ビリー＆マンディ全話ガイド15

「スカールは庭が命」
(原題：Herbicidal Maniac)

（初放送　2007.12.31）

制作スタッフ

STORY BY: C.H.GREENBLAT
STORYBOARD BY: C.H.GREENBLAT
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN

あらすじ

庭の手入れに専念するスカール将軍。目指すは「ご近所さん大賞」のトロフィーだ。しかしせっかく手入れした庭をビリーにメチャクチャにされてしまい、更にグリムの超自然パワーにより植物と一体化させられてしまった！

ビリーに復讐を企むスカールは、あの手この手を企てるが、ことごとく失敗。最後の手段としてパーティーを開催し、そこにビリーをおびきよせるのだったが…。

解説

またもや登場のスカール話であります。スカールもすっかりと「ビリマン」の世界に馴染んでしまいましたよね。今では庭いじりが趣味となったようです。

そんなスカールが今日の見所でしょうか？植物と合体して、不思議なパワーを得たようですが…やはりビリーの前にはかなわないようですね。

「正義と混乱」
(原題：Chaos Theory)

制作スタッフ

STORY BY: JAMES SILVERMAN , MIKE DIEDERICH
STORYBOARD BY: MIKE DIEDERICH
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: EDDY HOUCHINS

あらすじ

巨大ショッピングストアーに買い物に来ている、ビリーとマンディ達。しかし何か様子がおかしい。そう、散らかされた物や壊れた物などが、すぐに元に戻ってしまうのだ。これは一体どうした事だろうか？

そこへホス・デルガドがやってきた。ホスの話から、ホスとエリスが付き合い始めたという事が判明。つまりこの現象は、「破壊と混乱の女神」たるエリスが、恋をして普通の女性になってしまったのが原因だ。このままではホスもすっかり腑抜けになってしまうし、世界の秩序そのものが変わってしまう。そこでマンディ達は、ホスとエリスを別れさせる事にするのだが…。

解説

48話で出会って以来、ホスとエリスがとうとう付き合う事となってしまったようです。しかしそのせいで「破壊と混乱」が起こらなくなってしまった、というのもいかにもビリマンらしい所でしょうか。とは言え、全世界に影響を与えるわけですから、なかなかそうも言えないのが難しい所ですが。

というわけで、なんとかしてホスとエリスを別れさせようと奮闘するのが、今日の見所。マンディも、普段聞けないような可愛い声を出して奮闘いたします。そしてマンディの買ったユニコーンの置物の運命は…？

「恋に落ちたビリー」
(原題：The Love That Dare Not Speak Its Name)

（初放送　2007.12.31）

制作スタッフ

STORY BY: JERMY BARGIEL , ALEX ALMAGER
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGER
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: EDDY HOUCHINS

あらすじ

街中でビリーが出会った少女、ブランディ。どこかビリーに似た彼女であったが、ビリーは彼女に恋をしてしまった！すっかりブランディの虜になってしまったビリーに、グリムはすっかり呆れ顔。

ところがブランディ本人は、なんとグリムの事が好きなのであった！それを知ったビリーは、嫉妬の炎に怒り狂い、グリムを決闘をするのであったが…。

解説

ビリーが恋をする、というのはなかなか考えずらい状況ではありますが、ブランディがビリーそっくりなので、なんとなく納得させられてしまいます。そして恋に落ちたビリーは、いつもにも増して積極的。

見所は、ビリーとグリムの決闘でしょうか？と言っても、グリムには全くその気は無いのですが…。そしてブランディの正体とは…？

「永遠に生きる方法」
(原題：Major Cheese)

制作スタッフ

STORY BY: BRETT VARON
STORYBOARD BY: BRETT VARON
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI , SUE PERROTTO

あらすじ

健康生活を続けている老人、マイティ・モー。彼は健康的な生活を続け、寿命を延ばしている。そのためグリムは、彼の事を嫌っていたのだった。そのモーが健康生活の秘訣についての本を出版する事となった。

このままでは、すべての人間の寿命が延びて、誰も死ななくなってしまう！そうなっては死神グリムの商売は上がったりだ。なんとかしないと、という事でグリムはモーの寿命を奪おうとするのだが…。

