KNDハチャメチャ大作戦全話ガイド6



第21話 「チーズ将軍の座を奪え!」
(原題:Operation: T.H.E.-S.H.O.G.U.N.)

(初放送 2004.10.30)
(あらすじ)
ナンバー2とナンバー4は大のチーズ好き。今日も新しく開店したチーズ専門レストランにやってきた。ところがどういうわけか、チーズが全く出てこない。それもそのはず、チーズは全て「チーズ将軍」を名乗る男に奪われていたのだ。
チーズ忍者達に、将軍の下へと連れてこられるナンバー2と4。こっそりチーズを持っていた罪で、チーズ採掘場に送られてしまった。果たして二人は脱出できるのだろうか?
(今日の敵)
チーズ将軍ロックフォール、チーズ忍者軍団
(解説)
またもや登場の怪しい敵、チーズ将軍。こういうバカらしい敵は大好きなのです。しかも「チーズ採掘場」という、そのシチュエーションが素晴らしくバカバカしい!
そんなわけで今日の見所は、チーズ採掘場から脱出せんとする二人のアクションでありますか。またナンバー2と4の友情が確認できる話でもあるのです。
「お節介はやめろ!」
(原題:Operation: C.O.L.L.E.G.E.)

(あらすじ)
イギリスで頭のいい少年が大学に入学した、というニュースが入ってきた。ナンバー1は、これを大人達の悪巧みだと思い、その少年を救出に行こうとする。だがしかし、今日は本当はお休みで、他のメンバーは働きたがらない。
仕方なく一人で目的地に向かうナンバー1。警備員の目をかいくぐり、なんとか大学に忍び込む。ところがそれはギリギリ教授の罠だった!
教授は完璧なカキ氷を作るため、いくら氷を食べても頭の痛くならない人材、すなわちナンバー1に実験の協力を依頼する。ナンバー1は喜んで協力するのだったが…。
(今日の敵)
ギリギリ教授
(解説)
今回は、珍しい勘違い話。ネタバレしてしまうと、ナンバー1は教授の実験に協力したかったのだけど、そこをメンバーに無理矢理救助されてしまうという、ちょっと皮肉なエピソードです。
ナンバー1はリーダーでありながら、時々今回のような「子供っぽい一面」を覗かせてくれます。そこが彼の最大の魅力なのでしょう。でもさすがに冒頭のやり取りはどうかと思うけどね(笑)。
そういえば今回のギリギリ教授は、タコの足を自分の体に移植しています。この辺りなんとなく、唐沢なをき風味がすると思うのは、自分だけでしょうか?

第22話 「箱を取り戻せ!」
(原題:Operation: R.E.P.O.R.T.)

(初放送 2004.10.31)
(あらすじ)
KNDに重要な任務がくだった。それは「箱」を回収すること。だが行く先々でおすましキッズが邪魔をして…。
(今日の敵)
おすましキッズ
(解説)
…とまあ、あらすじだけ見るとなんてことない話に思えるんですが、実際見てみるとこれがとんでもなく「ハチャメチャ」な作品なのです。
まずナンバー1はフルCG、ナンバー2はコミックヒーロー、ナンバー3はラクガキ、そしてナンバー4は「ドラゴ○ボール」、ナンバー5は一昔前のカートゥーン(ピンクパンサー?)と、それぞれの個性を反映したパートとなっているのです(空に憧れているナンバー2が、空飛ぶヒーローになっている辺りがなんとも)。
まあとにかく見てみない事には、何も言えないし始まらない作品なのですよ。
「暗殺パンツに気をつけろ!」
(原題:Operation: B.R.I.E.F.)

(あらすじ)
任務が続いてすっかり疲れ気味のKND一同。ところがナンバー1だけは、すっかりハイテンション。ツリーハウスへ戻ってみると、そんなナンバー1に、パンツのプレゼントが届いていた。
だがしかしそのパンツこそ!おすましキッズが送り込んだ、恐怖の暗殺パンツだったのだ!!
(今日の敵)
暗殺パンツ ミスター・ホワイト
(解説)
え〜っと、なによこの話(笑)。まあでもこれくらバカバカしい話の方が、個人的には大好きなのです。
というわけで見所は、ナンバー1VS暗殺パンツでしょうか?仲間からも白い目で見られ、孤軍奮闘するナンバー1が見所でしょうか。でもまかり間違っても、パンツには殺されたくないよなあ…。

第23話 「再び敵のデザートを奪え!」
(原題:Operation: C.A.K.E.D.(Part 2))

(初放送 2004.10.31)
(あらすじ)
今日は通りの向こうのおすましキッズ達のバースデーパーティー。そこへ我らがKND登場!目的はバースデーケーキを奪う事。
ところがそれは罠だった? ホログラムだったおすましキッズはロケットに乗って逃亡。KNDは早速後を追跡。ナンバー1は単身おすましキッズのロケットに潜入、ケーキを盗もうとするも、実はそれも罠だった!
更におすましキッズに雇われ、彼らに変装していた子供の中にリジーもいたからナンバー1は大激怒!彼らからおすましキッズの居場所がスタジアムである事を聞きだすと、いよいよケーキ争奪戦はクライマックスを迎えるのであった。
(今日の敵)
おすましキッズ 、暴れん坊ケーキ
(解説)
今回は第1話「敵のデザートを奪え!」の続編とでも言えるでしょうか?だけど作品のスケールアップに伴って、ただのケーキ争奪戦のスケールもアップしている所が見逃せません。ロケットによる逃亡、そのロケットへの潜入、そしてスタジアムでの決戦などなど、全編が見所となって帰ってきたわけです。
それからリジーが、また登場するのも見逃せません。ナンバー1とは、すっかりいい関係のようですよね。
「月面基地へと向かえ!」
(原題:Operation: S.P.A.C.E.)

