スペシャル |
「フォスターズ・ホームは永遠に」
(原題:Destination: Imagination)
(初放送 2010.8.3)
writtten by : LAUREN FAST , TIM McKEON
storyboard by : VAUGHN TADA , ED BAKER , ROB RENZETTI , BEN BALISTRERI , KELSEY MANN
artdirection : MARTIN ANSOLABEHERE
animationdirection ROBERT ALVAREZ , ERIC PRINGLE
directed : CRAIG McCRACKEN , ROB RENZETTI
(あらすじ)
毎日毎日フレンドの世話をして、休む暇も無いフランキー。ヘリマンは相変わらず文句しか言わず、またフレンド達もそれが当たり前となっていて、誰もフランキーに感謝の言葉を贈らない。そんな状況にフランキーは、ストレスを感じつつあった。
そんなある日、ホームの玄関にオモチャ箱が捨てられていた。一緒についていた手紙によると、このオモチャ箱の中にはイマジナリーフレンドが閉じ込められており、そして決して開けてはいけないという物であった。ヘリマンはそのオモチャ箱を屋根裏部屋へしまうよう、フランキーに命じるのであったが、フランキーは日頃のストレスから、そのオモチャ箱を開けてしまう。
オモチャ箱の中には、広大な空間が広がっていた。ダンボールで出来た木、幻想的な森、小動物達…。いずこからともなく聞こえてきた「声」とフランキーはいつしか仲良くなり、フランキーは仕事の合間を縫って、このオモチャ箱の中へ仕事をサボリに来るようになっていた。そしてある日、声の主はとうとうフランキーを塔の中へと、閉じ込めてしまった。
その頃ホームでは、フランキーがいなくなってしまったため、掃除や食事や洗濯などの行う人がいなくなってしまい、大変な事になってしまっていた。マック、ブルー、エドゥアルド、ココ、ウィルトの五人は、屋根裏部屋のオモチャ箱が怪しい事をつきとめると、オモチャ箱の中へフランキーを探すために入っていった。
しかしマック達は、歓迎されざる者であった。警官隊に追われると、突如現れたヒーローからフランキーを閉じ込めているのは、この世界の王である事を聞かされる。マック達はヒーローと共に、フランキーを開放するべく、危険な草原や深い谷底へと向かっていった。果たして彼らは、無事にフランキーを取り戻す事が出来るのであろうか…?
(解説)
今回は「フォスターズ・ホーム」の長編エピソード。実質的にフランキーが主役だと言えるでしょう。フランキーファンは要チェックです。
今回登場するフレンドは、オモチャ箱の中の広大な世界を支配している、かなり不思議なパワーを持ったフレンドだと言えるでしょう。その広大な世界を舞台にした大冒険が、今回の最大の見所です。クライマックスの追いかけっこなど、まさにアートアニメといった雰囲気です。
そしてそのフレンドに対して、分け隔てなく接してあげられるのが、フランキーの優しい所。やはりなんだかんだで、フレンドの扱いを一番心得ているのでしょうね。
(今日のエンディング)
マダム・フォスター、おかえりなさーい!って、旅行に行ってたんですか? |