デクスターズラボ全話ガイド18



第69話
(#69)
「デクスターのミニミニ実験」
(原題:Dexter's Little Dilemma)

(2003/10/14初放送)

(あらすじ)
デクスターの今度の実験。それはなんとパパとママを縮小して、その行動をつぶさに観察しようという物。かくして家財道具はおろか、家まで一緒に縮小して、パパとママはその中で生活をする事となった。

だが二人にばれないように、デクスターは大変な奮闘をする事となったのだ・・・。


(解説)
もう何度言ったか知れないセリフ、でもまた言わねばなるまい(笑)。どうして気付かないんだと。まあでもパパとママがとことん気付かないのが、今回の見所ですね。

そして観察していた側が、実は観察されていたというオチなのですが・・・何故に実写???

「お騒がせ帽子」
(原題:Faux Chapeau)

(あらすじ)
実験を一休みし、街を歩くデクスター。ふと見ると、街の人達が全員奇妙な形の帽子をかぶっている事に気付く。ところが良く見ると、その帽子はデクスターの発明品であった!

慌てて家に戻ってみると、やはり元凶はディディであった。ラボから発明品を持ち出し、そのコピーを大量に作って売りさばいていたのだ!

デクスターはやめさせようとするのだったが、これがかなり儲かる事に気付くと、ディディと一緒になって帽子を売り始めた。だがしかしその帽子には、恐ろしい秘密があったのだった・・・。


(解説)
まあ大体オチは予想がつくんですけどもね(笑)。ただそこで今ひとつインパクトが無いというか、素直すぎると言うのか、この辺りがシーズン2以前とシーズン3以後の最大の違いなのかなあ?

それにしても、やはり帽子がデクスターの当初の意志とは無関係に流行していく様が見所ですね。この辺り、「驚異の睡眠学習」を彷彿とさせる描写という気がしないでもない。

「最強コンビ D&D」
(原題:D2)

(あらすじ)
デクスターは頭がいいけど、背が低い。一方ディディは背が高いけど、おバカ。・・・という事は、二人が組めば最強のコンビになるって事!

その事に気付いた二人は「パワーフレンズ」を結成!やる気満タン!さあパワーフレンズの出動だ!・・・なのだったが・・・。


(解説)
普段はいがみあっているディディとデクスターが組めば、それはまあ確かに無敵なのかも知れないけども・・・その方向性が間違っているというお話(笑)。パワーフレンズの活躍(破壊活動とも言う)をじっくりと楽しみましょう。

そして対抗してか、あのヒーローグループも復活!?いやちょこっとだけなんですが・・・。


第70話
(#70)
「耳鳴りバンド」
(原題:Head Band)

(2003/10/16初放送)

(あらすじ)
今日は平和な日曜日。デクスターはラボで実験を存分に楽しんでいた。

ところがそこへ例によってディディが!だがディディはどういうわけか、喋ろうとすると歌になってしまっていた。

デクスターが調べてみると、これはディディの耳に「バンドウィルス」がいるからだ。このウィルスに感染すると、耳の奥で音楽が鳴り響き、唄わずにはいられなくなってしまうのだ!

そしてそのウィルスがママはおろか、デクスターにも感染してしまったのだ・・・!


(解説)
なんか久しぶりの唄いまくりのお話です。

やはり見所は、唄いまくってしまうディディ、ママ、そしてデクスターでしょう。♪カモンベイベ〜 君と〜♪

ところでそのウィルス対策としてデクスターが作った発明なんですが・・・「脳細胞を切除して、記憶を消し去るバンド」って・・・かなりヤバイと思うんですが??

「ぬいぐるみの家」
(原題:Stuffed Animal House)

(あらすじ)
デクスターのラボにまたもやディディが入り込み、ぬいぐるみ達とお茶会をひらいていた。デクスターはディディを追い出すのだったが、ディディが忘れていったぬいぐるみが突然動き出した!そう生きているのだ!

