ビリー&マンディ全話ガイド14

第53話

「親子ごっこ」
(原題:Billy Ocean)

(初放送 2007.12.31)

制作スタッフ

STORY BY: TIM MCKEON , ALEX ALMAGUER
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGUER
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI , SUE PERROTTO

あらすじ

ビーチに遊びに行った三人。しかし海で遊んでいたビリーが、巨大なクジラに飲み込まれてしまった!

クジラの中には、かつて会った事があるピノキオを、彼の父親であるゼペットがいた。そしてビリーとゼペットは、偽りの親子関係を結ぶ事となったのだが…?

解説

「おはなしグリム」の回で登場した、ちょっと物騒なピノキオが再登場です。更に今回は、彼を作り上げたゼペットじいさんも登場するのですが…なにやら複雑な家庭の事情があるようでして…?

見所は、ビリーとゼペットの、タイトル通りの「親子ごっこ」でしょうか?

「夢を追いかけて」
(原題:Hill Billy)

制作スタッフ

STORY BY: BRETT VARON
STORYBOARD BY: BRETT VARON
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN

あらすじ

一日中テレビの前にかじりついているビリー。グリムとマンディはビリーを心配(?)して、テレビばかり見ていないで、自分の「夢」を追いかけるように説得する。

そうしてビリーが見つけた「夢」は、なんとニワトリお手玉!そしてビリーはニワトリお手玉の名人、チョーキーおじさんの農場を訪れると、おじさんにニワトリお手玉を見せてもらうのだったが…。

解説

今回は、一応「ニワトリお手玉」という物が出てきますが、一番のポイントはやはり画面が昔風のカートゥーンになってしまう所でしょうか?このシーンの元ネタは、1929年にディズニーが発表した「The Skeleton Dance」だと思われます。(情報提供:でぃ〜き〜さん)

そんなわけで、昔風のカートゥーンになってしまうビリー達が今日の見所。特にグリムは、ちょっと珍しいスケルトン・ダンスを披露してくれます。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太
巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 坂口周平 , 芹澤考臣

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:安部康幸 , 担当:井口大介 , 田中翔太
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ

第54話

「フレッド・フレッドバーガーの長い一日」
(原題:Keeper Of The Reeper)

(初放送 2007.12.31)

制作スタッフ

STORY BY: RICHARD HORVITZ , KRISIEN LAZARIAN , C.H.GREENBLAT
STORYBOARD BY: C.H.GREENBLAT
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI , EDDY HOUCHINS

あらすじ

地下世界に住む魔物、フレッド・フレッドバーガー。今日彼は、初めて地下世界の裁判の陪審員を務める事になった。そしてその裁判とは…グリムの養育権を巡る、ビリーとマンディの裁判であった。

ビリーのパパが転勤する事となり、ビリー一家は引っ越す事となった。そのためビリーとマンディ二人の友人であったグリムを巡って、二人は裁判で争う事となってしまったのだ!

果たしてグリムは、ビリーとマンディどちらも所有物となるのだろうか?そして裁判の行方は?

解説

今回は30分エピソードです。グリムを巡って、ビリーとマンディが争うわけです。普段仲の良い二人だけに、争うのは珍しいような気もするのですが、しかし考えてみるとマンディとこうして対等に争えるのはビリーだけなのかも知れません。そういうわけで見所は、裁判での証人として登場する、懐かしいキャラクター達でしょうか?ジェフやブタコマ、そしてどういうわけかガストリー少佐まで登場します。

また今回登場するフレッドバーガーですが、とにかくビリーですらも困惑するほどの、迷惑キャラクターだと言えるでしょう。その彼の言動も注目点ですね。

ところで今回登場する「陪審員」ですが、一般の人が裁判員のような役割をする制度で、日本でも近々導入されます。しかしフレッドバーガーのような人には、あまり任せたくは無いですよね。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太
巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 遠藤純一 , 藤本たかひろ , 渡辺英雄 , 鈴森勘司 , 片浦寛子 , 利根健太朗

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:安部康幸 , 担当:井口大介 , 田中翔太
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ

第55話

「友達は原始人」
(原題:Modern Primitives)

(初放送 2007.12.31)

制作スタッフ

STORY BY: MAXWELL ATOMS , ALEX ALMAGUER
STORYBOARD BY: ALEX ALMAGUER
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SHAUN CASHMAN

あらすじ

庭に大きな穴を掘っているビリー。すると巨大な氷を掘り出してしまった。その氷の中にいたのは、なんと原始人!ビリーは氷を溶かし、その原始人に「ジェイク・スティール」と名づけると、ペットとして飼う事にしたのだ。

そしてそのジェイクを学校に連れていったのだが、当然のようにジェイクは暴れだしてしまうと、バタービーン先生を連れて逃げ出してしまった。ビリー達は果たして原始人を連れ戻せるのだろうか?

