第61話 | 「新人採用テストを実施せよ!」 (原題:Operation: R.E.C.R.U.I.T.) (初放送 2007.7.28) WRITE : Andy Rheingold , Mr.Warburton STORYBOARD : Jesse Schmal with anthony davis (あらすじ) KNDの新人採用テストに応募し続けた少年ボビーは、念願かなって採用テストが受けられる事となった。喜びいさんで、採用会場に駆けつけるボビー。しかしそのテストはかなり過酷なものであった。 大人達が子供のDNAからレプリカを作り出す事を計画している。その野望を阻止するのが今回のテストだ!そこでまずはウィンクとフィッブの家からディスク(皿)を、そしてキャットレディの家からDNA(よだれ)を取ってくる事に。無事テストをこなしたボビーだったが、最後のテストとして巨大コンピューターに侵入するのだった! (今日の敵) ウィンク、フィッブ、キャットレディ、巨大コンピューター (解説) 新人KNDメンバーといえば、かつてナンバー2の弟のトミーが、研修を受けていましたが、彼はその活躍を評価され、スカウトされ研修を受けていたのでした。今回は自分から応募してKNDになろう、という少年が主役のお話です。そんな彼の奮闘ぶりが今回の見所です。 今回のお話は、「巨大なコンピューター」というキーワードから察するに「マトリックス」のパロディでしょうか?子供達が捕まっているシーンもありましたし、どこかサイバーな雰囲気から察するにおそらくそうでしょう。 そしてボビーの意外な正体!なんと「ニッポンへ向かえ」に登場したしぶといツインズが再登場です。いやはやしぶといですね。 |
「クールな頭を守れ!」 (原題:Operation: D.A.D.D.Y. ) WRITE : Mr.Warburton , Andy Rheingold STORYBOARD : Maurice Fontenot with bob suarez (あらすじ) KNDヘアスタイル対策本部。そこでは、大人達に変な髪形にされてしまった子供達が収容されている。今日もそこへ、一人の被害者が連れてこられた。彼はナンバー85、本名をパニーと言う。彼は父親に散髪されてしまったせいで、見るに耐えない髪型になってしまったのだ。 しかしこのままでは、家にいる弟のショーニーも同様にひどい髪型にされてしまうだろう。たまたま来ていたナンバー1は、パニーの仲間、セクターWのナンバー83.、84と共にパニーの家に侵入するのであったが、なんとパニーの父親は、あのMr.ボスだったのだ! (今日の敵) Mr.ボス (解説) 確かに子供の散髪は、親がやってくれる事が多いですよね。でも上手にやってくれるんならいいけど、ひどい髪型だったとしたら、たまった物ではありません。そして「髪の毛」がテーマなお話だけあって、今回の主役はナンバー1。彼の髪についての秘密が語られる日は、いつか来るのでしょうか? さて、今回は登場人物に注目してみると、なかなか面白い事になっております。まずナンバー1についてきたセクターWの二人、ナンバー83と84ですが、この二人は実は「訓練生よ 基地を守れ!」にも登場して、トミーと一緒に大活躍したソニアとリーです。KNDメンバーとなったのは知っていましたが、今ではセクターWで活躍しているんですね。そしてナンバー85の父親が、なんとMr.ボス!よりにもよって、KND隊員の父親が悪い大人達のリーダー格だったとは…。さらにそれだけではありません。ナンバー85のお姉さんが、なんとあのナンバー86!つまり86の父親もMr.ボスである、という衝撃の事実が発覚したわけです!うーん、なんと複雑な人間関係でしょうか? |
第62話 | 「ジョークをとばすな!」 (原題:Operation: C.L.O.W.N.) (初放送 2007.7.29) WRITE : Mr.Warburton , Andy Rheingold STORYBOARD : Kim Arndt with jesse schmal (あらすじ) いつもいつもくだらないジョークを言っては、周りを困らせているナンバー2。今日も学校での発表の時に、ジョークを連発するのだった。しかしそこを、クラウナレディファミリーのトリーというピエロに見咎められる。彼が言うには、彼らの許可無く二度とジョークを言ってはいけないというのだった。 しかしついついジョークが口をついて出てしまうナンバー2。とうとう彼らの親玉、クラウンファーザーのいるサーカスへと連れてこられてしまうのだった。 (今日の敵) クラウナレディファミリー (解説) ナンバー2は、常日頃良くジョークを言っていますが、それにスポットを当てたお話です。他人事とは思えないな…。 さて今回は「ゴッドファーザー」のパロディでしょうか?街のジョークを一手に引き受ける、クラウナレディファミリーと、それの親玉クラウンファーザーの登場であります。なにやら怖そうなクラウンファーザーでありますが、その過去にはちょっと悲しいお話があります。更にその彼の過去の鍵を握るのが、なんと意外なあの人物?シーズン5は、かなり意外性にとんだエピソードが多いですよね。 さて今回出てきたジョークの中で「なぜニワトリは道路を渡れない?」というのがありましたが、これは「決まったオチを持たないジョーク」だそうです。つまり、アドリブでいかに面白い答えをするか?というジョークだそうです。なかなか奥が深いですよね。 |
