デクスターズラボ全話ガイド16



第61話
(#61)
「恐怖の一夜」
(原題:Scare Tactics)

(2003/11/1初放送)

(あらすじ)
「寄生虫の襲撃」という、怖〜いホラー映画をテレビでやると知ったデクスター。見たくてたまらないのだが、パパに「子供が見るには怖すぎる」と、見る事を禁止されてしまう。

そこでデクスターは、夜中にこっそりと起きてテレビを見る事に。一人でホラー映画を見るデクスター。いつしかそこにパパもやってきた。

とその時!突然地下室の方から物音が・・・!地下室を調べに行く、デクスターとパパ。ああだが思えば、まさにこれが恐怖の始まりだったのだ・・・。


(解説)
今回は「ホラー版」デクスターズラボ、といった趣きでしょうか。カーレッジくんにも負けないびっくりっぷりを見せてくれるデクスターとパパが最大の見所ですね。

どうでもいいけど、この「寄生虫の襲撃」って映画・・・嫌すぎますね(笑)。音声だけ聞いていても、かなりグロい。

「ママのスーパー戦争」
(原題:A Mom Cartoon)
 
さて今回はどういうわけか第56話の物と同じ話です。これは一体何故なのでしょう?

実は「パワーパフガールズ」の映画と同時上映された「ニワトリ男の恐怖」は、もともとデクスターのシーズン3として作成された物でした。だがそれを映画に持っていってしまったため、シーズン3に1話分「空き」が出来てしまったらしいのです。そこでそれを埋めるために、今回のように同じ話のリピートが入っているようなのですね。

さてところで今回、第56話と全く同じなのでしょうか・・・?良〜く聞いてみてくださいね・・・?

「子供のケンカに口出すな」
(原題:My Dad vs. Your Dad)
 
(あらすじ)
今日も今日とて闘いを繰り広げる、デクスターとマンダーク。だがしかしなかなか決着がつかないのだった。

怒った二人は「パパならお前のパパをやっつけられるぞ!」と、お互いのパパを引きずり出して、パパ同士をぶつけ合う事にする。だがしかしデクスターのパパもマンダークのパパも「ケンカはやめて仲良くしよう」と言うのであった。

公園でお互いを仲直りさせるパパ達。だがしかしふとした事から、今度はパパ同士がケンカを始めてしまったのだ・・・!


(解説)
今回の最大の見所は、やはりデクスターのパパをマンダークのパパの闘いでしょうか?いやはや大人でもこうなると、子供っぽいもんですなあ・・・。

ところでパパ同士のケンカの言葉から、マンダークのパパがどういう人間なのかが伝わってきますね。「ヒッピー」で「自然主義者」で「ヨガ」ばかりしているようです(笑)。


さてところで今回の第61話は、日本でシーズン3が放送開始されて以来、約1年半もの間放送されていませんでした(初放送の日付を参照してください)。一体それは何故なのでしょう?

例えば「おくびょうなカーレッジくん」などで、やはり新シーズンの話が開始月間の時に放送されない事がありました。ただそれは「世界情勢を鑑みて」の事であり、つまりほんの一時的な事でした。現にその話は、すぐに通常放送枠で放送されました。今回の場合も、その「なんらかの配慮」が働いた、という可能性も捨てがたいのですが、作品自体を見るにつけ、特に問題があるような部分は確認出来ませんし、また「1年半」という長い期間の説明がつきません。

可能性として考えられるのは、「ママのスーパー戦争」でも触れましたが、「パワーパフガールズ」の映画なのでは無いでしょうか?「ニワトリ男の恐怖」が本来どこに入る予定だったのかは解りませんが、それのしわ寄せがここに来た事は確実。それによるドタバタで、放送時期を完全に見失って、結果ずっと放送のチャンスをうかがっていたのかもしれません。それでシーズン4放送にあたって、このチャンスにと放送されたのでは無いか?と推測できますね。


第62話
(#63)
「僕はコミック・ヒーロー」
(原題:Comic Relief)

(2002/5/13初放送、2002/9/22より通常放送)

(あらすじ)
ジャスティスフレンズのコミックを読んでいるデクスター。グローリー少佐達の活躍に、もう大喜び!早く来月号が読みたくって仕方無い。

しかし来月まで待てないデクスターは、科学の力で「コミック作成装置トロン2000」を作り上げる。さらにその中に自分が入って、自分が主役のコミックを作ろうとする。

かくしてここに、コミックヒーローデクスターの参上だ!


(解説)
いやまあ今回の見所は、ずばり「アメコミ調デクスター」でありましょうか?その大活躍をとくとご覧あれ。分身するわ、ガンマ線は浴びるわ…。

それから久々にジャスティスフレンズ登場!ただしコミックの中だけなので、台詞はありません。残念。

「パパは天才ゴルファー」
(原題:A Third Dad Cartoon)

(あらすじ)
パパはデクスターとディディを連れてゴルフに来ていた。パパのティーショット!…なのだが…。
(解説)
またもやパパが主役のショート。パパはネタにしやすいのかな(笑)?

