第25話 | 「大空を制覇せよ!」 (原題:Operation: D.O.G.-F.I.G.H.T.) (初放送 2004.11.6) (あらすじ) 「空を支配するには特別な才能が必要だ。それは…」 ナンバー2は、飛行機の部品を買出しに来ていた。ところがその帰り道、謎のパイロットが操縦する飛行機に遭遇する。さっそく空中戦になるのだが、その飛行機にはいかなる攻撃も通用しないのだ!哀れ敗北してしまうナンバー2. その後もナンバー2は、いくどとなくその飛行機に挑戦するのだったが、ことごとく敗北。すっかり空への夢をあきらめ、ウォッシャーの店にやってきたナンバー2だったが、そこで見知らぬ少年に出会う。そう、彼こそは謎の飛行機のパイロットだった。そして彼の飛行機の秘密を知ると、それに対抗するべく新たな装備をつけるナンバー2。 だがその裏で、恐ろしい陰謀が進んでいたのだった…。 (今日の敵) 謎の少年パイロット? (解説) 大空へ憧れる少年、ナンバー2の主役エピソードであります。 今回はほとんどが空中戦。まさにドッグファイトを楽しみましょう。今までにナンバー2が製作した飛行機が、数多く出てくるのもポイントです。いくつ覚えているかな? そして彼らのドッグファイトの裏で進行している、恐るべき陰謀にも注目。シーズン2になってから、こういう手の込んだシナリオが増えてきましたよね〜。 (オトナの解説) なんか久しぶり?とにかく今回はやはりナンバー2とパイロット少年の「友情」がいいですよね〜。う〜ん爽やか!って感じ。 なんといいますか、同じ「夢」を共有した二人だからこそ芽生える友情、という感じがしていい感じです。そしてラストもまたいい感じですね。まさに「大空」のように、爽やかな一編であります。 |
「ニッポンへ向かえ!」 (原題:Operation: T.R.I.P.) (あらすじ) ナンバー3は、故郷のニッポンへと向かう事になった。それを察知したおすましキッズの父親は、ナンバー3の後をつけ、KND日本基地をつきとめんと刺客を送る。そう「お山の下のしぶといツインズ」であった。 かくして、しぶといツインズの追跡が始まったのだが…。 (今日の敵) お山の下のしぶといツインズ (解説) カートゥーンでは定番ネタの一つ「インチキ日本」であります。しかもナンバー3の故郷だからして、期待はいやでも高まりますね(笑)。 まあでもこうした「インチキ日本」の描写は、おそらく「わざと」やっているのだと思われますよ。大体いまやアメリカにも、多くの日本人がいるわけだし、ニュースとかで日本の映像が流れる事なんて、それこそしょっちゅうあるでしょうしね。だからこうした「インチキ日本」が出てきたら「こんなのインチキだ!」と怒るのではなくて、逆におおいに笑い飛ばしてあげるのが、正しい作法だと言えるでしょうね。 ところで今回登場する「しぶといツインズ」、なかなかいい味出しているキャラクターです。こういうおマヌケキャラは、個人的には大好きですねえ(笑)。しかもとことんまでに、悲惨な目に会ってしまうのがまたなんとも。この二人の活躍?も見所でしょうね。 ところでこの二人、良く見ると顔に「大極図」を模した影が入っているのが解ります。双子だからって事なのでしょうかね?それにしても、結構良く研究しているんだなあ。 (オトナの解説) 上でも「インチキ日本」について触れたのですが、さすがにいい加減にしてほしいな、と思ってしまうのが、本心でもあるのです。でもですね、実は今回あることに気付きました。日本語カートゥーンスタッフが、意識してやったのか、そうでないのか、ちょっと判断できないんですが、あの「インチキ日本」に対して、新しい解釈をする事が出来そうです。 今回のサブタイトルを見てください。「ニッポンへ向かえ!」ですよね。「日本へ向かえ!」じゃないんです。そう、つまり今回登場したのは「日本」では無く、「ニッポン」という架空の国なのです!ガーン! そう考えれば、あの怪しい描写の数々も納得できようって物ですとも、ええ。 |