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KNDハチャメチャ大作戦全話ガイド4



第13話 「子どもに戻せ!」
(原題:Operation: G.R.O.W.-U.P.)

(初放送 2004.9.26)
(あらすじ)
KNDは13歳になったら、KNDを辞めないといけない。その決まりに従って、ナンバー1は子供では無くなった他のメンバーを辞めさせる任務へと赴いていた。だがそれはあんまり楽しい仕事では無かった…。その帰り道ナンバー1は、おすましキッズに襲われていたナンバー2から5を救うのであった。
ツリーハウスに戻ったKNDをおすましキッズが再び襲う!だがしかし今回のメカは今までに無いくらい強力で、KNDは大苦戦を強いられる。そしてとうとうおすましキッズに敗北してしまうのだった…。おすましキッズは勝ち誇ると、ナンバー1に怪光線を浴びせ去っていくのだった…。

翌朝、壊滅したツリーハウスの残骸の中、ナンバー1を探すメンバー。ナンバー1は見つかるが、なんと彼はおすましキッズのせいで大人にされていた!大人になったらKNDを辞めないといけない。ナンバー1はその規則に従い、仲間の下を去っていくのだった…。
リーダーがいなくなり、すっかり腑抜けてしまったナンバー2からナンバー5。だがナンバー3の発奮で、アイスクリームの車を襲うことに。だがその車を運転していたのは、ミスター・ウノことナンバー1であった!いまや彼はすっかり変わってしまっていた。大人として働いていたのだ。それを見かねたメンバーは、おすましキッズの家に乗り込み、ナンバー1を大人にしたあの装置を奪って、彼を子供に戻そうと企むのだった…!

(今日の敵)
おすましキッズ、ファーザー
(解説)
今回はシーズン1のラストエピソード。そのため30分と豪華版なのに加えて、ナンバー1が大人になりKNDを離脱するという衝撃の展開!なのです。
KNDは子供だけの組織。そこに大人がいてはおかしい、というのは確かに理屈としては正しいのですが、今回のようなケースを考えると少し寂しい物がありますよね。そしてこのピンチをナンバー5達はどうやって乗り切るのでしょうか?
更に宿敵おすましキッズと、彼らの父親、ファーザーまで登場。特にファーザーは絶大な戦闘力を持っており、果たしてナンバー1とて勝てるのでしょうか?
また今回はかつて登場したメカ達が登場しているのも見所。ナンバー2のハエ型飛行メカや、ナンバー3のヒッピーホップなどなど。そうそうナンバー1を大人にしてしまった装置は、第9話「赤ちゃん社長と戦え!」に出てきた、「あの」葉巻型メカなのです。そういえばあの話のラストでおすましキッズ達に拾われたんですよね。う〜ん、侮り難し!
そんなわけでとにかく今回は30分丸ごとが見所でしょう。更にエンディングも特別仕様となっております。お楽しみに!
(オトナの解説)
…あのさあ…染みるのよ、今回。オトナにはすっげー染みると思うんだよなあ。大人になったナンバー1がさ「仕事探さないと」っと言うのもすげー染みるし、それでアイス販売員になった途端、メンバーに冷たくなったりって辺りがさ…、もうなんつーかすげー染みるわけよ。この感覚、現在進行形の子供には解らないだろうなあ。言うなれば「劇画オバQ」を読んだ時のような感覚だわな。まあそうした「子供視点」と「オトナ視点」で全然別の物語が見えてくる、ってのが「KND」の面白さなんだけどさ…、それにしたって染みるわけだよ、ええ。
大人になると、色々としがらみが多くなるわけですよ。そう言えば今回、おすましキッズの父親がナンバー1に向かって「クビだ!」というシーンがあるんだけど、深読みするとナンバー1は、あの親父の会社に就職した、っていう事だよね?生きていくためには、時として自分の意に沿わない事までしないといけないわけだよね、例えば嫌なヤツに頭下げたり、やりたくもない仕事やったり、真夜中まで仕事で会社に残ったり…。でも「人生ってのはそーいうもんだ」(by.ミスター・ウノ)なのよね。
…とまあ色々愚痴ってきたけどさ、やっぱ今回見ていて思うのは、例え肉体が大人であっても、子供の気持ちを忘れてはいけないのかなと。いや更に発展させれば、「子供の発想力」と「大人の判断力」を兼ね備える事が必要なのかなと。まあそう思ってしまうわけですよ。
今回だけの特別仕様のエンディングも、なんか「永遠の子供時代」をイメージしているようで、余計に染みてくるんだよね。そういう辺り、KNDって「児童文学」っぽいのですよ。
なんか愚痴ってばかりだね。それじゃああんまりアレなんで小ネタ。冒頭、五人がおすましキッズのメカにアタックかますけど、あれって「ゴレンジャー」のゴレンジャーハリケーンだよね?だってナンバー5から順番にナンバー1まで蹴ってるじゃないのさ?

