おくびょうなカーレッジくん全話ガイド8



第29話 「ホネまで愛して!」
(原題:Stormy Weather)


(あらすじ)
ある日農場にやってきた美人のお姉さん。彼女はカーレッジを見ると、突然可愛がり始めるのだった。

実は彼女は「嵐の女神」。大事にしていたイヌのダンカンが行方不明になって、寂しがっていたのだ。しかもそのダンカンはカーレッジにそっくりだと言うのだ。嵐の女神は、カーレッジをダンカンの代わりに可愛がるのだったが、それを見て面白くないのがミュリエルだ。

カーレッジを巡る女の戦いがとうとう始まってしまい、怒った嵐の女神の能力のせいで、ミュリエルは吹き飛ばされそうになる。 カーレッジはミュリエルが吹き飛ばされないよう縛り付けると、ダンカンを探す旅に出た。

やっとの思いで見つけたダンカンは、巨大なホネを舐めていた。実はそれは「骨の神」で、犬が近づくと舐めずにはいられない、というホネだった。カーレッジも誘惑に負け、ホネを舐め始めてしまう。カーレッジはホネの誘惑から逃れ、ダンカンを連れ帰る事が出来るのだろうか?


(今日のゲスト)
嵐の女神、ダンカン、骨の神、ネズミ、その他

(解説)
今回の見所は、やはりなんといってもカーレッジを巡る女の戦いでしょうか?戦後、女とストッキングは強くなったと言いますが、まあそれは置いておいて。さて「そっくり?ビックリ!」でもちょっと触れましたが、シーズン3に突入して、ミュリエルにもほんの少しだけ変化が出てきたようです。それが特に顕著に出ているのが今回。今までどんな事があろうとも、さほど怒りを表さなかったミュリエルですが、カーレッジを連れていこうとする嵐の女神に対しては、ものすごい怒りを顕にします。これは今までのミュリエルからは、ちょっと考えられない行動。しかも相手はいわば神様なわけですから、なおさらでしょう。それだけカーレッジへ対する愛情が増したのだと思われますし、また彼女自身も様々な体験をする事により、精神的に成長を遂げたのでは無いでしょうか?

対する嵐の女神ですけど、まあ気持ちは解らなくもない。愛していた者が突然いなくなってしまうという事は、それはそれは悲しい事でしょう。でもだからと言って他人の物を奪ってしまうというのはどうかと思いますし、それになにより、ダンカンとカーレッジの区別もつかなくなってしまっているようです。まあ「あばたもえくぼ」とはいいますけれども。

加えてダンカンも一時は骨に心を奪われていたわけですが、嫉妬心で女神の事を思い出すというのも、実に皮肉な感じがしていいですよね。

ちなみに今回のタイトル、その昔「骨まで愛して」という、そのものズバリな歌がありましたっけ。


(今日のダジャレ)
今回はユースタスのダジャレをば。嵐の女神に荒らされたミュリエルとキッチンを見て一言・・・
「なんだそのヘアー、それにこの部屋
なんかもう隙あらばダジャレが入ってくるので、油断が出来ませんね(笑)。
(今日のベロ)
ついつい骨を舐めてしまったカーレッジ。なんとか誘惑を断ち切ろうと、ベロをグルグル巻きこんで・・・。いやしかし良く伸びるベロですねえ。
(今日の必殺技)
今回はカーレッジも技を数々披露
「カーレッジお手玉!」
そして二回目「カーレッジロープ!」
「カーレッジペンチ!」
「カーレッジジャッキ!」
そしてとどめの「カーレッジパワー全開!!」
その内、ビームとか出すんじゃないだろうか(笑)?
「眠れる?ぼくのミュリエル」
(原題:The Sandman Sleeps)

(あらすじ)
静かな夜。ところがミュリエルのイビキがうるさくて、カーレッジはなかなか寝付けない。

同じ頃、やはり寝付けないで困っている者がいた。彼はサンドマン。人間に「眠り」を与える彼もまた、不眠症に困っていたのだ。なんとか眠ろうと、人間達のイビキを聞いていると、理想の眠りを持った者を発見!そうミュリエルであった。

