第21話 | 「けっこう毛だらけ!」 (原題:Bad Hair Day) (あらすじ) フサフサ研究所という所では、実験のために血液型がABXYZ型の人間を求めていた。そしてなんとミュリエルがその血液型だったのだ! 研究所はあの手この手でとうとうミュリエルを捕まえる。怒ったユースタスとカーレッジが研究所に行ってみた所、出てきたのはなんとユースタスのママ!そう彼女がこの研究所の所長だったのだ。 ミュリエルなんかいない!との言葉に引き下がるユースタス。だがカーレッジは単独で研究所に侵入。そして研究所の恐るべき実態を見るのだった・・・! (今日のゲスト) ユースタスのママ、ヴィンダルー、研究所員、警備員、その他 (解説) 今回は髪の毛ネタ。ユースタスもユースタスのママも、いわゆるハゲですから、自ずと髪の毛ネタが多くなってくるようですね(笑)。 見所は、フサフサ研究所のギミックあれこれでしょうか?特に人工的に髪の毛を生やすあたり、実にカートゥーンらしいギミックに溢れていて、見ているだけでも楽しいですよね。最もやられている方は、いい迷惑なのですが・・・。 (今日のダジャレ) 今回は「髪の毛」という事で、やはり「髪」関係のダジャレが多いです。 「噛み噛みしてる」 「結果は神のみぞ知る」 「おヘアの研究」 「毛ほども怪しくない」 「神技だ・・・」 「危機一髪」 などなど。この中で注意しないといけないのは「危機一髪」でしょうか?実は「危機一発」では間違いになります。この際なんで、憶えておきましょう。 (今日のギャグ) ヤブ医者ヴィンダルーが潜水艦のおもちゃを持って一言 「潜水艦は形が命です。」 これは 「人形の秀月」の雛人形のCMの 「人形は顔が命です。」 から来ているギャグですね。 |
「ハットする帽子」 (原題:The Forbidden Hat Of Gold) (あらすじ) ふとした事からユースタスは、兄のホルストが「黄金の帽子」を発見した事を知る。苦心の末にその場所の地図を見つけたユースタス。一人で「黄金の帽子」を探しに行こうとするが、ミュリエル達もついてくる事に。 着いたのはジャングルの奥深く。とうとう地図に載っていた洞窟を見つけるが、そこに置いてあった立て札には、「ここでは物を欲しがるな、見栄をはるな」と注意書きがしてあった。だがユースタスはそんな事を無視して、いよいよ洞窟へ入っていく。 洞窟の奥深く、ついに「黄金の帽子」を発見するユースタス。だがユースタスが帽子に触れた途端、洞窟が崩れ始めた!慌てて逃げ始める三人。 迷路のような洞窟をやっと抜けたと思ったら、今度はフード姿の修道士達に捕らえられてしまった。そしてなんとミュリエルが生け贄にされる事に!どうするカーレッジ? (今日のゲスト) フルツ博士、ホルスト、修道士達、石像、ネズミ (解説) 今回はまさに大冒険編と行ってもいいでしょう。次から次へと迫り来る数々のトラップ、まさに「危機一髪」の連続であります。 特に洞窟の中のトラップは、パイ投げあり、ボクシンググローブありで、これまたカートゥーンらしい楽しいギミックがいっぱいですね。特に出口だと思ったら、実は「絵」だった、というのはこれまた実に古典的であります。 そして超巨大な石像相手にカーレッジはどうやって勝つのか?いやまさに自滅を誘ったわけですね。お見事! (今日の必殺技) 出口だと思ったら絵だった!穴へ落ちていくカーレッジ達。そこで出たカーレッジの技は? 「カーレッジロープ!!」 即座にロープを出し、落ちるのから免れました。いやあ、つくづく便利な物を持っていますね。 (今日のアホ) 念願の黄金の帽子を手に入れたユースタス。と思ったら・・・ 「このアホ帽子!」 まあ自業自得ですけどもね(笑)! |
「いやーん!エイリアン」 (原題:Car Broke,Phone Yes) (あらすじ) ある夜、カーレッジが星を眺めていると、流れ星を発見。その流れ星は怪しい動きをした後、地球に落下してきた! その直後、農場に怪しい訪問者がやってきた。彼はカーレッジを閉じ込めると、突然触手を延ばし、ミュリエルから「優しさ」を奪ってしまった! 「優しさ」を奪われたミュリエルはすっかりイジワルになってしまい、カーレッジにもイジワルをするようになる。カーレッジはミュリエルを元に戻そうと、さっきの怪しい男を追いかける。ところがその男は、宇宙人だったのだ! (今日のゲスト) 宇宙人、宇宙人のボス (解説) 久々の宇宙人ですね。でもカーレッジにはこうした宇宙人が良く出てきますよね。特に今回の宇宙人は、脳ミソがむき出しでタコのような外見をしているという、実に古典的な姿をしています。 さてこの宇宙人は、ミュリエルから「優しさ」を盗んでしまいます。さすがのミュリエルも「優しさ」を盗まれてしまっては、ユースタス同様にイジワルになってしまいます。でも見ていると、ユースタスをも手玉に取っている辺り、実は心の底ではかなりユースタスに対し、鬱憤がたまっているのかも・・・? (今日のダジャレ) 電話を借りに来た宇宙人。そこで軽く電話ダジャレを連発。 「デンワ急げ」 「誰も出んわ」 まあ今となっては、軽いジャブですけどもね(笑)。 (今日のアホ) 今回は「優しさ」を失ったミュリエルが「アホ」連発!更に宇宙人のボスも「アホ」で対抗! 「アホ亭主」 「アホ惑星」 「アホ頭」 「アホ人間」 「アホタコ星人」 「アホ単細胞」 「アホ脳細胞」 もう「アホ」のオンパレードですよね。 |
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「荒野のカーレッジ」 (原題:Cowboy Courage) (あらすじ) ミュリエルの膝の上でくつろぐカーレッジ。西部劇のお話を読んでもらいながら、ウトウトしてしまう・・・。 ここは西部のマカロニの町。今ここに荒野の流れ者、カーレッジがやって来た。カーレッジは町につくなり、町長達に保安官に選ばれる。だがなにやら怪しい雰囲気・・・。 酒場へやってくるカーレッジ。とそこの女マスター、ミニーと知り合う。ミニーの話では、昔この町には大悪党のムッチーというのがいたが、一年前に死んでしまって、今では平和そのものという事。だがしかしそのムッチーが甦ってしまった! 悪逆の限りを尽くすムッチー。ついにミニーをもさらっていってしまった!カーレッジはミニーを取り戻せるのだろうか? (今日のゲスト) ミニー(ミュリエル)、ムッチー(ユースタス)、町長、フロイド、ブーブー、その他 (解説) 今回は珍しく「夢オチ」。しかも西部劇です。アメリカでは一時期このような西部劇映画が大量に作られていたのですが、最近ではそうでも無いようですね。 そんなわけで、やはり全編西部劇なのが見所でしょうか?古き良き西部劇を楽しみましょう。ただムッチーとの対決が少し短いような気がするのが、ちょっと残念ですけどね。 |