ビリー&マンディ全話ガイド4

第13話

「グリムの恋人」
(原題:Grim in Love)

(初放送 2003.9.5)

制作スタッフ

STORY BY: GORD ZAJAC
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , ROBERT ALVAREZ
STORYBOARD BY: BRETT VARON

あらすじ

海にやってきたビリーとマンディ、そしてグリム。と、グリムが一人の女性に一目ぼれをしてしまった!彼女の名前は「マライヤ」。そのどことなく陰気で、ミステリアスな魅力にグリムはすっかりメロメロに。一方のマライヤもグリムを気に入った様子。そして二人はデートを重ね、親密な仲になっていくのだった。

だがしかしグリムには心配の種が一つ。それは自分が人間では無いという事を、彼女に明かしていないという事だったのだ…。

解説

今回はグリムの恋。まあ相手が相手なので、グリムが好きになるのも分かるんですが…。でもそういえば、グリムってエリスも好きだったような気がするし、テレビ番組のおねーさんにも憧れていたような…?意外と気が多いようですね。まあそんなグリムの、ある意味「悲恋」を楽しみましょう。

今回登場した「マライヤ」ですが、元ネタはエルヴァイラという女優さんでは無いかと思われます。確かにイメージ似ていますね。そう言えば「グリムはグレゴリー」の話で、やはりグリムが憧れるテレビの司会者の女性がいるのですが、そちらもこの人に似ているような気がしますね。

「マンディの恋」
(原題:Crushed)

(初放送 2003.10.3)

制作スタッフ

STORY BY: GORD ZAJAC
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , ROBERT ALVAREZ
STORYBOARD BY: BRETT VARON

あらすじ

今夜は学校のダンスパーティー!男子は好きな女子を誘ってパーティーに行くのだ!そんな中、アーウィンが無謀にもマンディを誘うが、当然断られてしまう。とそこへビリーが新しい友達の「ピフ」を連れてやってくる。マンディはピフを見た途端、激しい胸の高鳴りを覚えるのだった!

信じられないかもしれないが…これはもしかして「恋」ってヤツか…???

解説

あのマンディが恋をした!そんなバカな!信じられない!!だがしかし現実は、常に無情である…。まあとにかく、そんな恋するマンディが今日の見所。

「こんなのマンディじゃない!」というくらい珍しい表情のマンディが見られます。もちろん当然その事は、マンディ自信も良くわかっているのか、グリムに命じて「心を切り取ってくれ」と言い出す始末。しかしマンディよ、何が君をそうまでさせるのか?

今回登場のピフが一言も喋らないのが、「デクスターズラボ」の同じ恋愛話「見つめないで」を彷彿とさせて面白いですね

「ナーゴルの恋人」
(原題:Love is Evol Spelled Backwards)

(初放送 2003.9.5)

制作スタッフ

STORY BY: CREIG LEWIS
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI
STORYBOARD BY: PAUL McEVOY

あらすじ

今日はバレンタインデー。なのでビリーのパパとママは、ビリーを置いて旅行に行ってしまう。留守の間のベビーシッターはシスおばさんにお願いする事に。

ところがそこへナーゴル登場!寂しいシスおばさんを、自分の恋人にしようと企むのだった!もしもおばさんとナーゴルが結婚でもしたら、ビリーはナーゴルの甥っ子だ!これはなんとしてでも阻止しないと…。

解説

またもや登場のナーゴルであります。寂しい者同士がくっつくので、それはそれでいいんじゃないか?とも思うのですが、やはりビリーにとっては大問題のようですね。

今回の見所は、やはりナーゴルとおばさんのデートを阻止せんとする作戦の数々でしょうか?特にレストランにて、嫌な顔をしながらも、しっかり変装しているマンディがなんとも言えませんよね。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:守屋佐智代 , グリム:三宅健太
広瀬正志 , 堀本等 , 世田壱恵 , 園田恵子 , よのひかり , 巻島直樹 , 細野雅世

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:伊藤文子 , 演出:加藤敏 , 翻訳:村治佳子 , 担当:小野寺徹 丸田耕太郎
録音/調整:新宿スタジオ , 音響制作:カートゥーンネットワーク 東北新社

第14話

「心優しき大グモ」
(原題:The Crawling Niceness)

(初放送 2003.10.10)

制作スタッフ

STORY BY: MAXWELL ATOMS
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , ROBERT ALVAREZ
STORYBOARD BY: MAXWELL ATOMS

あらすじ

グリムのトランクからタマゴを見つけるビリー。そのタマゴを孵そうとするが、タマゴから生まれてきたのは、なんとクモであった。

虫が嫌いなビリーはクモを嫌うのだったが、そのクモはビリーをパパと慕うのだった。そしてクモはジェフを名乗り、どんどん大きく成長していくのだった…。

解説

見た目には醜いモンスターでも、その心の中は人間同様に、いや人間以上に美しい場合があったりするのです…という話ですね。

見所はクモのジェフでしょうか?見た目は化け物グモなのですが、彼はビリーを父と慕い、ビリーのために尽くしてくれます。その様はどこか物悲しく、涙すら誘います。もしも皆さんがビリーと同じ状況に置かれたら、果たしてジェフを受け入れられるでしょうか?