サンドマンはミュリエルから眠りを奪うと、自分はぐっすり寝始めた。だが一方のミュリエルは全く眠れなくなってしまった。

あの手この手を施しても、全く眠れないミュリエル。それにつれどんどんと弱っていく。カーレッジはミュリエルの願いを聞き、深夜のドライブへと出かける。とそこでどこかで聞いたようなイビキを聞くのだった・・・。


(今日のゲスト)
サンドマン、ヒツジ達
(解説)
サンドマンというのは、西洋の伝説に出てくる人間を眠らせる役目を持った精です。他のカートゥーンでは、「パワーパフガールズ」にもやはりサンドマンが出てきましたよね。

さて今回の見所は、ちょっと可哀想ですけど眠れなくなったミュリエルでしょうか?どんどんと壊れていく姿がなんとも言えません。ただやはり眠れないというのは、相当につらい事なので、素直に笑うわけにはいかないんですけどもね・・・。

カーレッジがミュリエルを眠らせようとして読んだ「戦争と平和」という本ですけど、これはとにかく長い事で有名な本です。つまりそれだけ長い本を読んでも眠くならない、って事なんですね。


(今日のダジャレ)
サンドマンの城にいたヒツジ達
「だめ〜
「てめ〜
め〜わくだ」
とヒツジだけに「め〜」を連発です。
(今日のベロ)
ミュリエルにベロを持ってもらって、走りその反動でサンドマンの城に侵入!どうやらゴム並の伸縮力を持っているようです。


(今日のビックリ!)
寝室に入ってくるサンドマン。それを見たカーレッジは・・・
「行くよ〜。どかーん!!」
と、あらかじめビックリを教えてくれるようになりました(笑)。でも身体はボロボロになってしまいさすがに・・・
「毎回驚くのも大変だ〜」
とちょっぴり弱気に。頑張れカーレッジ!

第30話 「デジタルで対決したる!」
(原題:Hard Drive Courage)


(あらすじ)
ユースタスが風邪を引いてしまった。ミュリエルはあの手この手の治療法を試すが、一行に良くならない。

そこでミュリエルはとっておきの、アーティチョークを煎じたスープを作ろうとするのだが、肝心のレシピが解らない。そこでカーレッジに頼み、作り方をパソコンでダウンロードする事に。

ところがパソコンにウイルスが感染してしまう!その影響で、ミュリエルがパソコンの中へと吸い込まれてしまった。カーレッジはスキャナを使って、自分もパソコンの中へと入り込む。だがしかしそこはウイルスに支配された、電脳世界だったのだ。


(今日のゲスト)
ウイルス、パソコン、ヒル、その他

(解説)
やはりパソコンをやっていると、一番心配なのがこのウイルス。全くもって迷惑千万なんですが、今回登場するウイルスは自分がウイルスであるにも関わらず、風邪のウイルスに侵され、風邪をひいてしまっているという、ちょっとマヌケなウイルスです。ところでこのウイルス、「太陽がしっぱい!?」の話に出てくるバクテリアに顔が似ていると思いません?もしかして親戚なのかな?

ユースタスがお腹にどういうわけかヒルを付けていますが、これは外国などでは時たま行われている治療法。ヒルに悪い血を吸い出してもらうのです。ちょっと気持ち悪いですけどもね・・・。

今日の見所は、なんといってもパソコン内部の描写でしょう。特にCGを使った3Dカーレッジの描写は圧巻。また緑になった時も、良く見ると「0」と「1」の文字が身体にプリントされているのが笑えます。パソコンは「0」と「1」の二進数ですからね。