第14話 「巨大ネコをやっつけろ!」
(原題:Operation: C.A.T.S.)

(初放送 2004.10.17)
(あらすじ)
ナンバー3はぬいぐるみが大好きだ。その中でも特にお気に入りの、ミスター・ハギー・キンズのぬいぐるみを、ナンバー4が壊してしまったからさあ大変!おかげでナンバー4は、ぬいぐるみの中に入れられ、ミスター・ハギー・キンズとして過ごさなければならない事に。
ところがナンバー4はキャタプランクのせいで、大空へ飛び上がり、クレイジー・オールド・キャット・レディの屋敷へ。そこは恐怖のネコ屋敷だった!
ネコと間違えられ捕らえられてしまったナンバー4を助けるためにKNDは出撃するのだが、ナンバー3だけは出撃しようとしないのだった…。
(今日の敵)
クレイジー・オールド・キャット・レディ、巨大ネコ
(解説)
てなわけで今回からシーズン2であります。ツリーハウスも、無事元に戻ったようでありますね。
さて今回登場する悪役「クレイジー・オールド・キャット・レディ」、直訳すれば「キ○ガイネコ婆さん」とでもなりましょうか?ネコを可愛がる事自体は、別に悪い事だとは思いませんが、ここまで逝ってしまうと、やはりなにか「ずれている」と言わざるを得ませんね。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのです。でもこういうお婆さん、なんだか近所に一人や二人はいそうな気がするんですんけどもね。
そして彼女とネコが合体する巨大ネコ、これがまた水木しげるあたりが描きそうな、ちょっとグロテスクな姿。なにしろ無数のネコが合体しているわけですからねえ…。
まあともかく今回は、そんなネコ達とKNDの戦いが見所でしょうか。そしてナンバー3の秘密兵器とは?
(オトナの解説)
いわゆるナンバー3とナンバー4のカップルネタなんですけど、どうもこの辺りから目立ってきますね。なにしろナンバー3がナンバー4に、無理矢理ですが「アイラブユー」と言わせようとしているわけですから。まあその辺り、スタッフも狙って作っているような気がします。でもその辺りをハッキリ描かないってのは、カートゥーンからするとちょっと珍しいかも?その辺りも(一部の人には)今後の見所となっていくのでしょうねえ。
「ビン詰めキッズを解放せよ!」
(原題:Operation: P.O.P.)

