第14話 | 「巨大ネコをやっつけろ!」 (原題:Operation: C.A.T.S.) (初放送 2004.10.17) (あらすじ) ナンバー3はぬいぐるみが大好きだ。その中でも特にお気に入りの、ミスター・ハギー・キンズのぬいぐるみを、ナンバー4が壊してしまったからさあ大変!おかげでナンバー4は、ぬいぐるみの中に入れられ、ミスター・ハギー・キンズとして過ごさなければならない事に。 ところがナンバー4はキャタプランクのせいで、大空へ飛び上がり、クレイジー・オールド・キャット・レディの屋敷へ。そこは恐怖のネコ屋敷だった! ネコと間違えられ捕らえられてしまったナンバー4を助けるためにKNDは出撃するのだが、ナンバー3だけは出撃しようとしないのだった…。 (今日の敵) クレイジー・オールド・キャット・レディ、巨大ネコ (解説) てなわけで今回からシーズン2であります。ツリーハウスも、無事元に戻ったようでありますね。 さて今回登場する悪役「クレイジー・オールド・キャット・レディ」、直訳すれば「キ○ガイネコ婆さん」とでもなりましょうか?ネコを可愛がる事自体は、別に悪い事だとは思いませんが、ここまで逝ってしまうと、やはりなにか「ずれている」と言わざるを得ませんね。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのです。でもこういうお婆さん、なんだか近所に一人や二人はいそうな気がするんですんけどもね。 そして彼女とネコが合体する巨大ネコ、これがまた水木しげるあたりが描きそうな、ちょっとグロテスクな姿。なにしろ無数のネコが合体しているわけですからねえ…。 まあともかく今回は、そんなネコ達とKNDの戦いが見所でしょうか。そしてナンバー3の秘密兵器とは? (オトナの解説) いわゆるナンバー3とナンバー4のカップルネタなんですけど、どうもこの辺りから目立ってきますね。なにしろナンバー3がナンバー4に、無理矢理ですが「アイラブユー」と言わせようとしているわけですから。まあその辺り、スタッフも狙って作っているような気がします。でもその辺りをハッキリ描かないってのは、カートゥーンからするとちょっと珍しいかも?その辺りも(一部の人には)今後の見所となっていくのでしょうねえ。 |
「ビン詰めキッズを解放せよ!」 (原題:Operation: P.O.P.) (あらすじ) 「13歳以下の子供たちは炭酸飲料を飲んではいけない」という法律が出来た。子供たちは炭酸飲料が飲めなくなり、そして闇の炭酸ジュースバーが出来た。 ナンバー2は、そのバーへ炭酸飲料を運ぶ仕事をしていた。そこへミスター・フィズが強制捜査に踏み込んできた。その場にいたナンバー2をはじめとする子供達は全員捕まってしまうのだった。 さらに他のKNDメンバーも捕まってしまうのだが、隙を見て脱出!だがしかし彼らが飛び込んだ部屋の中では、子供達をビン詰めにしてしまう、恐ろしい計画が進行していたのだった…。 (今日の敵) ミスター・フィズ (解説) 今回の話は、アメリカ禁酒法時代が元ネタになっていますね。アル・カポネとか調べてみてください。でも「禁酒」とはならずに「禁炭酸飲料」ってのがKNDらしいですね。 今回はナンバー2が主役のお話。いつもは頭脳労働ばかりしているナンバー2ですが、たまにはこういう活躍もいいかも? (オトナの解説) 上にも書いたとおり、今回の元ネタは「禁酒法」。そう考えると、今回登場してくるコーラは「酒」だと見なす事が出来るわけです。そしてそれをガブガブ飲んでいる悪役のミスター・フィズは、すなわちアル中オヤジって事なのでしょうか? 更に言えば日本語版では「コーラ」になっていますが、英語版では「コーラ」では無く「ルートビア」。「ルートビア」ってのは、要するにノンアルコール・ビール。サロンパスの味がするとか(笑)。でも日本ではイマイチ馴染みが無いので、コーラに変更になったのでしょうね。 しかしこう見るに、つくづくKNDって反体制的、反社会的の組織だよなあ。 |