(あらすじ)
KND一同は月面基地へと向かっていた。だがナンバー3が妹の「ムシ」を連れてきたので、宇宙船内は大騒ぎ。と彼らの行く手にKNDの護送船が現れる。だが船の中には誰もいないようだ。
その時、ムシのせいで宇宙船は護送船に激突!おかげで燃料ドライブが破損してしまい、船が動かなくなってしまった。
ナンバー1、2、4は護送船の中へドライブを取りに行く。とKNDの宇宙船に何者かが侵入。ナンバー3を船外に出すと、宇宙船は飛び立ってしまった。ナンバー5とムシだけになった船内に現れたのは…クリーであった!
(今日の敵)
クリー
(解説)
クリー姉さん再々登場であります。
今回はナンバー3にもムシという妹が登場。「兄弟(姉妹)とは?」について考えさせる?エピソードなのであります。しかしムシは、いい性格しとりますな〜。
さて今回クリーについて、新しい事が明らかになります。まずクリーもかつてはKNDに所属していたこと。そしてナンバーは11だったこと。そしてKND最強だったという事です。
見所は、やはりクリーとナンバー5の姉妹対決。そう簡単に「お涙ちょうだい」で終わらないのが、カートゥーンのいい所なのですよ。
しかし何故に元KNDと戦わないといけないのか?そして実の姉妹が戦わないといけないのか?それについては、またいずれ触れたいと思います。

第24話 「結婚式をぶちこわせ!」
(原題:Operation: B.E.A.C.H.)

(初放送 2004.11.6)
(あらすじ)
KND一同はビーチに来ていた。もっともナンバー1はビーチが嫌いなので、一人ツリーハウスへと戻ってしまったのだが。
残りのメンバーは、すっかりくつろいでいる。ナンバー2と5は海で、ナンバー4は砂に埋められて、そしてナンバー3は、砂のお城に夢中である。
とそんなナンバー3の前に「砂浜の騎士団」を名乗る男達が現れると、彼女のお城を破壊し、そのままなバー3を連れ去ってしまった。
ナンバー3が連れてこられたのは、キング・サンディの城。キング・サンディはナンバー3を見るやいなや、彼女に結婚を申し込む。
一方、ナンバー4達はナンバー3を取り返しにやってきたが、あえなく捕まってしまう。そしてとうとう結婚式が始まってしまう!ナンバー4はナンバー3を取り返せるのだろうか?
(今日の敵)
キング・サンディ、砂浜の騎士団
(解説)
またもやナンバー3とナンバー4のお話。でも明確に、好きだの嫌いだの言わせないところが、また上手いといいますか、なんと言いますか。
でもそれだけに囚われていると、他の見所を見失ってしまいます。やはり見所は砂の城を舞台にしたバトルでしょうか?しかしまあ、よくもこんな城を作ったもんだ。
ところでナンバー1って、ビーチが嫌いだったんですね。どうしてなんでしょ?
「秘密工作を決行せよ!」
(原題:Operation: U.N.D.E.R.C.O.V.E.R.)

(あらすじ)
KNDに新たな司令が下った。早速月面基地へと赴く一同。ところがそこには、おすましキッズの一人、レニーがいたのだ!
実はレニーはKND側のスパイだったのだ。今回の任務とは、彼の情報を元にした物なのだ。それはコーヒーの供給をストップさせること。これに成功すれば、大人達やおすましキッズをかなりパワーダウンさせる事が出来るのだ。更に秘密のカバンも持ち、いよいよ任務が始まった。
コーヒー採掘場へ向かう一同。だがさっそく敵の攻撃にあってしまう。かなり激しい攻撃で、ナンバー5が海中に置き去りにされてしまった!危うしKND!
(今日の敵)
おすましキッズ、コーヒー採掘場の主任
(解説)
なんとおすましキッズの中に、スパイがいた!…という衝撃的なエピソードであります。でもそれが実は…となり、なんだか「ジャスティスリーグ」のような、最後まで油断できないエピソードとなっています。まさに、どんでん返しに次ぐどんでん返しと言った所でしょうか?いやはやシーズン2も、どんどんと盛り上がってきましたね〜。
見所は、コーヒーを飲んでしまって、暴走状態になるナンバー5でしょうか?なんだかこの辺り「デクスターズラボ」の「初めてのコーヒー」を彷彿とさせますね。
ところで冒頭の、ナンバー4の発言ですけど…まあ気にしないようにしましょうかね。