ゴルフボールを打ちそうで打たないパパへのいらいら加減がたまらない作品です(笑)。やっと打つと思ったら…。

「デクスター・ロボ・3000」
(原題:Robo Dexo 3000)

(あらすじ)
度重なる出撃で、デクスターロボ2000はすっかりボロボロになってしまった。

そこでデクスターは、もっとカッコいい「デクスター・ロボ・3000」を製作する。とそこへエネルギーを吸収する怪物が現われた。

出動デクスター・ロボ・3000!…のはずだったが…?


(解説)
今回の見所は「ロボットアクション」。これに尽きますね。ロボ2000は言うまでもなく、新型のロボ3000のアクションもなかなかのもの。しかし「スーパーサムライアクション」って…(笑)?

第63話
(#62)
「ママのゴム手袋物語」
(原題:Glove At First Sight)

(2002/5/15初放送、2002/9/23より通常放送)

(あらすじ)
時に1984年。若かりしママは悩んでいた。そう、ママはバイキン恐怖症なのだ!

なんとかして治そうと医者に来てみて、受ける事になった治療法が、ものすごく不潔な男をパートナーとして暮らすという物。しかしその男こそ、誰あろうパパであった。

しかし残念ながら治療は失敗。だがパパは身を清潔にし、ママを「ニューイヤーダンスマラソン」に招待するのであった…。


(解説)
…というわけで、パパとママの馴れ染め…なのだが、確か二人の馴れ染めは「雪玉の戦士」じゃなかったかあ?謎だ…。ああ、そうか「雪玉の戦士」の話はこの後になるのか(笑)?

見所としては、パパとママの80年代ファッション。そうそう、こんなファッションあったっけ(笑)。

…で、今回パパの本名らしき名前が発覚?最初の看護婦さんとパパのやりとりの中で、看護婦さんがパパに名前を言っています。はっきりとは聞き取れないのですが…「トニーさん」あるいは「ボニーさん」と言っているように聞こえます。もしやパパの本名か?
…と思ったけど、やっぱりこれは「お兄さん」と言ってますね。お騒がせしました〜。

「パパとママは仲良し」
(原題:A Mom & Dad Cartoon)

(あらすじ)
パパとママはゲームで遊んでいた。しかしふとした事から口論になり、それを聞いていたデクスターとディディは、二人が喧嘩していると勘違い…。
(解説)
パパとママの言い争いが、聞き方によっては、かなり面白くなるのがポイントです(笑)。

ところで、パパとママが遊んでいたゲームって何ですかね?なにやら単語を作る遊びのようですが…。あんまり見た事ないですねえ。

(2002,5,25追記)
あのゲームは、「スクラブル」というゲームだそうです。世界選手権も開かれているくらい有名なゲームだそうです(笑)。
詳しくはこちらへどうぞ。
(情報提供kimiさん。ありがとうございます。)

「勝利の香り」
(原題:Smells Like Victory)

(あらすじ)
ここアメリカ国防総省は、今ひとつの問題に直面していた。未確認の軍に電力をとられているのだ!そんな不届きなやつはエイリアンに違いない!と出動する軍隊。

しかしその犯人は実はわれらがデクスター。今ここに、デクスターVSアメリカ海軍の壮絶なる(臭い)戦いが始まるのであった…。


(解説)
ついにアメリカ軍とも戦うかデクスター(笑)。しかしさきほどの「手袋」の話もだけど、今回なんか「不潔」がキーワードになっているんでしょうか??

第64話
(#64)
「僕のお兄ちゃん」
(原題:Oh, Brother)

(2002/4/19初放送、2002/9/25より通常放送)

(あらすじ)
おバカな姉のディディなんか、もううんざりだ!これがお兄ちゃんだったら、実験を手伝ってくれるのに…。

そう考えたデクスターは、ディディを改造して、お兄ちゃんを作り出す。研究を手伝ってもらえると喜んだデクスターだったが、お兄ちゃんのデューディは、とんでもなく体育会系だった…。


(解説)
兄を作ろうとするのは、まあ許す。しかし、そこでどうしてディディを改造するかな〜(笑)?しかも例によって、パパもママもディディがいなくなった事については、何の疑問も持たずに、デューディに対し、すっかり馴染んでいるし(笑)。

特に一番嬉しそうなのがパパ。なるほど、こういう息子だったら、よかったんだね〜。

見所は、お兄ちゃんことデューディの暴れっぷり。デクスターはさんざんですけどもね(笑)。

「パパの秘密」
(原題:Another Dad Cartoon)

(あらすじ)
買い物に行くママ、ディディ、デクスター。家にはパパが一人だけ。そこでパパがこっそりと始めた事とは…?
(解説)
パパ!どうしたんだパパ(笑)!ズボンを脱いで、踊り狂ってる!やはりディディはパパ似だったのか…。

このラストは、「フラッシュダンス」のパロかな?

「鉄棒なんて大嫌い」
(原題:Bar Exam)

(あらすじ)
校長先生に呼び出されるデクスター。成績があんまりいいので、2学年飛び級にしてあげようというのだ。

が、それには条件が。体育の成績だけが悪いので、けんすいを10回やったら飛び級してあげるとの事。飛び級目指し、デクスターとディディの特訓が始まった…!


(解説)
そんなわけで、見所はディディとの特訓シーンですね。全然けんすいの特訓になってないような気がしますけど(笑)。

で、ここで問題。デクスターが「2年」飛び級する、という事はどうなるという事でしょうか?勘のいい方なら気付くと思いますが、それが「オチ」です(笑)。