解説

今回登場する原始人ですが、いまさら説明の必要も無いとは思いますが、「原始家族フリントストーン」の主役フレッドであります。ハンナ・バーベラ作品の中でも、特に有名なキャラクターですよね。

見所は、当然ではありますが現代に蘇ったフレッドの行動でしょうか?彼は一応は原始人なわけですから、もちろん現代の生活に馴染めるわけがありません。その様子は、面白いというよりも、なんだかちょっぴり可愛そうではありますが…。

「怪獣見学inジャパン」
(原題:Giant Billy And Mandy All Out Attack)

制作スタッフ

STORY BY: JEFF PAEZENKOWSKI, ALEX QUE
STORYBOARD BY: ALEX QUE
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SUE PERROTTO

あらすじ

怪獣が大好きなビリーとアーウィン。今日もマンディの家の大型テレビで、怪獣番組を見るのだ。それを見たグリムは、マンディは置いて、二人を怪獣が出る国「日本」へと連れてきた。

日本へやってくると、早速亀の怪獣カメカメラーが出現!さらに猫の怪獣キティラーも登場。調子に乗ったビリーは、自分もヒーローに変身・巨大化して戦うのであった。その頃、マンディも怒って日本にやってきたのだ…。

解説

日本と言えば、アメリカでは「サムライ」や「ニンジャ」の国として有名なのですが、もう一つ「怪獣」の国としても有名ですよね。ゴジラにガメラ、とにかく日本出身の怪獣は、世界でも有名ですからね。そんなどこかで見たような怪獣達がいっぱい出てくるのが、今日の見所です。

ところで本編中に、紫色をした猿でグレープエイプという怪獣が出てきますが、彼も実はハンナ・バーベラのキャラクターです。またグリムとカメカメラの会話の中で「ゴリラのゴンちゃん」という名前が出てきますが、こちらもやっぱりハンナ・バーベラのキャラクターなのです。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太
巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 藤本たかひろ , 鈴森勘司 , 片浦寛子

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:安部康幸 , 担当:井口大介 , 田中翔太
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ

第56話

「遥かなる勝利」
(原題:The Wrongest Yard)

(初放送 2007.12.31)

制作スタッフ

STORY BY: TIM McKEOH , IAN WASSELUK
STORYBOARD BY: IAN WASSELUK
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: SUE PERROTTO

あらすじ

スパーグからいじめられない為に、アメリカンフットボール部へ入ったビリーとアーウィン。しかしそこはまた、スパーグも所属していたのだ。更にどういうわけかアーウィンが、クォーターバックとしての才能を発揮してしまうのだった。

更にチアリーダーがミンディからマンディに交代し、チームは勝利街道まっしぐら。しかしマンディを落とさんと、ミンディの陰謀が暗躍するのであった…。

解説

今回はアメリカンフットボールのお話。こういう話は、ビリマンではちょっと珍しいかも?とにかく珍しく活躍するアーウィンが見所でしょうか?

またミンディの暗躍には、トロフィーのキャリー・アンが絡んでくるのですが、このキャラクターは一体何だったのでしょうか?案外ミンディの妄想だったのかも知れませんね。

「木の魔法使いドルイド」
(原題:Druid, Where's My Car?)

制作スタッフ

STORY BY: MAXWELL ATOMS , MIKE DIEDERICH
STORYBOARD BY: MIKE DIEDERICH
ART DIRECTION: RAE McCARSON
DIRECTED BY: JULI HASHIGUCHI , EDDY HOUCHINS , RUSSEL COLUBAESE

あらすじ

巨大な木に凧をひっかけてしまったビリー。凧を落とそうとして、色々な物を投げつけるが、それらも引っかかってしまうばかりで、凧は一向に落ちてこない。さらにマンディを投げつけて、マンディも木に囚われてしまった。

なんとかして凧を木から落とそうとして、グリムに泣きつくビリー。そこでグリムが紹介したのは、木の魔法使いドルイド。彼は大自然の力を利用する事が出来るのだ。ドルイドは木から凧を下ろす儀式のために、ビリーとグリムにもドルイドとしての修行をさせるのだった。

解説

今回登場するドルイドは、大自然の力を利用する魔法使いとの事ですが、とにかく胡散臭いのが特徴です。その修行方法なども、とにかく怪しい物ばかり。果たして信用できるのでしょうか?

一方のマンディですが、木にひっかかったまま、おとなしくしているはずがありません。そんなマンディの木の上での冒険も、ちょっとした見所。やはりいつでも我が道を行っていますよね。

声の出演

ビリー:佐藤まさよし , マンディ:森屋さちよ , グリム:三宅健太
巻島直樹 , よのひかり , 細野雅世 , 西凛太郎 , 御園行洋 , 細川量代

日本語版制作スタッフ

プロデューサー:末次信二 , 演出:岩田敦彦 , 翻訳:柳澤由美 , 調整:安部康幸 , 担当:井口大介 , 田中翔太
音響制作:カートゥーンネットワーク ブロードメディア・スタジオ