「幼稚園児の仕返しにそなえろ!」 (原題:Operation: S.P.A.N.K.E.N.S.T.I.N.E.) WRITE : Mr.Warburton , Andy Rheingold premised by grace lu STORYBOARD : Matt Peters with abigail nesbitt (あらすじ) かつて起きた、あの「ポッシュ・パーティー・レインボーモンキー殺害事件」以後、犯人のムシはずっと外出を禁じられていた。そして今日、再びサンバン家にてナンバー2の家族を招いて、ディナーパーティーが行われていた。そしてこのチャンスを、ムシが見逃すはずが無かったのだ! デザートのアイスサンデーに必要なチョコクリームを買うために、ナンバー2はスーパーに来ていた。彼が旧友のジョーともめていると、突然巨大レインボーモンキーが襲ってきたのだ! (今日の敵) 巨大ポッシュ・パーティー・レインボーモンキー、ムシ・サンバン (解説) 今回のお話は41話「ディナー事件を暴け!」の後日譚であります。あの時の事件の犯人であったムシは、どうやらナンバー2への復讐の鬼と化してしまったようですね。そんな彼女ですが、あのスパンキュロット伯爵を使って、なにやら企んでいるようです。また途中で登場する、ジョー・バルーカですが、彼は33話「水風船の謎を解け!」の際に登場しています。あの時は事件の影で暗躍していた彼ですが、今回はどうやら無関係? 超巨大レインボーモンキーですが、今回の英語原題が「S.P.A.N.K.E.N.S.T.I.N.E.」すなわち「スパンケンシュタイン」なので、スパンキュロットの力を借りたフランケンシュタインとでも言った方がいいのかも知れませんね。フランケンよろしく、死んでしまったレインボーモンキーが甦ったわけですから。 そしてムシですが、その邪悪さを増幅させてしまって、最後には24話と33話に登場したキング・サンディ一味と共に逃亡であります。どうやらこれで完全にナンバー2の、いやKNDの敵となってしまった彼女でありますが、今後姉であるサンバンと戦ったりする事はあるのでしょうか?いやはや気になる所であります。 |
第64話 | 「ハインリッヒを探せ!」 (原題:Operation: L.I.C.O.R.I.C.E.) (初放送 2007.7.31) WRITE : Mr.Warburton , Andy Rheingold STORYBOARD : Matt Peters with abigail nesbit (あらすじ) KND北極刑務所から、ハインリッヒが誘拐された。その手がかりを求めて、ナンバー5はお菓子海賊スティッキベアードの所へとやってきた。スティッキベアードの話では、犯人はブラック・リコリスと呼ばれる海賊。かつてはブラック・ジョンと呼ばれていたが、リコリス(甘草)の呪いで、全身が真っ黒のゾンビとなってしまった海賊だ。 彼らは人間に戻るため、赤いリコリスの種を手に入れたのだが、その種をハインリッヒが食べてしまった。そこで種の代わりにハインリッヒを植え育てようというのだ。ナンバー5はスティッキベアードと共に、ブラック・リコリスとの決闘に向かった。 (今日の敵) 海賊ブラック・リコリス一味 (解説) 今回登場する「リコリス」というのは、日本名を「甘草」と言います。薬としての効果もあるのですが、天然の甘味料として、外国ではお菓子にもなっているそうです。ただしそのお菓子はこちらのリンク先にあるように、黒い色をしており(赤いのもあるようです)結構独特の味なようです。そういえばナンバー5も「みんなは嫌ってるけど…」と言っていますよね。まあどっちにしても、日本ではあまり馴染みの無いものですね。 さて今回は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のパロディ。スティッキベアード&ナンバー5とブラック・リコリスの海賊達の勝負は、果たしてどちらが勝利するのでしょうか?そして砂糖の一気飲みだけは、止めておいた方がいいと思いますよ…。 |
「レインボー・モンキーをホームに入れろ!」 (原題:Operation: H.O.M.E.) WRITE :Andy Rheingold , Mr.Warburton premisde kim arndt , alison wilgus STORYBOARD : Kim Arndt with quack leard (あらすじ) ナンバー3が生まれた時からとても大事にしている、ファースト・レインボー・モンキー。 そのレインボー・モンキーが原因で、KNDは任務に失敗してしまった。このままでは、他の任務にも支障が出てしまうが、しかしナンバー3はファースト・レインボー・モンキーを手放そうとはしない。 そんなナンバー3だったが、レインボー・フレークの箱の裏に「フラッフィー・メドーズ」という、くたびれたレインボー・モンキー専用のホームの広告を発見。悲しみをこらえて、ファースト・レインボー・モンキーをホームに預ける事にした。だがしかし翌日、レインボー・フレークの中から、昨日預けたレインボー・モンキーのボタンが出てきた。これは何やら怪しいぞ…! (今日の敵) クレイボーン (解説) おそらく誰にでも同様の思い出があるかと思いますが、自分が大好きだったオモチャとの別れは、本当につらい物です。今回、ナンバー3はそんなつらい体験を乗り越えなくてはなりません。とここまで読むと、ちょっと「いい話」風ですが、そこはもちろんKND。裏には何やら陰謀がうずまいております。 その陰謀の裏にいたのは、かつて「水風船の謎を解け!」で怪しげなケーキを作っていた、クレイボーン。今度はレインボー・モンキーを使ってなにやら企んでいるようです。 |