(あらすじ)
「13歳以下の子供たちは炭酸飲料を飲んではいけない」という法律が出来た。子供たちは炭酸飲料が飲めなくなり、そして闇の炭酸ジュースバーが出来た。
ナンバー2は、そのバーへ炭酸飲料を運ぶ仕事をしていた。そこへミスター・フィズが強制捜査に踏み込んできた。その場にいたナンバー2をはじめとする子供達は全員捕まってしまうのだった。
さらに他のKNDメンバーも捕まってしまうのだが、隙を見て脱出!だがしかし彼らが飛び込んだ部屋の中では、子供達をビン詰めにしてしまう、恐ろしい計画が進行していたのだった…。
(今日の敵)
ミスター・フィズ
(解説)
今回の話は、アメリカ禁酒法時代が元ネタになっていますね。アル・カポネとか調べてみてください。でも「禁酒」とはならずに「禁炭酸飲料」ってのがKNDらしいですね。
今回はナンバー2が主役のお話。いつもは頭脳労働ばかりしているナンバー2ですが、たまにはこういう活躍もいいかも?
(オトナの解説)
上にも書いたとおり、今回の元ネタは「禁酒法」。そう考えると、今回登場してくるコーラは「酒」だと見なす事が出来るわけです。そしてそれをガブガブ飲んでいる悪役のミスター・フィズは、すなわちアル中オヤジって事なのでしょうか?
更に言えば日本語版では「コーラ」になっていますが、英語版では「コーラ」では無く「ルートビア」。「ルートビア」ってのは、要するにノンアルコール・ビール。サロンパスの味がするとか(笑)。でも日本ではイマイチ馴染みが無いので、コーラに変更になったのでしょうね。
しかしこう見るに、つくづくKNDって反体制的、反社会的の組織だよなあ。

第15話 「お仕置き伯爵を追い払え!」
(原題:Operation: S.P.A.N.K.)

(初放送 2004.10.17)
(あらすじ)
ケツ叩き伯爵スパンキュロット、彼は悪い子供たちのケツを叩き、お仕置きをする恐怖の存在であった。だがしかしケツを叩く子供を間違えてしまったせいで、今まで監獄の中にいたのだ。
心を入れ替えた伯爵は、これからは子供たちの味方になろうと決める。そしてあろうことか、KNDの仲間になってしまうのだ!
ところが伯爵はKNDに入っても迷惑ばかりかける始末。いい加減うんざりしてきていたKNDメンバーだったのだが…。
(今日の敵)
スパンキュロット伯爵、ウインクとフィッブ
(解説)
こういうスパンキュロット伯爵みたいなバカな悪役、だーいすき(笑)。まあそういうわけで今回はスパンキュロット伯爵がメインの話であります。「敵が味方になる」という視点から言いますと、「パワーパフガールズ」の「めいわくな恩返し」を彷彿とさせるものがありますが、それとはまた違った展開になりますね。一番の違いは、やはりラストのオチの部分でしょうか?
「舞踏会へ乗り込め!」
(原題:Operation:D.A.T.E.)

(あらすじ)
おすましキッズから舞踏会への招待状が届いた。おすましキッズがまた何か悪い事を企んでいるに違いない!そこでKND達も舞踏会へ乗り込むことに。
だがしかし舞踏会にはカップルで無いと参加できない。かくしてナンバー2と5、3と4、そしてナンバー1とリジーはそれぞれカップルとなり、舞踏会へ乗り込むのだった。
だがナンバー1以外のメンバーは、すっかり舞踏会を楽しんでおり、任務であるという事を忘れている。リジーもリジーで、すっかりデートと思い込んでいる。
だがやはりこれは罠だった。おすましキッズの策略で、ナンバー1とリジー以外の全員が洗脳されてしまった!危うしナンバー1!
(今日の敵)
おすましキッズ
(解説)
というわけで、好きな人にはたまらないだろう、カップル話。何も言わないのにカップルになるナンバー2、5と3、4.。その辺りが妄想大好きな人にはたまらないんだろうなあ、なんて思ったり。でも逆に考えると、ナンバー1とリジーって、明確にカップルである事が語られているから、かえってそういう妄想をかきたてずに、あまり人気が無いのかなあ、なんて思ったりして。まあそういうカップルばかりに目がいっていると、本質を見失いかねないので、程ほどにしておきますか。
ところでおすましキッズに洗脳されている時のナンバー5って、眼鏡をかけているんですね。普段はコンタクトなのでしょうか?
まあとにかく今回はナンバー1の活躍がメイン。ところでリジーのドレスって、「スターウォーズ」のレイア姫のヤツだよねえ?
(オトナの解説)
思うにあれだよ、ナンバー1って「仕事と私のどちらを取るの?」と聞かれた時に、迷う事なく「仕事」と答えてしまうタイプだよ。さすがだよ、一流のビジネスマン魂を感じるよ。そういえば後のエピソードでも父親との関係を模索する話があるけど、ナンバー1はプライベートにも仕事を持ち込むタイプだな、絶対に。

第16話 「ブラの秘密を探れ!」
(原題:Operation: S.U.P.P.O.R.T.)