ディディはデクスターの発明した薬「ライフポーション」を使って、ぬいぐるみに命を与えてしまったのだ!更に悪い事には、その生きたぬいぐるみ達が家の中に散らばってしまった。

もしもこれがパパやママに見つかったら、秘密のラボの事もばれてしまう!慌てたデクスターとディディはぬいぐるみ達を回収しようと奔走するのだった。


(解説)
見所は、ぬいぐるみを必死で回収するディディとデクスターでしょうか?この辺り、ちょっとシーズン2以前を彷彿とさせますね。特に冷蔵庫の中のカンガルーが(笑)。

オチもなかなか気の利いた物になっていますね。ディディらしいと言えば、ディディらしいかも。

「便利なインク」
(原題:Used Ink)

(あらすじ)
今日も大切な計算をしているデクスター。だがしかし事ある毎にママやパパに呼び出され、家事のお手伝いをさせられ、計算が中断してしまう。これではなかなか先に進めない!

そこでデクスターが発明したのは、催眠ペン。このペンで他人に命令を書くと、催眠効果で言う事を聞いてしまうという、なかなかスグレた発明だ。

ペンのおかげで、実験は邪魔されなくなったが、そのペンをマンダークに奪われてしまった!早く取り返さないとえらい事になるぞ・・・!


(解説)
デクスターの発明の中には、どうも役に立ちそうも無いのもありますが、中には使い方を変えただけで、恐ろしい効果が期待できる物もあります。今回の催眠ペンはそのひとつでは無いでしょうか?なにしろペンで書くだけで、他人を自分の言いなりにする事が出来るわけですから、理論上は世界征服だって可能なわけです。そりゃあマンダークが狙うのも無理はありません。

というわけで見所は、この催眠ペンの争奪戦でしょうか?果たしてペンは誰の手に?そしてマンダークはとうとう・・・!いやディディには災難だったんだろうけどもね。


第71話
(#71)
「僕らの敵は女の子?」
(原題:School Gurl Cruched)

(2003/10/21初放送)

(あらすじ)
今日は学校の科学博覧会。デクスターもマンダークも、どちらも自分が優勝できるものと信じている。ところが優勝したのは、つい最近転校してきたショーエンシェンという女の子だった!

ショックを受けた、デクスターとマンダークは、今の内に彼女をつぶしておこうと企む。そしてそのために、普段ライバルでいがみあっている二人が、ついに手を結んだのだった・・・!


(解説)
ライバル同士のデクスターとマンダークが手を結ぶ。なんか以前も似たようなシチュエーションがあったような気もするのですが、やはりというか、当然うまくいくはずがありません。どうにもこうにもずれまくってしまう二人です。

そんな二人の奮闘、そして失敗ぶりが今日の見所でしょうか?いやでもこの二人って、ある意味「似た者同士」なんですけどもね。

「ママの真剣勝負」
(原題:Chess Mom)

(あらすじ)
今日はデクスターにとって、とても大事なチェスの競技会。なにしろ優勝がかかっているからだ。

ところがその競技会にママが応援としてついてくる事に。ママと来たら、応援してくれるのはいいんだけど、どうにもやかましくって仕方が無い。その応援に、デクスターはすっかりペースを乱されてしまうのだった・・・。


(解説)
久々のママ活躍編であります。しかもかなりハジケてます(笑)。そんなわけで、今日はママのちょっとばかりズレてしまっている応援を楽しみましょう。

まあでもしかし親ってのは、恥ずかしいもんですよね〜。もちろん心配してくれるのは有難いんですが・・・。ああでもこのラスト、親子愛だなあ(笑)。

「パパは一日主婦」
(原題:Father Knows Least)

(あらすじ)
今日はママが用事でお出かけしないといけない。そこで家事をパパに頼んでいくのだったが、なにしろパパが家事が苦手。

掃除に洗濯、皿洗いなど、やる事はいっぱいあるのだが・・・。果たしてパパは上手く家事をこなす事が出来るのだろうか・・・?