ところで今回出てくる「アーティチョーク」、ちょっと日本人には馴染みが薄いですね。ちょっと調べてみましたら、 こういうものだそうです。


(今日のダジャレ)
今回もカーレッジが連発してくれます。まずはパソコンに取り込まれるミュリエルを見て
「ウィルスがオイラの留守に!」。
それからマウスに襲われ
「びっくりしマウス!」。
そして電話回線を使って、受話器から出てきて一言
ジュワッキ!」。
相変わらず絶好調ですよね〜。
(今日のギャグ)
カーレッジが3Dになったとき、なにやら「妖怪」がどうのこうの言っていましたよね?実はあそこで言っているのは、全て日本の妖怪の名前です。
まず「見上げ入道」は、その名の通り見上げるとどんどん大きくなっていく妖怪。「見上げ入道見越した!」と言えば、目の前から消えます。
次に「ぬりかべ」ですが、こいつは山中などで突然現れ行く手をさえぎってしまう妖怪。手近にある小枝などを拾って、足元の辺りを二三度払うと消えます。
「大首」はその名の通り、巨大な首だけの妖怪。
「ろくろっ首」はポピュラーですよね。首が長く伸びる妖怪です。でも元々は身体と首が離れる妖怪の事なんですけどね。
しかし最大の謎は、カーレッジが一体どうしてこんな日本の妖怪に詳しいのか?という事。まさか水木しげるファンなのか(笑)??
(今日の必殺技)
パソコン内でミュリエルがピンチ!そこでカーレッジは・・・
「カーレッジチェンジ!」
いつも使っている変身を、巧みに利用しましたぞ!
「神話の恋の物語」
(原題:The Ride Of The Valkyries)

(あらすじ)
ノルウェー旅行に来たカーレッジ達。ところがふとした事から、ミュリエルが女神ワルキューレのリーダーと間違われて連れていかれてしまう。

ワルキューレ達は、凶悪なトロールとの戦争を起こす気だ!しかもミュリエルはお芝居かなにかだと勘違いして、すっかりその気。

カーレッジは、ミュリエルを助け出せるのか?


(今日のゲスト)
ワルキューレ達、トロール達、青い鳥、ガチョウの神様
(解説)
今回はノルウェーを舞台に、ワーグナーの名曲「ワルキューレの騎行」を使った、カーレッジ版オペラです。その壮大な音楽を楽しみましょう。

さて今回登場するワルキューレというのは、北欧神話の女神達の事です。またその中にブリュンヒルデという名前の神様がいますが、彼女がどうやら今回登場したワルキューレ達のリーダーのようですね。

さて神様つながりというわけでは無いのでしょうが、「恋するガチョウ」に出てきたガチョウの神様がちょっぴり登場。しかしどうしてこの番組に出てくる神様は、ワガママな神様ばかりなんだろうか・・・(笑)?

特別出演?という事でもうひとつ。ワルキューレ達の寝室には、石がたくさんありますが、その中の石の一つになんと!「パワーパフガールズ」のポスターが貼ってあります!かなり注意しないと解りにくいんですが、ビデオを持っている方は探してみてください。

それから今回のタイトルなんですけど・・・やっぱり昔「銀座の恋の物語」という歌があったような気がするんですけども・・・?


(今日のダジャレ)
ミュリエルをさらわれてしまったカーレッジが一言
「そんなワーグナー!」
これは今回のBGMがワーグナーの曲である、という事を踏まえたダジャレですね。
(今日のギャグ)
ワルキューレに囲まれた青い鳥。思わず一言・・・
「お呼びで無い、こりゃまた失礼いたしました。」
これはクレージーキャッツの植木等さんのギャグですね。


(今日の必殺技)
ミュリエルを助けるためにカーレッジは・・・
「カーレッジジャーンプ!」
なんかもう、なんでもアリになってきましたね。
(今日のアホ)
なんだか今日は全然いい所が無かったユースタス。最後には鳥に捕まってしまって、
「このアホドリ」
これはもしかして「アホウドリ」と引っ掛けているのかな?

第31話

「サンゴっ子 おにごっこ」
(原題:Scuba Scuba Doo)


(あらすじ)
南の海にバカンスにやって来たカーレッジ達。ミュリエルとカーレッジは、サンゴ礁でのダイビングを楽しむ。とミュリエルはサンゴに住んでいる、小さな人を発見。でもユースタスはちっとも信じようとはしないのであった。

ユースタスが、そのサンゴの住人の事を母親に電話で話すと、ユースタスの母親は喜んだ。何故なら、サンゴは最高のカツラの材料になるからだ。

翌日、ミュリエルとカーレッジはそのサンゴに住む人々、サンゴっ子達と仲良くなる。だがそこへ潜水艦でやってきたのはユースタスの母親であった。彼女はカツラのために、サンゴを根こそぎ奪い取ろうとしているのだ!

このままではサンゴっ子さん達の住処が無くなってしまう!ミュリエルに乞われ、カーレッジはサンゴっ子さん達を助けるべく立ち上がるのだった!


