フォスターズ・ホーム全話ガイド13



第49話 「リンカーン大統領の陰謀」
(原題:Emancipation Complication)

(初放送 2007.11.13)

writtten by : DARRICK BACHMAN
storyboard by : NEAL STERNECKY , ED BAKER
artdirection : CRAIG McCRACKEN
animationdirection :ROBERT CULLEN , ROBERT ALVAREZ
directed : CRAIG McCRACKEN

(あらすじ)
学校で先生が、生徒からイマジナリーフレンドを取り上げ物置に入れてしまう、という場面に遭遇したマックは、ブルーを使って、そのフレンドを救出する。中から出てきたのは、ペンのような形をしたリンカーンというフレンドと、巨体でリンカーンのお付のムースというフレンド。

マックは二人をホームに連れていくが、実はリンカーンはものすごい悪賢いフレンドであった。マダム・フォスターを言葉巧みに丸め込んだリンカーンは、ホームのフレンド達を金で売り払ってしまうのだった。
(解説)
子供の友達であるイマジナリーフレンドですが、いい奴もいればもちろん悪い奴もいるわけです。迷惑なフレンドということで言えば、もちろんブルーもそうですけど、ベリーとかネメシスとかがいました。しかしここまで悪賢いフレンドは、今回登場するリンカーンが始めてでは無いでしょうか?ある意味、ホームの最大の危機の到来と言えるでしょう。しかしさすがにマダム・フォスターは、フレンドの扱い方を心得ていますよね。

リンカーンが自説を持ち上げるシーンは、音楽にのってのオペラ調。カートゥーンではこういう形式が多いので、やはり日本語に翻訳してあると、とても親しみやすくなりますよね。

(今日のエンディング)
全て元通りのホーム。しかしそこでブルーが…?もっともブルーはゲームばかりしていたから、何も気づいてないのかも知れませんよね。

第50話 「グッド・ウィルト・ハンティング パート1」
(原題:Good Wilt Hunting Part1)

(初放送 2007.11.3)

writtten by : LAUREN FAUST
storyboard by : VAUGHN TADA
artdirection : CRAIG McCRACKEN
animationdirection : ROBERT ALVAREZ , ERIC PRINGLE , ROBERT CULLEN
directed : CRAIG McCRACKEN

(あらすじ)
今日は、ホームにいるフレンドが、自分を生み出した人と会える、五年に一度の同窓会。皆、とても楽しそうだ。しかしたった一人、ウィルトだけはどういうわけか生みの親が来ておらず、また生みの親について尋ねても、どうも何か隠している様子であった。

その夜、ウィルトはひっそりとホームを出ていってしまう。きっと生みの親に会いに行ったに違いない!早速マック達は、ウィルトを追いかけるのであった。
(解説)
今回と次回は、つながったお話。ウィルトの過去が語られます。ホームの中でも、とても面倒見の良くて優しいウィルトが、一体どうして生みの親と別れる事となったのでしょうか?

今回は、フレンド達の生みの親が見れるのが見所。エドゥアルドやその他のメンバーの親は、やはりどこかフレンドと似ていますよね。その中でココだけは、どういうわけか「発見者」が来ています。どうやらココの生みの親は、誰なのか解らないようです。どうやら、ちょっと悲しい設定があるようですが…?

(今日のエンディング)
走るウィルト。でもこのスピードはさすがに…。

第51話 「グッド・ウィルト・ハンティング パート2」
(原題:Good Wilt Hunting Part2)

(初放送 2007.11.3)

writtten by : LAUREN FAUST
storyboard by : ED BAKER
artdirection : CRAIG McCRACKEN
animationdirection : ROBERT ALVAREZ , ERIC PRINGLE , ROBERT CULLEN
directed : CRAIG McCRACKEN

(あらすじ)
すったもんだの末に、マック達はウィルトを見失ってしまった。だがしかしあきらめてはいけない。マック達は、ウィルトが彼を考え出した子供の所に向かったのではないか?と予想。

その頃ウィルトは、かつての決着をつけに故郷へ戻ってきていた。そして再びバスケットボールの試合に挑むのであった!
(解説)
前回からの続きです。ウィルトの過去、そしてウィルトを考え出した人の正体が判明いたします。果たしてその正体は?

見所は、やはりウィルトの口から語られる、彼の過去でしょうか。実に彼らしい、ちょっと切ないお話なのですが、でもだからこそラストでの彼の喜びようは、想像に難くありません。

ちなみに今回のタイトルは「グッド・ウィル・ハンティング」が元ネタです。

(今日のエンディング)
かつての友の試合を見るウィルト。でもさすがに迷惑では?

第52話 「イマジナリー・バトル」
(原題:Make-Believe it or Not!)

(初放送 2007.11.16)

writtten by : KIRK THATCHER
storyboard by : KELSEY MANN
artdirection : CRAIG McCRACKEN
animationdirection : ROBERT ALVAREZ . ERIC PRINGLE
directed : CRAIG McCRACKEN

(あらすじ)
ある雨の日。グーが原因で、ホームのヒューズが飛んでしまい、何もする事が無くなってしまった一同。グーの発案で、いつしか全員ごっこ遊びに興じる事に。

しかしそのごっこ遊びで、マックとブルーに言い負かされてしまったグー。あれこれと悩んでいる内に、ごっこ遊びに出てきた、ブギウギ星人のフレンドを生み出してしまった!
(解説)
今回は雨の日…となると、どうしても思いだしてしまうのは、「パワーパフガールズ」の「雨の日の冒険」を思い出しますが、しかし最終的には全然違ってきます。

元々イマジナリー・フレンドとは、子供たちの空想から生み出された遊び相手なわけですから、本来はこんな感じで、子供たちの空想の中で遊んでいる存在なんですよね。そういった意味では、イマジナリー・フレンドの原型を垣間見る事が出来ると言えるでしょう。

そしてグーですが、フレンドを生み出さなくなったと思ったら…。やれやれ。

(今日のエンディング)
今回登場した?ヒーロー達。しかしどこかで見たようなのもいますよね…。