第30話 | 「デジタルで対決したる!」 (原題:Hard Drive Courage) (あらすじ) ユースタスが風邪を引いてしまった。ミュリエルはあの手この手の治療法を試すが、一行に良くならない。 そこでミュリエルはとっておきの、アーティチョークを煎じたスープを作ろうとするのだが、肝心のレシピが解らない。そこでカーレッジに頼み、作り方をパソコンでダウンロードする事に。 ところがパソコンにウイルスが感染してしまう!その影響で、ミュリエルがパソコンの中へと吸い込まれてしまった。カーレッジはスキャナを使って、自分もパソコンの中へと入り込む。だがしかしそこはウイルスに支配された、電脳世界だったのだ。 (今日のゲスト) ウイルス、パソコン、ヒル、その他 (解説) やはりパソコンをやっていると、一番心配なのがこのウイルス。全くもって迷惑千万なんですが、今回登場するウイルスは自分がウイルスであるにも関わらず、風邪のウイルスに侵され、風邪をひいてしまっているという、ちょっとマヌケなウイルスです。ところでこのウイルス、「太陽がしっぱい!?」の話に出てくるバクテリアに顔が似ていると思いません?もしかして親戚なのかな? ユースタスがお腹にどういうわけかヒルを付けていますが、これは外国などでは時たま行われている治療法。ヒルに悪い血を吸い出してもらうのです。ちょっと気持ち悪いですけどもね・・・。 今日の見所は、なんといってもパソコン内部の描写でしょう。特にCGを使った3Dカーレッジの描写は圧巻。また緑になった時も、良く見ると「0」と「1」の文字が身体にプリントされているのが笑えます。パソコンは「0」と「1」の二進数ですからね。 ところで今回出てくる「アーティチョーク」、ちょっと日本人には馴染みが薄いですね。ちょっと調べてみましたら、 こういうものだそうです。 (今日のダジャレ) 今回もカーレッジが連発してくれます。まずはパソコンに取り込まれるミュリエルを見て 「ウィルスがオイラの留守に!」。 それからマウスに襲われ 「びっくりしマウス!」。 そして電話回線を使って、受話器から出てきて一言 「ジュワッキ!」。 相変わらず絶好調ですよね〜。 (今日のギャグ) カーレッジが3Dになったとき、なにやら「妖怪」がどうのこうの言っていましたよね?実はあそこで言っているのは、全て日本の妖怪の名前です。 まず「見上げ入道」は、その名の通り見上げるとどんどん大きくなっていく妖怪。「見上げ入道見越した!」と言えば、目の前から消えます。 次に「ぬりかべ」ですが、こいつは山中などで突然現れ行く手をさえぎってしまう妖怪。手近にある小枝などを拾って、足元の辺りを二三度払うと消えます。 「大首」はその名の通り、巨大な首だけの妖怪。 「ろくろっ首」はポピュラーですよね。首が長く伸びる妖怪です。でも元々は身体と首が離れる妖怪の事なんですけどね。 しかし最大の謎は、カーレッジが一体どうしてこんな日本の妖怪に詳しいのか?という事。まさか水木しげるファンなのか(笑)?? (今日の必殺技) パソコン内でミュリエルがピンチ!そこでカーレッジは・・・ 「カーレッジチェンジ!」 いつも使っている変身を、巧みに利用しましたぞ! |
「神話の恋の物語」 (原題:The Ride Of The Valkyries) (あらすじ) ノルウェー旅行に来たカーレッジ達。ところがふとした事から、ミュリエルが女神ワルキューレのリーダーと間違われて連れていかれてしまう。 ワルキューレ達は、凶悪なトロールとの戦争を起こす気だ!しかもミュリエルはお芝居かなにかだと勘違いして、すっかりその気。 カーレッジは、ミュリエルを助け出せるのか? (今日のゲスト) ワルキューレ達、トロール達、青い鳥、ガチョウの神様 (解説) 今回はノルウェーを舞台に、ワーグナーの名曲「ワルキューレの騎行」を使った、カーレッジ版オペラです。その壮大な音楽を楽しみましょう。 さて今回登場するワルキューレというのは、北欧神話の女神達の事です。またその中にブリュンヒルデという名前の神様がいますが、彼女がどうやら今回登場したワルキューレ達のリーダーのようですね。 さて神様つながりというわけでは無いのでしょうが、「恋するガチョウ」に出てきたガチョウの神様がちょっぴり登場。しかしどうしてこの番組に出てくる神様は、ワガママな神様ばかりなんだろうか・・・(笑)? 特別出演?という事でもうひとつ。ワルキューレ達の寝室には、石がたくさんありますが、その中の石の一つになんと!「パワーパフガールズ」のポスターが貼ってあります!かなり注意しないと解りにくいんですが、ビデオを持っている方は探してみてください。 それから今回のタイトルなんですけど・・・やっぱり昔「銀座の恋の物語」という歌があったような気がするんですけども・・・? (今日のダジャレ) ミュリエルをさらわれてしまったカーレッジが一言 「そんなワーグナー!」 これは今回のBGMがワーグナーの曲である、という事を踏まえたダジャレですね。 (今日のギャグ) ワルキューレに囲まれた青い鳥。思わず一言・・・ 「お呼びで無い、こりゃまた失礼いたしました。」 これはクレージーキャッツの植木等さんのギャグですね。 (今日の必殺技) ミュリエルを助けるためにカーレッジは・・・ 「カーレッジジャーンプ!」 なんかもう、なんでもアリになってきましたね。 (今日のアホ) なんだか今日は全然いい所が無かったユースタス。最後には鳥に捕まってしまって、 「このアホドリ」 これはもしかして「アホウドリ」と引っ掛けているのかな? |