(解説)
またもやパパの活躍であります。しかも今回は家事に挑戦!こりゃあただで済むはずが無い・・・。

というわけで、パパの家事が今日の見所であります。ママが帰ってくるまでに、家事をすっかり片付ける事が出来るのでしょうか??・・・ところでパパ、今日は仕事はどうしたの(笑)??

小ネタ。パパがデクスターの部屋を掃除する場面がありますが、その際、デクスターの本棚に「サムライジャック」の人形が置いてありますね。流行っているんだなあ、サムライジャック。

えーとそれからディディ、その帽子が30ドルは高すぎると思いますぞ(笑)。


第72話
(#72)
「デクスター・ザ・グレート」
(原題:Dexter the Barbarian)

(2003/10/23初放送)

(あらすじ)
この闇深き森・・・。今ここに、自ら鍛えた剣を持つ、一人の勇者が降り立った。そう彼の名は、「デクスター・ザ・グレート」!人類が追い求めてやまない、秘密の小部屋を探す旅に出るのだった!行け!デクスター・ザ・グレート!だがしかしその前には、数々の魔物や危険が立ちはだかるのだった・・・。
(解説)
デクスター扮する、デクスター・ザ・グレートの活躍するお話です。アクションのキレが良くって、「サムライジャック」をも彷彿とさせますね。

見所はデクスター・ザ・グレートの活躍でしょうか?この剣は柄の所がスパナになっているのね、なるほど(笑)。

そして今回のこの冒険は一体なんだったのかと言うと・・・なるほど〜、そういうオチね!

ところで今回の話は「コナン・ザ・グレート」が元ネタですね。

「イモ時計」
(原題:Tuber Time)

(あらすじ)
学校での科学の発表会。家庭にある材料で、原子力発電を製作し、時計を動かしてみせる。だがしかしモーディカイは、ジャガイモを電源とした時計を製作。

デクスターはこれをバカにするのだったが、先生や他の生徒達はモーディカイを支持する。

ジャガイモで発電できる事を知らなかったデクスターは、ラボの電力をジャガイモで補おうとするのだったが、ジャガイモ一つでは電力が足りない。そこでジャガイモを集めてくるのだったが・・・。


(解説)
「ジャガイモで発電できるんだ!」と思ったアナタ、詳しくはこちらを見ていただければ解るんですが、厳密には「ジャガイモが電気を起こす」わけでは無く、「ジャガイモは電気を通す」だけですので、誤解無きように。でもこれはカートゥーンだから、別にいいんだけどね〜(笑)。

そういうわけで今回の見所は、ジャガイモでラボの電気をまかなおうとするデクスターの奮闘ぶりでしょうか?いやでもこの大げさになっていく辺り、やはりなんとも言えない面白さですよね〜。

このおバカなノリ、なんだか懐かしいな〜。

それからあのダグラス=モーディカイ君がまたもや登場!意外と人気あるのかな?

「見えすぎちゃって困るの」
(原題:Sore Eyes)

(あらすじ)
メガネが実験の邪魔になって仕方ないデクスター。そこでメガネが必要無いように、自分の目をレーザー手術で治療する。

手術は成功!デクスターの目は抜群に良くなり、なんでも見えるようになった。だがしかしなんでも良く見えるようになったせいで、物の「悪い所」も何十倍にも拡大されて見えるようになってしまったのだった・・・。


(解説)
まず注意。皆さんは、自分の目を自分でレーザー治療しないようにね(笑)!!

そういうわけで今回の見所ですが・・・やはり何といっても「悪い所」が何十倍にも拡大されてしまった、パパ、ママ、そしてディディでしょう!なんかもう、別の番組を見ているんじゃないか?ってな気になってしまいましたよ(笑)。