デクスターズラボ全話ガイドスペシャル



映画 「エゴトリップ」
(原題:Ego Trip)

(あらすじ)
ある日、マンダークがデクスターのラボへ侵入。デクスターの発明である「神経情報伝達核」を奪いに来たのだ。しかしデクスターとの壮絶な決戦の末、敗れたマンダークは逃げていく。

喜んでいるデクスター。とそこへタイムマシンの中からロボットが現われる。そのロボットは「未来の救世主を抹殺に来た」というのだった。自分がその「救世主」だと思ったデクスターは、ロボット達を始末すると、「救世主」になった自分に会いにタイムマシンの中へ。

そしてデクスターは、未来の様々な時間の自分と遭遇するのであった。


(解説)
この作品は、映画として公開されました。

この作品に登場するのは、ほとんどがデクスターとマンダークだけ。特にマンダークは、「デクスターのライバル」という重要な立場にありながら、テレビ本編での活躍は意外と少なかったのだから大抜擢?とも言えますね。

で見所ですけど、これも全編見所といっていいでしょう。ど派手なアクションシーン。ロボットも総登場するし。「神経情報伝達核」をめぐる駆け引き。様々な時代の様々なデクスター(個人的に好きなのは、おじいちゃんデクスターかな?)とのやりとりは、かの藤子・F・不二雄の代表作「ドラえもん」の中の「ドラえもんだらけ」を彷彿とさせます。そしてこの期待通りなオチ(笑)。全てがスペシャルの名にふさわしい一編と言えるでしょう。

「未来の救世主を抹殺に来た」ってのは「ターミネーター」でしょうね。

ただやっぱり残念なのは、先ほども書いたけど、デクスターとマンダーク以外のキャラクターには、ほとんど出番がない、という事。(重要な役割を担っている)ディディでさえ、台詞は2〜3言しかないのです。

ちなみにこのエピソードは、1時間あるので、通常放送枠では見られません。カートゥーンネットワークシアターなどのスペシャル枠での放送を気長に待ちましょう。


ビデオ 「これはまもってネット」 
(あらすじ)
インターネットを楽しんでいるディディ。でもちょっと待って。インターネットをする時の6つの約束を守っているかな?デクスターと一緒に6つの約束を勉強しよう!
(解説)
インターネットをしているディディに、デクスターが正しいインターネットのやり方を指導するという、まあいわゆる教育ビデオ。

ディディが「う〜私のパスワードはCANDYよ〜」とか「う〜知らない人からメールが来てる〜。開けてみよ〜」と、本編に勝るとも劣らない「おバカっぷり」を披露するのが見所です(笑)。

それで肝心の映像なのですが、正直自分の想像では、日本で製作した、フィルムだろうなあ、と思っていたのです。でもそんな事はなくて、従来の映像からのアレンジ&再編集でした。そう!カートゥーンネットワークの得意中の得意のやつです!これがもう相変わらず見事でして…。つくづく感心させられます。

そんなわけで、ある意味かなり「レア」なこのビデオ、持っているあなたはラッキーかも…?

そうそうちなみに「パワーパフガールズ」も特別出演しています。台詞はないけどもね。

(2002,2,10追記)
ちなみにこの映像は、「パワーパフガールズ」のビデオ第2巻の巻末に収録されてます。興味のある方は是非レンタルなどしてみてください!


映画 「ニワトリ男の恐怖」
(原題:Chicken Scratch)
(日本公開 2002.8.3 パワパフムービーの同時上映) 
(あらすじ)
ある朝デクスターは目覚めてみると、自分の体に奇妙なぶつぶつが出来ているのに気が付いた…。しかも痒い!

ディディが言うには、これはいわゆる水ぼうそう。だけど掻いてしまうと、ニワトリになってしまうのよ〜!

冗談じゃない!絶対掻かないぞ!と我慢するデクスターであったが…。


(解説)
というわけで、「パワーパフガールズムービー」の同時上映として公開された作品。見所は、やっぱり我慢できずに体を掻きまくってしまうデクスターでしょうか。見ているこっちまで痒くなる(笑)!

…なのですが、普通映画版といったら、もうちょっといい話をもってきません(笑)?いやまあこの話、個人的には好きな部類に入るんですけど、ただこの「パワパフ」の同時上映という事で、始めてデクスターを目にする少年少女もいるわけだしなあ。果たしてこれでデクスターファンになる人っているんだろうか…と思っていたら、どうやらいるらしいから、世の中わからない(笑)!

ちなみに絵柄なんですけど、シーズン2ともシーズン3とも違っています(どっちかというと「エゴトリップ」に近い?)。どうやら久々のゲンディ監督作品のようですね。

そうそう、そう言えば日本ではデクスターのスクリーンデビュー作になるんですよね、これが。

(2002,10,22追記)
なおこの話は本来#64のひとつとして制作された物のようです。そのためでしょうか、海外サイトなどを見ると、#61と#64で同じ話が重複しています。


現在、このエピソードは「パワーパフガールズ ムービー」のビデオ、およびDVDに収録されています。


未公開
エピソード
「RUDE REMOVAL」
(日本未公開 2013年1月アメリカ公開) 
(解説)
このエピソードは、元々はデクスターのシーズン2の時期に制作はされていたのですが、諸般の事情により放映を見送られていた、いわば「幻のエピソード」でした。しかし2013年1月になって、本国アメリカの「adultswim」で放映されました(それ以前にコミコンか何かのイベントで上映された事もある、という情報もあります)。

内容は…デクスターとディディが「いい心」と「悪い心」に分離してしまって…というお話。これだけ見ればごくごく普通のデクスターズラボのエピソードなのですが、問題はその「悪い心」のデクスターとディディの描写。「悪い心」なので暴れまくったり、更には放送禁止用語(ピー音処理がされている)を喋ったりしています。この辺りの描写が「不適切」と判断されてしまい、制作されたものの放送を見送られていた原因であるようです。

それ以染にも例えば「サウスパーク」などで「ピー音入り」のセリフなどあったりはしたのですが、カートゥーンネットワークはあくまでも「子供向け」のチャンネルだという事で放送を見送られたのでしょう。ただその後も「パワーパフガールズ」で同様にガールズ達が喋ってはいけない言葉を喋ってしまうエピソードがあったりしたので、つくづく早すぎたエピソードだったのかなあ、と思わざるを得ません。