライバル意識を燃やしているかも知れませんね?

カーレッジが背後から、色々な物を瞬時に出すのは、まあカートゥーンですから別に気にしてはいないんですけど、さすがに今回のアライグマ兄弟を救うために出した巨大アライグマが描かれた板は、一体いつの間に作ったの?という気がします。だってユースタスがアライグマ兄弟を捕まえてから、トラックに戻るまでの間に先回りしていないといけないわけですからねえ・・・?まあでも気にしない方がいいのかな?


(今日のダジャレ)
今日は珍しくミュリエルがダジャレ。テントを作るカーレッジに
死にしたら困る」
とか
ケーキを食べると景気が出るわよ」
などなど。カーレッジじゃないけど、今日のミュリエルは張り切ってない?
(今日のギャグ)
助けたユースタスに鎖をほどかれ、崖下へ落ちていくカーレッジ。もうこの一連のセリフは大好きなんですが、その中でも特に・・・
「三べん回ってワンダフル!・・・喜んでいただけましたか?」
この「喜んでいただけましたか?」は、今ではすっかり怪談で有名になったタレントの稲川淳二さんがかつて多用していたフレーズですね。とにかくヒドイ目に遭った後で言うのがポイントです。
(今日のアホ)
テレビで金持ち自慢をしているディ・ランに向かって一言
「このアホ金持ち!」
まあ、金持ちなんていうのは、得てしてそういうもんですけどもねぇ(笑)。
「ナツメロきかせろ!」
(原題:The Record Deal)

(あらすじ)
部屋の大掃除をするシャーリー。あれこれガラクタを整理している。その中にあったヴェルヴェット・ヴィックのレコードが、ふとしたはずみでユースタスの手に渡る。

実はヴェルヴェット・ヴィックはユースタスの大のお気に入り。家に戻って蓄音機でレコードを聴いていると、なんとレコードから当のヴェルヴェット・ヴィックが飛び出してきてピアノを弾き始めた!

ヴィックはピアノをミュリエルと代わるとレコードを止めた。そうするとなんとミュリエルがレコードの中へと吸い込まれていく!晴れて自由になったヴィックはユースタスと組み、ツアーに出る事に。

慌てたカーレッジは、必死でレコードを元に戻そうとするが上手くいかない。シャーリーの助言を得て、なんとかデジタル化に成功。後はミュリエルとヴィックを入れ替えるだけだ!


(今日のゲスト)
シャーリー、ヴェルヴェット・ヴィック、ヴィンダルー、パソコン、その他
(解説)
普段は怒ってばかりの不機嫌なユースタスですが、今回は珍しく笑顔を見せて喜んでいます。どうやらユースタスは、本当にこのヴェルベット・ヴィックが好きなんですねえ。ちょっと意外とでも言いますか。ミュリエルにも聞かせたがった所を見ると、もしかして二人の思い出の曲なのでは?などと想像してしまいます。

さて今回登場のヴェルベット・ヴィックなのですが、一体何故レコードの中にいたのでしょうか?そもそもあのヴィックは本人なのでしょうか?それとも本人は別にいて、あのレコードから出てきたのは、別の「何か」なのでしょうか?作中ではその辺りは明らかにされません。恐らく真相を知っているのはシャーリーだけなのでしょうが・・・。でもこのヴィック、レコードの中へ消える時に、「お疲れさま〜」とか「けつかっちん!」などと業界用語らしきセリフを言うのが、なんだからしくていいですよね。

今日の見所は、やはりレコードを元に戻そうと奮闘するカーレッジでしょうか?やはり安易にコピーなどをしない方が良さそうです。これからはデジタルの時代って事なんでしょうかね(笑)。

それからラジオからこっそりと「次はなんてねロックンロール」なんてセリフが聞こえてきたり。カーレッジも「ピンクカーレッジじゃないの?」と言っています。どうやら結構人気があるようですな「ピンクカーレッジ」。なんてね!


(今日のダジャレ)
今回はカーレッジの一発ダジャレをチェックしてみましょうか。
旦那、誰なんだ〜?」
ヴィックが出てきてビックリドッキリギックリシャックリ!」
これどう?どうこれ?レコード?
つくづくカーレッジのギャグの才能はスゴイですね。
(今日のビックリ)
レコードからヴィックが出てきて思わず・・・
「目ん玉パン!パン!」
と目玉が破裂してしまいます。これにはさすがに「身体もたないよ〜」と、ちょっと弱気に。
今回は他にも、身体がビリッと破れたり、ネジ、バネ、ナットが飛び出したりと大忙しですね。
(今日のアホ)
レコードの複製に失敗したヴィンダルーに対してカーレッジが
「アホ医者!」
なんだかユースタスに影響されはじめている・・・?