(今日のゲスト)
サンゴっ子、ユースタスのママ、ディ・ラン

(解説)
サンゴ礁の平和を守るべく、立ち上がるカーレッジ!今回最大の見所は、ユースタスのママの潜水艦と、カーレッジの戦闘機による水中戦でしょうか?

「おくびょうなカーレッジくん」は、背景などにCGを使い、そのおかげでかなり綺麗な背景となっているのは、今更説明の必要が無い事なのですが、今回のサンゴシティのシーンは、特に綺麗ですね。ところで今回登場するサンゴっ子って一体何物なんでしょうか?魚?なんだかオタマジャクシにも見えてしまうんですが・・・果たして?


(今日のダジャレ)
今回はサンゴっ子達の歌う唄から
サンゴを直そう、タンゴは踊らず、仕事の合間にマンゴを食べる」
とまあ、例によってこういう細かい所が楽しいんですよね、カーレッジは。

(今日のギャグ)
ミサイルに追われたカーレッジ、思わず
「イヤ〜ン!イアン・ソープ!」
イアン・ソープって人、いましたよね。水泳の選手でオリンピックの金メダリストです。
「ばっちいグー?」
(原題:Conway The Contaminationist)

(あらすじ)
ある日、飛行機が墜落してきた。その飛行機に乗っていたコーンウェイという男は、助けてもらった例にと、ミュリエルとユースタスに長生きの秘訣を教えるのだった。

だがその秘訣たるやとんでもないもので、とにかく「不潔」にしろという物だった!ミュリエル達はそれを信じて不潔に生活するのだったが、健康になるどころか、どんどんと衰えていくのみであった。

このままでは二人が危ない!そう思ったカーレッジは一計を案じるのだった・・・。


(今日のゲスト)
コーンウェイ、その他
(解説)
今回も「グロテスク」系なお話。カーレッジも言っていますが、お食事中には見ない方がいいかも・・・?見る時には、それなりの覚悟を決めた方がいいでしょう。

さて今回登場のコーンウェイ氏、不潔にする事で長生きをし、193歳まで生きているとの事ですが、果たして本当なのでしょうか?もっとも彼が言っている通り、人間は環境に「慣れる」事が出来ますので、まんざらウソでは無いかもしれません。ただ自分が大丈夫だからといって、それを他人に薦めるのはどうかなあと・・・。特に今回の場合はですが。

ただもっとも、逆にあんまり清潔にしすぎて、それこそなんにでも「無菌」とか「消毒済み」の物ばかり使っていると、今度はそうった最近に対する抵抗力を失ってしまうそうです。あんまり清潔すぎるのも考え物なんですよね。だからと言って不潔にすればいいという物では無く、結局はバランスを取る、という事ですね。何事も程ほどがいいんです。「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。


(今日のギャグ)
カーレッジのガスマスクを引っ張るコーンウェイ氏。カーレッジはたまらず
「ゴムパッチン!」
この「ゴムパッチン」ですけど、ゆ〜とぴあというコンビが使っていたギャグですね。相手にゴムひもの片方を加えさせて、もう一人がゴムひもを思いっきり引っ張って手を離す・・・という、かなり危険な芸でした。皆さんは真似しないようにね(笑)!
(今日の必殺技)
コーンウェイの悪臭に耐えかねたカーレッジ。そこで出たのが
「カーレッジガスマスク!」
これさえあれば、どんな悪臭もへっちゃらだ!でもどこから出したんだろう・・・?

第32話 「うみねこキャッツ」
(原題:Katz Under The Sea)


(あらすじ)
ユースタスの横暴ぶりに、さすがのミュリエルもいい加減嫌気がさして来た。とそこへラジオから流れてきた、潜水艦「家庭最悪号」のスタッフ募集のお知らせを聞き、ミュリエルはカーレッジを連れ、その潜水艦のスタッフになるべく旅立つ。

潜水艦には多くの人が集まっていた。そして艦長が現れると・・・なんとそれはあのキャッツであった!キャッツは集まった人々をスタッフとして迎え入れるが、カーレッジは犬なので、潜水艦に入れない!

腹話術師の人形になりすまし、なんとか潜水艦にもぐりこむカーレッジ。ミュリエルを探そうとするのだったが、その時偶然にもキャッツの陰謀を知ってしまう。実はキャッツはこの潜水艦を爆発させようとしていたのだ!

