何故だかいつもトラブルに巻き込まれ、驚いてばかりの毎日を送っているが、それでもカーレッジは愛する飼い主のミュリエルのピンチには、ありったけの勇気を振り絞って危険に飛び込んで行くのだ。またとても温かい心を持っており、例え今まで敵として争っていた相手であったとしても、優しく接するのであった。

知能は意外と高く、パソコンを使いこなしたり、飛行機や車まで乗りこなしてしまう。更に催眠術なども使ったりする。また毛皮の中には様々な物を隠し持ち、それらを使い大活躍する。

こう見えてダジャレやギャグの類が大好きで、どんなにピンチの状況においても、さりげなくダジャレを言ったりするユーモアセンスの持ち主。だがそのギャグは基本的には「オヤジギャグ」であり、中には一体何歳なのだろう？と思わせるギャグもある。

誰に対しても優しく接する、温かい心の持ち主。だが大体それが裏目に出てしまい、様々なトラブルに巻き込まれる事となる。また恐ろしいほどのマイペースで、自分が大ピンチに陥っている事に気付かない事もしばしば。

趣味はお茶を入れる事。またシタールなどの楽器を演奏するのが特技でもある。「あらまあ」が口癖。料理や洗濯、お裁縫が大好きで、専業主婦の鑑とも言えるが、唯一の欠点は料理に隠し味として「お酢」を入れる事。これにはさすがのカーレッジも閉口しているようである。

ユースタスはものすごくワガママで怒りっぽい。他人に対してイジワルで、自分が有利になるなら、平気でウソをつく。金にがめつく、またケチでもある。そのため自分が金を払うという事にとにかく耐えられない。

ミュリエルに対しても冷たく接し、さながらメイドか何かとしか見ていないようであるが、それでいて離婚しない所を見ると、実は心の底ではミュリエルを信頼しているんでは無いだろうか？ただしカーレッジに対しては、ひたすら冷たく当たり、カーレッジは常にユースタスのイジワルの的であり、怪物のお面で驚かされてばかりである。だが実はユースタスはカーレッジ並の臆病なのだ。

テレビを見る事が大好きで、ヒマさえあればテレビを見ている。また二言目には「メシはまだか？」と自分の食事の心配ばかりする。口癖は「アホ」。自分がハゲているのを、いたく気にしているようである。