(初放送 2004.10.23)
(あらすじ)
ナンバー5が最近ツリーハウスに姿を現さない。 そこでナンバー1とナンバー2がナンバー5の家に乗り込むのだったが、父親の話ではどうやらナンバー5は風邪をひいて寝込んでいるようだった。
とは言うものの、もしかしたら何者かがナンバー5からKNDの秘密に関する記憶を抜き取るとも限らない。そこで二人はナンバー5の護衛をすることとなる。
そこへナンバー5の姉、クリーがやってくる。彼女と父親の話から、クリーが「ブラ」をしている事を知る1と2.。でも「ブラ」ってなんだ…?
(今日の敵)
クリー?
(解説)
え〜とすいませーん、下着ドロボーがいます(笑)。
それはさておき、ナンバー5の姉であるクリーの初登場エピソードであります。山川亜弥さんの叫びっぷりがなんとも言えません。というわけでやはり今回の見所は、「ブラ」を巡る争奪戦でありましょうか?その辺りをただただ楽しめばいいでしょう。でもこういう親子って結構見かけますよね。「子の心、親知らず」ってヤツでしょうか。でもそれがなんだかほほえましくもあるのですが。
さてさて、それだけではすまないのが今回のお話。ちょっとした勘違いが大きな騒動に発展していく、ってのは良くあるパターンなのですが…。これ以上は是非本編をご覧ください。
(オトナの解説)
さて結論から言ってしまいますと、シーズン2のキーワードは「ティーンエイジャー」です。シーズン1ではティーンエイジャーは、第8話「大人を増やすな!」にて登場してきます。ただその時には今回のような、完全な「敵」では無かったし、むしろナンバー1の「勘違い」という要素が強かったのです。
「KND」という作品では、もともと「大人」という存在が敵でした。しかしティーンエイジャーはそこに加わった、新たな勢力とでもいいましょうか。とにかく子供に近い年齢でありながら大人の味方をしている彼らの存在が、今後のストーリーのまさにカギを握っていくわけです。そしてそれを証明するかのように、このクリーの出てくるエピソードは、全て一つにつながっているのです。詳しい解説は、またそれぞれのエピソードの所でやっていきますが、その辺りを注意して見ていくと、より一層面白くなるでしょう。
「タピオカプリンを処分せよ!」
(原題:Operation:T.A.P.I.O.C.A.)

(あらすじ)
ナンバー2の大活躍により、KNDはティーンエイジャーのタピオカプリン輸送計画を阻止することが出来た。だがしかし、おかげでツリーハウスがタピオカプリンまみれになってしまった。
ナンバー2は責任を取らされ、タピオカプリンの始末をすることになったのだが、どうにも上手くいかない。とそこへあのティーンエイジャー達が再び襲ってきた!実はこのティーンエイジャー達は、ナンバー2のおばあちゃんとその仲間、すなわち高齢者レンジャーだったのだ!
(今日の敵)
高齢者レンジャー
(解説)
KNDの敵は大人なわけですが、やはり老人も敵なようで。とは言え、さすがに老人相手に戦うわけにも行かず、どうするKND?というのが話のポイントですかね。
しかしこんな大量のタピオカプリンで、一体何をするつもりだったんでしょうかねえ??
(オトナの解説)
今回の二つのお話には共通点があります。それはどちらも「KNDメンバーの身内が敵となる」という事です。KNDの敵は大人なのですが、相手が大人ならば例え身内でも戦わなければいけないとは、なんと悲しい試練なのでしょうか?修羅街道まっしぐらですとも。
さてここでふと思いつくのは、彼らの「親」はまだ敵として出てきていないという事。今までのいくつかの話を見る限りでは、彼らの親は大人でありながらKNDの味方をしている、あるいはKNDに理解を示している?という事になります。やはり製作側も、さすがに実の親とは戦わせられないと考えたのでしょうか?