ミュリエルも牢屋に閉じ込められてしまい、どうすることも出来ないカーレッジ。果たしてカーレッジはキャッツの陰謀を阻止する事が出来るのだろうか・・・?


(今日のゲスト)
キャッツ、アナウンサー、バナナ、ハゲオヤジ、長官と部下、その他
(解説)
またもやキャッツの登場です。その愉快犯的な行動にはやはりどこか不気味な印象がうかがえますね。

さて今回のそもそもの発端は、ミュリエルの家出です。今までどんな事があっても、ユースタスに対して我慢をしてきたミュリエルですけど、さすがにとうとう我慢の限界が来てしまったようで。もっとも今まで良く我慢してきたなあ、と思うんですが・・・。まあでも長い夫婦生活を送る間には、おそらく今回のような危機は何度もあった事でしょう。でもそこをいかにして乗り越えていくのか?がポイントなんですよねぇ。

さて今回は、いつも影の存在としてなかなか表には出ていなかったアナウンサーが大活躍ですね。彼のおかげでキャッツの陰謀を世に知らしめる事が出来たわけですから。でもこの人、実は毎回オープニングに出ているんだよなあ。隠れたレギュラーでしょうか?

そして潜水艦からの脱出は、まさにカートゥーンとでも言いましょうか。「そんなアホな!」と思わずツッコミたくなるんですが、でもそれを楽しめるか否かが、カートゥーンを受け入れられるか否か?という問題にも直結してきます。あなたはどうですか?


(今日のギャグ)
潜水艦から逃げ出そうとするキャッツ。そこで一言
「バイニャラだ」
これは元々は「バイナラ」というギャグで、斉藤清六というタレントが「欽どこ」で使っていたギャグですね。最も本人はギャグと自覚していたのかどうなのか・・・。
「カーテンでカッー!」
(原題:Curtain Of Cruelty)

(あらすじ)
洗濯をしているミュリエル。ところがカーレッジがイタズラして、ミュリエル特製柔軟材を使い切ってしまう。そこでミュリエル達は柔軟材の材料を買いに、町へと出かける。

町で買い物をする一行。ところが謎の光のカーテンが通った途端、人々は皆イジワルになってしまった!そのせいでミュリエルは捕まり、ユースタスは次の町長候補に選ばれてしまう!

実はこのカーテンに当たった者は、誰でもイジワルになってしまうのだ!ところがカーレッジとミュリエルだけはいつも通り。どうやら何か秘密がありそうだが・・・?


(今日のゲスト)
ハゲオヤジ、町長、ハムスター、その他町の人達
(解説)
今回のお話は、ちょっといつもと違う所が。今回悪役を演じるのは、いつも脇で出てくるハゲオヤジ。そのせいか、今回だけ登場するといったキャラクターはいないんですよね。町の人達も、いつもどこかに出てくるメンバーで構成されています。もちろんハゲオヤジ的には大抜擢なのでしょうが、そのせいかいつものゲストキャラクターの面白さが欠けているような気がします。

それはさておき、今回のように「イジワル」というのも、「おくびょうなカーレッジくん」では繰り返し繰り返し出てくるモチーフですよね。そしてそのイジワルを最も体現しているキャラクターが、正にユースタスなのです。そのせいか、ユースタスもカーテンを浴びても、いつも通り変わりありません。

ではどうしてミュリエルとカーレッジも大丈夫だったのか?その秘密は本編をご覧ください。


(今日のダジャレ)
肉屋でのユースタスのセリフですが
とんつくとんま、とんちんかんとんでもない店だ」
とんと親切じゃない」
これは店の主人がブタだった事を受けてのセリフ。「豚」は「とん」とも読みますからね〜。

(今日のギャグ)
カーレッジのセリフで
「オレがこんなにスゴイのは・・・これだ!」
ってのがありますが、これの元ネタは藤田まことの「オレがこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」でしょう。しかし一体カーレッジはいつの生まれなんだか(笑)。
(今日のアホ)
せっかく町長になれると思ったユースタス。でも皆元に戻ってしまい、特訓センターでハムスターを可愛がる訓練を受ける事に。でもそのハムスターが・・・?
「アホハム!」
ハムスターもユースタスに負けず劣らずイジワルですねえ。