「ビリーの家庭教師」
(原題:Smarten Up)

(初放送 2003.9.19)

制作スタッフ

STORY BY: GORD ZAJAC
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , ROBERT ALVAREZ
STORYBOARD BY: DAVID FEISS

あらすじ

明日は算数のテスト!おバカなビリーは嫌で嫌でたまらない。なんとかしてくれるようにグリムに泣きつくビリー。そこでグリムは「本の虫」を出す。この「本の虫」を食べれば、ビリーの体を代わりに支配してくれ、テストも受けてくれるという寸法だ。

ところがその「本の虫」が猫のミルクシェイクに食べられる!と、ミルクシェイクは賢くなり、ビリーの家庭教師を買って出るのだったが…。

解説

おバカなビリーにとっては、確かにテストは嫌なものでしょう。でも、何を今更…という気もするんですが。

そんなわけで、今日の見所は猫のミルクシェイクの家庭教師っぷりでしょうか?しかしビリーのバカさ加減には、もはや何も言えませんね。

「スタァ・グリム」
(原題:The Grim Show)

(初放送 2003.9.12)

制作スタッフ

STORY BY: CREG LEWIS
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , ROBERT ALVAREZ
STORYBOARD BY: TREVOR WALL

あらすじ

グリムのお気に入りの番組、「アトロシアのミッドナイトホラームービーショー」が打ち切りになってしまう。怒り心頭のグリムは、テレビ局に抗議に出向いた。魔力を使い、プロデューサー達を懲らしめるグリム。ところがその様子がテレビ中継されてしまい、何故かグリムは人気者となってしまう。そしてグリムはとうとう自分の番組を持つようになってしまった!

すっかり人気者となったグリムは、マンディの言いつけすら無視する始末。その態度にとうとうマンディの怒りが爆発した!

解説

いつの間に、家の前にテレビ局が出来たのか?というのは置いておいて…、やはり今回の見所は、スターとなったグリムでしょうか?常日頃、マンディに抑圧されている反動なのか、実に楽しそう。もっともそれもマンディによって奪われてしまうのですが…。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:守屋佐智代 , グリム:三宅健太
広瀬正志 , 堀本等 , 世田壱恵 , 園田恵子 , 巻島直樹 , 池田和良 , 細野雅世

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:伊藤文子 , 演出:加藤敏 , 翻訳:村治佳子 , 担当:小野寺徹 丸田耕太郎
録音/調整:新宿スタジオ , 音響制作:カートゥーンネットワーク 東北新社

第15話

「ナーゴルの息子」
(原題:Son of Nergal)

(初放送 2003.9.26)

制作スタッフ

STORY BY: GORD ZAJAC
DIRECTED BY: ROBERT ALVAREZ
STORYBOARD BY: PAUL McEVOY

あらすじ

ビリーとマンディは、寒い寒いウインターキャンプに来ていた。だがしかし、そこには偶然にも、ナーゴルの息子「ジュニア」が来ていたのだ!

友達を作りたいジュニアは、他人の姿に変身。その元の人間を雪ダルマの中に閉じ込めていた。そしてとうとうビリーとマンディだけが残ってしまったのだった…。ビリーにジュニアの魔の手が迫る…!

解説

ナーゴルとシスおばさんに息子が誕生!良かった良かった…って、どうやって生まれたんでしょうか?そういうわけで今回もホラー&サスペンス調。人が減っていく代わりに、雪ダルマが増えていく描写は、やはり恐ろしい物がありますね。

今回登場したジュニアは、自分の容姿にコンプレックスを抱き、それだからこそ余計に友達を欲しがるという、ある意味同情を禁じえない存在なのですが、だがやはり方法を間違えている段階で、迷惑なキャラクターになってしまっていますね。そんなジュニアが今回の見所であると言えるでしょう…。

「シスターグリム」
(原題:Sister Grim)

(初放送 2003.10.10)

制作スタッフ

STORY BY: GORD ZAJAC
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , JULI HASHIGUCHI
STORYBOARD BY: BRETT VARON

あらすじ

ビリーの遊びのせいで、とんでもなく遠くまで吹き飛ばされてしまったグリム。更に落下の際に頭に白ペンキの缶がはまってしまったせいで、シスタービッグママと間違われてしまう。

するとシスターグリムを慕う子供達がやって来て、グリムとの共同生活が始まった!だがしかし同じ頃、ビリーとマンディがグリムを探しにやってきた…。

解説

見所は、シスターグリムを慕ってくる子供達。なにやらタダ者では無いですね。そして子供達と遊んでいる時のグリムは、本当に嬉しそうです。普段、余程抑圧されているんでしょうね。

「ゴーカート3000」
(原題:Go Kart 3000!)

