ビリー&マンディ全話ガイド17

第65話

「いじめられっ子ユニコーン」
(原題:The Crass Unicorn)

(初放送 2008.1.1)

制作スタッフ

STORY BY: MAXWELL ATOMS , CINDY MORROW
STORYBOARD BY: CINDY MORROW
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN

あらすじ

どんなにいじめられても、嫌な事があっても、ビリーはいつでも前向き。だからこそ、いつも愚痴を言ってつまらなそうにしているグリムに対して、我慢がならないのであった。そこでビリーは、「誰もが幸せになれる魔法の国」へ連れて行くように、グリムに頼み込む。

幸せの魔法の国へやってきたビリー達。そこでは誰もが幸せそうに暮らしていたのだが、たった一匹、ユニコーンのメアリー・フランシスだけはとてもつまらなそうにしていた。そこでビリーは、なんとかしてメアリーを幸せにしてやろう、とするのだが…。

解説

誰でもが幸せに暮らしたいものだとは思いますが、現実にはなかなか上手くはいかない物です。誰もがビリーのように前向きに生きられればいいのですが、マンディの言うように、他人の考え方を変えるのは難しいですし、無理にそれをやってしまうのは、実は色々と問題があるのです。とは言え、他人を幸せにしてあげたい、というビリーの思いやり?は尊重するべきなのでしょうけれど。

というわけで見所は、なんとかメアリーを幸せな気持ちにしてあげようと奮闘するビリーでしょうか?ところでそのメアリーですが、「セーラームーン」などで有名な声優の三石琴乃さんが声をあてていらっしゃいますね。カートゥーンでは、ちょっと珍しいかも。

「終わりで始まり」
(原題:Billy & Mandy Begins)

制作スタッフ

STORY BY: JEFF PREZERKOWSKI , MIKE DIEDERICH , MAXWELL ATOMS , ARROIRE GUILEAUD
STORYBOARD BY: MIKE DIEDERICH , MAXWELL ATOMS , ARROIRE GUILEAUD
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN , JULI HASHIGUCHI , JULI HASHIGUCHI

あらすじ

深い穴の底、グリム、ビリー、マンディ、そしてアーウィン達は巨大な海のモンスターに食べられそうになっている。一体どうしてこんな事になってしまったんだ?三人の回想が始まるのだった…。

解説

今回はグリムと出会った時の事を三人が思い出す、というお話。そのせいか、ちょっと最終回っぽく見えてしまいます。とにかく三人が思い出す、いい加減な出会いのエピソードが見所です。

マンディの口だけが実写になる、というシーンがありますが、これはおそらく「クラッチカーゴ」や「宇宙ライダーエンゼル」のパロディでしょうね。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太
三石琴乃 , 巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 藤本たかひろ , 渡辺英雄 , 藤井啓輔

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:安部康幸 , 担当:井口大介 , 田中翔太
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ

第66話

「壊し屋ビリー」
(原題:Everything Breaks)

(初放送 2009.3.1)

制作スタッフ

STORY BY: MIKE DIEDERICH
STORYBOARD BY: MIKE DIEDERICH
ART DIRECTION: MARC PERRY
DIRECTED BY: MATT ENGSTRON , RUSSELL CALABRESH

あらすじ

ビリーは、普段からとにかく何でも壊すのだが、最近それに拍車がかかってきている。このままでは、ビリーは街を追い出されてしまうだろう。

なんとかしようと考えたマンディとグリムは、苦痛の王に頼みビリーをレベル9の世界へ連れてくる。この世界で、徹底的に破壊をやらせれば何かを壊す事に飽きるだろう、と踏んだのだが…

解説

とにかく迷惑なビリーの破壊癖なのですが、今回はそれがパワーアップ。触る物をひたすら破壊しまくる、ビリーが今回の見所でしょうか。

そして苦痛の王が久しぶりに登場。今ではすっかり、マンディの下僕となってしまったようですが?

「魔法のパズル」
(原題:The Show that Dare Not Speak Its Name)

制作スタッフ

STORY BY: ALEX and HOLLY ALMAGUER
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGUER
ART DIRECTION: MARC PERRY
DIRECTED BY: KRIS SHERWOOD

あらすじ

グリムのトランクにあった立方体のパズル。ビリーがそのパズルを崩してしまうと、その中からピンフェイスと呼ばれる魔物が現れた。

彼は世界を支配しようと、あの世から仲間たちを呼び出す。しかもどうやらこのピンフェイス、グリムとはちょっとした因縁があるようで…。

解説

今回登場のピンフェイスは、頭からボーリングのピンが出ているという、とてもシュールなデザインです。ビリーで無くとも、ついつい見つめてしまいますよね。そんなピンフェイスの子分たちの迷惑っぷりが、今日の見所でしょうか。

またピンフェイスが閉じ込められていたパズルは、やっぱりルービックキューブでしょうね。実際には一面は3×3の9個のブロックで構成されているのですが。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太 , 苦痛の王:佐藤晴男 , ピンフェイス:渡辺英雄
巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 堀本等 , 藤本たかひろ , 浅井晴美 , 丸山荘史

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:外村誠志 , 担当:井口大介
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ

第67話

「秘密のクラブの秘密」
(原題:The Secret Snake Club vs. P.E.)

