フォスターズ・ホーム全話ガイド4



第13話 「子犬はどこ?」
(原題:WHO LET THE DOGS IN?)

(初放送 2005.11.9)

(あらすじ)
エドゥアルドが子犬を拾ってきた。だがしかし、ミスター・ヘリマンが犬嫌いのため、ホームには犬を入れてはいけないのだった。

しかし子犬を見捨てる事も出来ないエドゥアルドは、皆に隠れてこっそりと犬を飼う事にしたのだったが、その犬が勝手にホームの中を歩き回るので大混乱。さらにそこへマックがいっぱい子犬を拾ってきてしまった!
(解説)
今回は、フレンド達の中でも人一倍優しい性格をしている、エドゥアルド主役が主役です。…と言っても、例によって30分間ドタバタしているだけなんですけどね(笑)。犬の描写は、さすがと言っていいくらいカワイイです。でも単純にカワイイだけじゃ無いのは、やはり「2ストゥーピッドドッグス」を手がけているだけはありますね。

今回の見所は、何といっても犬嫌いのヘリマンでしょうか?いつもの厳格なキャラクターが、犬のせいで壊れていってしまうのは、可哀想ではありますが、どうしても笑ってしまいます。まあ考えてみれば、ウサギに犬は天敵ですもんねえ。

今回イマイチ影が薄いブルーでありますが、「タイムマシン」を作ろうとしているのが、なんとも言えずいい感じですね。自分も子供の頃とかに、やっぱり段ボールとか使って、あれこれ作っていたのを思い出しますです。
(今日のフランキー姐さん)
今回は、犬に怯えるヘリマンをひたすらなだめる役。なんだかいつもと立場が逆転してしまってますな。
(今日のエンディング)
本編に登場した「足がベロ」のフレンド登場。しかし子供の想像力ってすごいな〜。

第14話 「ボウリング対決」
(原題:THE BIG LABLOOSKI)

(初放送 2006.8.26)

(あらすじ)
珍しくマダム・フォスターが怒りながら、どこかから帰ってきた。話によると、どうやらジャーキンスというライバルに、ボウリングのチームメイトを買収されたらしい。そこでマックの提案で、フレンドの面々をメンバーにして、ジャーキンスに一泡ふかせることにした!

ボウリング場に行く一堂。ウィルト、エドゥアルド、ココ、そしてマックはマダムと共にボウリングを始めるが、ブルーはゲーム機の中に入っていたパドルボールにすっかり夢中。そしていよいよ勝負開始!フレンド達は、ちょっと変わったやり方ではあったが、見事な成績を上げていった。そしてマックだが…どうにもボウリングが下手なのであった…。
(解説)
というわけで、待望のシーズン2放映開始なのです。

で今回はボウリング勝負。見所はやはり、フレンド達のボウリング姿でしょうか?それぞれの個性を存分に生かした投げ方をしていますね。こういうキャラクターの使い方は、本当にこの作品は上手いです。さすがというしか。

ブルーは相変わらず、自分の欲望に忠実に生きていますね。でもそんなトラブルメーカーな所が、ブルーらしいです。金のためなら、平気で皆を裏切るし。

ところで今回登場したフレンドのボーリングポールですが、彼は彼を生み出したボーリング店の主人といまだに一緒に暮らしているわけです。主人はかなりの大人、という事を考えると、ホームの他のフレンドのように主人との別れを経験しなかった、数少ない幸せなフレンドなのかも知れませんね。

(今日のフランキー姐さん)
今日は…出番無し!残念。
(今日のエンディング)
エドゥアルドの投球。ゴロゴロゴロ…倒れるか?

第15話 「お願いウィルト」
(原題:WHERE THERE'S A WILT THERE'S AWAY)

(初放送 2006.8.27)

(あらすじ)
今日はウィルトが楽しみにしていたバスケットボールの試合のテレビ中継の日。ところがそんな時に限って、皆がウィルトに用事を頼む…!
(解説)
今回はただもうひたすら、皆のために働くウィルトさんに涙が出てきますね(笑)。いやでも本当いい人だなあ、ウィルトは。

果たしてウィルトは、大事なバスケの試合を見れるのでしょうか?
「ベンディに負けるな」
(原題:EVERYONE KNOWS IT'S BENDY)

(あらすじ)
ホームに新しいフレンドがやって来た。名前はベンディ。前の家でイタズラばかりする、という事で追い出されたのだが、ヘリマンもフランキーもベンディがそんなイタズラ者では無いと信じていた。

ところがベンディは本当にとんでもないイタズラ者だった!そしてあろうことか、自分のやったイタズラをブルー達他のフレンドのせいにする、とっても嫌なヤツだった!

怒ったブルーは、なんとかしてベンディの化けの皮を剥がそうと企むのだが…?
(解説)
今回登場のベンディは、迷惑度では恐らくブルーよりも遥かに上でしょう。なにしろ自分のイタズラを、他人のせいにしてしまうんですから。

しかし普通の日本の作品だったのなら、最後の最後にベンディが懲らしめられてめでたしめでたし、なんでしょうけど、そうはならないのがこの「フォスターズ・ホーム」という作品。逆に言えば、そこに違和感を感じてしまう人はこの作品には合わないのかも知れませんよね。

ところでベンディがなんでこんなに激しい性格なのかちょっと考えてみると、やはり生み出した子供、グレゴリーがちょっとおとなしそうな性格だったからでは無いでしょうか?以前から自分は「フレンドは生み出した人間とは逆の性格になる」と言ってますが、今回の場合も生み出したグレゴリー少年がおとなしい性格だったため、そこで抑圧されたストレスなどを解放するため、ベンディがあのような性格になったのではないか?と推測されます。つまりグレゴリー少年は、元々ベンディのようなイタズラっ子になる素質がある、というわけですね。
(今日のエンディング)
ウィルトとベンディ。なんか水と油のような二人ですね…。

第16話 「今夜はパーティ!」
(原題:Partying Is Such Sweet Soiree)

(初放送 2006.8.28)

(あらすじ)
マダム・フォスターとフランキーが出かけてしまった。そこでブルーは目障りなヘリマンをなんとかして追い出し、ホームでパーティを開いた!フレンドはハメを外して大ハシャギ。

そこへマックがやってきた。マックはブルーに注意を促すのだったが、ブルーの策略で甘〜いお菓子を食べさせられてしまった。とマックの様子が何やらおかしく…?こうして狂乱の一夜が始まった…!
(解説)
いやはや今回ももうメチャクチャ(笑)。ブルーの真骨頂発揮ですね。ヘリマンを言いくるめてしまう所などは、見事!の一語につきます。

そして今回の見所は、砂糖を食べてしまい人が変わってしまったように暴れまわるマックでしょうか?砂糖で暴れる、と言えば「ホーム・ムービーズ」のジェイソンが思い出されますが、こういう症状というのは実在するのでしょうか?ちょっと調べてみたんですけど、ちょっと似たような症例は見当たりませんでした。やはりこれは甘い物に対する執着みたいな物をカートゥーン的に表現した物なのでしょうかね?どっちにしても、こういうのを見るとやはりブルーはマックの潜在意識が生み出した存在なのだなあ、とつくづく実感します。

(今日のフランキー姐さん)
今日はマダムと一緒にお出かけ。なんで出番あまり無し。でもラストでダンスがちょっと見られます。
(今日のエンディング)
逃げる冷蔵庫。走る冷蔵庫。頑張れ!