「サンゴっ子 おにごっこ」 (原題:Scuba Scuba Doo) (あらすじ) 南の海にバカンスにやって来たカーレッジ達。ミュリエルとカーレッジは、サンゴ礁でのダイビングを楽しむ。とミュリエルはサンゴに住んでいる、小さな人を発見。でもユースタスはちっとも信じようとはしないのであった。 ユースタスが、そのサンゴの住人の事を母親に電話で話すと、ユースタスの母親は喜んだ。何故なら、サンゴは最高のカツラの材料になるからだ。 翌日、ミュリエルとカーレッジはそのサンゴに住む人々、サンゴっ子達と仲良くなる。だがそこへ潜水艦でやってきたのはユースタスの母親であった。彼女はカツラのために、サンゴを根こそぎ奪い取ろうとしているのだ! このままではサンゴっ子さん達の住処が無くなってしまう!ミュリエルに乞われ、カーレッジはサンゴっ子さん達を助けるべく立ち上がるのだった! (今日のゲスト) サンゴっ子、ユースタスのママ、ディ・ラン (解説) サンゴ礁の平和を守るべく、立ち上がるカーレッジ!今回最大の見所は、ユースタスのママの潜水艦と、カーレッジの戦闘機による水中戦でしょうか? 「おくびょうなカーレッジくん」は、背景などにCGを使い、そのおかげでかなり綺麗な背景となっているのは、今更説明の必要が無い事なのですが、今回のサンゴシティのシーンは、特に綺麗ですね。ところで今回登場するサンゴっ子って一体何物なんでしょうか?魚?なんだかオタマジャクシにも見えてしまうんですが・・・果たして? (今日のダジャレ) 今回はサンゴっ子達の歌う唄から 「サンゴを直そう、タンゴは踊らず、仕事の合間にマンゴを食べる」 とまあ、例によってこういう細かい所が楽しいんですよね、カーレッジは。 (今日のギャグ) ミサイルに追われたカーレッジ、思わず 「イヤ〜ン!イアン・ソープ!」 イアン・ソープって人、いましたよね。水泳の選手でオリンピックの金メダリストです。 |
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「ばっちいグー?」 (原題:Conway The Contaminationist) (あらすじ) ある日、飛行機が墜落してきた。その飛行機に乗っていたコーンウェイという男は、助けてもらった例にと、ミュリエルとユースタスに長生きの秘訣を教えるのだった。 だがその秘訣たるやとんでもないもので、とにかく「不潔」にしろという物だった!ミュリエル達はそれを信じて不潔に生活するのだったが、健康になるどころか、どんどんと衰えていくのみであった。 このままでは二人が危ない!そう思ったカーレッジは一計を案じるのだった・・・。 (今日のゲスト) コーンウェイ、その他 (解説) 今回も「グロテスク」系なお話。カーレッジも言っていますが、お食事中には見ない方がいいかも・・・?見る時には、それなりの覚悟を決めた方がいいでしょう。 さて今回登場のコーンウェイ氏、不潔にする事で長生きをし、193歳まで生きているとの事ですが、果たして本当なのでしょうか?もっとも彼が言っている通り、人間は環境に「慣れる」事が出来ますので、まんざらウソでは無いかもしれません。ただ自分が大丈夫だからといって、それを他人に薦めるのはどうかなあと・・・。特に今回の場合はですが。 ただもっとも、逆にあんまり清潔にしすぎて、それこそなんにでも「無菌」とか「消毒済み」の物ばかり使っていると、今度はそうった最近に対する抵抗力を失ってしまうそうです。あんまり清潔すぎるのも考え物なんですよね。だからと言って不潔にすればいいという物では無く、結局はバランスを取る、という事ですね。何事も程ほどがいいんです。「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。 (今日のギャグ) カーレッジのガスマスクを引っ張るコーンウェイ氏。カーレッジはたまらず 「ゴムパッチン!」 この「ゴムパッチン」ですけど、ゆ〜とぴあというコンビが使っていたギャグですね。相手にゴムひもの片方を加えさせて、もう一人がゴムひもを思いっきり引っ張って手を離す・・・という、かなり危険な芸でした。皆さんは真似しないようにね(笑)! (今日の必殺技) コーンウェイの悪臭に耐えかねたカーレッジ。そこで出たのが 「カーレッジガスマスク!」 これさえあれば、どんな悪臭もへっちゃらだ!でもどこから出したんだろう・・・? |