(初放送 2009.3.7)

制作スタッフ

STORY BY: C.H. GREENBLAT , IAN WASSELUK
STORYBOARD BY: IAN WASSELUK
ART DIRECTION: MARC PERRY
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN , RUSSELL CALABRESH

あらすじ

学校での体育の授業を、いつも見学している秘密の蛇クラブのメンバー三人。一体どうやったら体育の授業を見学できるんだろう?ビリーとアーウィンは、彼らに近づくのであった…。

解説

「秘密のクラブ」に登場した三人組が、またもや登場。今回も強烈なオタクっぷりを見せてくれます。

そして体育の授業を無くす事は出来るのでしょうか?珍しくスパーグがグリムの鎌を持ち出していますね。

「アーウィン、王になる」
(原題:King Tooten Pooten)

制作スタッフ

STORY BY: C.H. GREENBLAT
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGUER
ART DIRECTION: MARC PERRY
DIRECTED BY: MICHEL LYMAN

あらすじ

古代エジプト展に展示されていたミイラ、ポッピンロッキン王はアーウィンのおじいちゃんだった。そのおじいちゃんが甦り、アーウィンを新しい王にしようと企む。

トゥーテンプゥーテン王となったアーウィンは、エンズヴィルにピラミッドを作り出す。それを見たマンディ達であったが…。

解説

以前も語られた事があるのですが、アーウィンの母親はミイラなんですよね。今回はそれを受けてのお話。そしておじいちゃんが王様だったという事は、実はアーウィンはなかなかに高貴な生まれなのでしょうか?

見所は王となったアーウィンでしょうか。ピラミッドを作るのも、やはりマンディへの愛のため?

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太 , ウィグリー:浅井晴英 , アーウィン:よのひかり
巻島直樹 , 佐藤晴男 , 細野雅世 , 堀本等 , 藤本たかひろ , 渡辺英雄 , 丸山荘史

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:外村誠志 , 担当:井口大介
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ

第68話

「テストでエンドレス」
(原題:Billy Gets an "A")

(初放送 2009.3.7)

制作スタッフ

STORY BY: ALEX ALMAGUER
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGUER
ART DIRECTION: MARC PERRY
DIRECTED BY: KRIS SHERWOOD

あらすじ

ビリー達の今後を決める、大事なテストが行われた。しかし例によってビリーは、全く勉強していなかったために成績は最悪の「F」となってしまった。グリムはビリーに頼まれ、ビリーの成績を「A」にしてやるのだが、その時から何かがおかしくなってしまった。

ビリーの成績を変えてしまったことで、現実の世界が全て「逆」になってしまった!グリムはこの事態をなんとか元に戻すべく、グリムがビリーの成績を変える前の時間に戻るのだが…。

解説

一種のタイムパラドックスネタ。「デクスターズラボ」でもありましたが、カートゥーンでは定番のネタの一つでしょうか?時代を遡る度に、グリムが増えていくのがポイントですね。

見所は天才になったビリー、でしょうか。その他のキャラクターもいつもとは「逆」になっているのですが、どういうわけかマンディだけはそのままであります。

「雪男を捕まえろ」
(原題:Yeti or Not, Here I Come)

制作スタッフ

STORY BY: CHRIS HEADRICK
STORYBOARD BY: CHRIS HEADRICK
ART DIRECTION: MARC PERRY
DIRECTED BY: MATT ENGSTROM

あらすじ

ヒマラヤに住む雪男。氷河期から生き残っている彼は、実はグリムが仕事をし忘れたために、現代までの命を得ているのだ。

自らの仕事を思い出したグリムは、早速ヒマラヤへ行くのであったが、この雪男とにかくグリムから逃げまくるのであった…。

解説

今回登場の雪男は、グリムつまり「死」から逃れつづけているだけあって、なかなかに頭の回転も早いようです。何しろあのマンディすらも、手玉に取ってしまうのですから。果たしてグリムは彼を捕まえる事が出来るのでしょうか?

見所はタマゴを育てるビリーでしょうか?キチンとお尻で育てているのが、実にビリーらしいですよね。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太 , 雪男:乃村健次 , アーウィン:よのひかり
巻島直樹 , 細野雅世 , 武藤与志則 , 渡辺英雄 , 世戸さおり , 古川絵里奈 , 大原崇

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:外村誠志 , 担当:井口大介
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