解説

古今東西、「不老不死」はあらゆる人間の憧れなわけですが、それをあっさり実現させてしまったマイティ・モーは、実はすごい人なのかも知れません。しかし人の「死」を扱う死神のグリムにとっては、これ以上無いくらい厄介な相手でもあるんですよね。

というわけで見所は、なんとかしてモーの不老不死を阻止しようとする、グリムの奮闘ぶりでしょうか？しかし「健康」が不老不死の秘訣、というのもある意味当然なような、そうでも無いような気がします。

「グリムの日」
(原題：A Grim Day)

（初放送　2007.12.31）

制作スタッフ

STORY BY: JEFF PREZENKOWSKI , ALES QUE
STORYBOARD BY: ALES QUE
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SUE PERROTTO , SHAUN CASHMAN

あらすじ

ビリーはおばあちゃんの家に出かけ、そしてマンディも今日は一日一人でいたい、と言い出した。そう今日はグリムにとっては、久しぶりに一人だけで過ごせる日なのだ！

せっかくの一日をどう過ごすか悩むグリム。そこでスカールに目をつけ、彼と過ごそうとするのだったが、スカールに大事な鎌を盗まれてしまった！鎌を盗んだスカールは、その力で世界を思いのままにしようと企むのだが…。

解説

いつもビリーとマンディと一緒に過ごしているグリムですが、今日は久々に一人で過ごせるわけです。そのヒマに、一体何をするのか？というのが今回の見所。しかしなにも、スカールの所へなんて行かなくても…。

そして後半では、ビリー、マンディの代わりに、プディンとミンディを連れ出す、というのもポイントですよね。やはりいつも三人で行動しているため、三人でないと落ち着かないんでしょうか。

「パンドラのお弁当箱」
(原題：Pandra's Lunch Box)

制作スタッフ

STORY BY: NINA BARGIEL , IAN WASSELUK
STORYBOARD BY: IAN WASSELUK
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN

あらすじ

ビリー達のクラスに、ドーラという少女が転校してきた。ミンディの執拗な勧誘を跳ね除けたドーラは、マンディと仲良くなる。

いつしか親友になるマンディとドーラ。しかしドーラは、どういうわけかその手に持ったお弁当箱を、マンディに開けさせようとしているのだ。一体ドーラの真意とは…？

解説

今回のお話のモチーフになっているのは、「パンドラの箱」の神話です。また今回登場するドーラのキャラクターは、他局ではありますが「ドーラと一緒に大冒険」ですよね。この辺りの容赦の無いパロディは、さすがカートゥーンならではという感じです。

またドーラとマンディが「親友」になる、というのもちょっとした見所ですよね。いつも一緒にいるビリーやグリムは、親友とは言いがたいですからね。そしてそんな親友に裏切られたマンディの取った行動とは？

「ビリー＆マンディVS.火星人」
(原題：Billy & Mandy vs The Martians)

（初放送　2007.12.31）

制作スタッフ

STORY BY: MAXWELL ATOMS , NINA BARGIEL , JEREMY BARGIEL
STORYBOARD BY: JOHN BAHN , MIKE DIEDERICH
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI , EDDY HOUCHINS

あらすじ

ビリーとマンディの暴虐ぶりに、とうとう堪忍袋の尾が切れてしまったグリム。しかしあの約束がある限りは、グリムはビリーとマンディの親友なのだ。ところがそこへやってきた怪しい男に「約束は地球でのみ有効だが、他の星へ行けば無効になる」とそそのかされ、グリムは火星へと出ていってしまった。

怪しい男の名前はモーグ。火星の死神であり、ゾンビ軍団を従える支配者なのだ。更にモーグは、グリムに地球を征服するよう促すのだった。一方ビリー、マンディ、アーウィンはグリムのトランクに忍び込み、火星までついてきていた。そしてとうとうグリムによる、地球侵略が始まった。しかしモーグは何やら企んでいるようなのだが…。

解説

今回は30分エピソード。いよいよ地球を飛び出し、舞台を火星へと移します。地球と火星の運命が掛かった、壮大なスケールのお話です。そんな今回は、やっぱり「マーズアタック」のパロディでしょうか？

見所は、もちろん火星ゾンビによる地球侵略もそうなのですが、やはりグリムとビリー、マンディとの友情でしょうか？なんだかんだでこの三人、本当は仲がいいのかも？