(初放送 2003.9.19)

制作スタッフ

STORY BY: GORD ZAJAC
DIRECTED BY: JOHN McINTYRE , RANDY MYERS
STORYBOARD BY: MICHALE DIEDERICH

あらすじ

今日はエンズビルゴーカートレースの日!出場選手はそれぞれ、ビリー&アーウィン、ミンディ、スパーグ、マンディ&グリム、そして覆面を被った謎のレーサーだ。

いよいよレーススタート!果たして栄冠は誰の頭上に輝くのだろうか…?

解説

今回は「チキチキマシン猛レース」を彷彿とさせるレース話です。しかしどうやら元ネタは「デスレース2000」という映画のようですね。

そういわけで、今回はレースをじっくりと楽しみましょう。実にカートゥーンらしいレースが展開されます。そして勝利の栄光を掴むのは…?いや、意外な結果ですよね。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:守屋佐智代 , グリム:三宅健太
堀本等 , 世田壱恵 , 園田恵子 , 巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:伊藤文子 , 演出:加藤敏 , 翻訳:村治佳子 , 担当:小野寺徹 丸田耕太郎
録音/調整:新宿スタジオ , 音響制作:カートゥーンネットワーク 東北新社

第16話

「影の世界」
(原題:Five-O-Clock Shadows)

(初放送 2007.12.18)

制作スタッフ

STORY BY: BRETT VARON
STORYBOARD BY: BRETT VARON
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI
ARTDIRECTION BY: RAB McCARSON

あらすじ

自分の影がどこから来るのか?影の事を知りたがるビリー。影の世界はパラレルワールドの中心の、とても恐ろしい世界なのだとグリムは語るのだったが、結局グリムはビリーとマンディを影の世界へと連れてくる。

影の世界、そこでは全ての物が反対となる。マンディの影は女の子らしく笑い、ビリーの影はよりおバカなのだ。三人は元の世界へ戻ろうとするのだが、元の世界へ戻る扉が開くのは12時間後。そしてこの世界では、自分の影からは離れられないのだった…。

解説

今回は影の世界が舞台です。現実の世界とそっくりだけれども、でもどこか違った影の世界。そこでビリーが巻き起こす騒動とは?とてもシュールなお話であります。

影の世界に入るまでの描写は、とてもコントラストの強い背景が印象的です。今回のテーマである「影」を意識した配慮ですよね。

「闇の騎士の恐怖」
(原題:Terror of the Black Night)

(初放送 2003.10.3)

制作スタッフ

STORY BY: CRAIG LEWIS
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGUER

あらすじ

ビリー達は、中世ヨーロッパの様子が再現されたお祭りにやってきた。それぞれに中世の仮装を楽しむ面々。しかしアーウィンが着ていた、カッコイイ騎士の衣装に憧れてしまうビリー。そこでグリムが更にカッコイイ「闇の騎士の呪われた鎧」を出すのだった。

喜んでその鎧を着るビリーであったが、その鎧は呪われていて脱げないのだった!鎧を脱ぐ方法はただ一つ。誰かと勝負して勝利する事…。さあ早く勝負に勝たないと、オシッコが漏れちゃうよ〜!!

解説

他のカートゥーンでも、時々でもこうした「中世フェア」のネタがあるのですけど、このようなフェアはアメリカでは頻繁に行われる物なのでしょうか?

そんなわけで見所は、オシッコするために勝負を繰り広げるビリー。果たしてビリーはトイレに間に合うのでしょうか?

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:守屋佐智代 , グリム:三宅健太
広瀬正志 , 堀本等 , 園田恵子 , 巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 鈴木貴征

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:1、末次信二 2、伊藤文子 , 演出:1、岩田敦彦 2、加藤敏 , 翻訳:1、柳澤由美 2、村治佳子 , 担当:小野寺徹 丸田耕太郎
録音/調整:1、ブロードメディア・スタジオ 2、新宿スタジオ , 音響制作:カートゥーンネットワーク 東北新社