「ガレージセール」
(原題:Garage Sale)
(あらすじ)
デクスターの新しく発明した光線銃、だがその威力はとてもすさまじく、さすがのデクスターも「厳重に保管しておかなきゃ」と言うほどに危険な物。
早速その光線銃を隠そうとするのだが、どこへ隠してもすぐにバレてしまいそう。そこでデクスターはわざと自分の部屋のオモチャの中へと置いておく。これだけ目立てば却って気付かれないという物。
ところが運の悪い事に、今日は家中のガラクタを売る「ガレージセール」の日だった。ママが光線銃があるとも知らずに、デクスターのオモチャを売りに出してしまい、そして光線銃を、よりにもよってマンダークが目を付けてしまった!なんとか取り返さないと・・・!
(解説)
やはり見所は、光線銃を取り返そうと奮闘するデクスターでしょうか?シャワーからあがったばかりの、いわば裸同然の姿で頑張ってくれます。
こうしたガレージセールは、日本では馴染みが薄かったのですけど、ここ数年で随分と定着してきた感じがありますね。やはり一連のフリーマーケットブームとも関連しているのでしょうか?
さて今回は本編以外の所で、ちょっと面白いエピソードが。実は今回のお話、海外では次の第78話の、それも一番最後の所に組み込まれておりました。それってつまり、このエピソードが、まさに「デクスターズラボ」シーズン4の「ラストエピソード」だと言う事。そこに着目して、今回のお話をもう一度良く見てください。・・・何か気付きませんか?ポイントはデクスター一家が「家にある物を全部売ろうとしている」という事。更に追い討ちをかけるように、ディディがパパの車や、果てはデクスターのラボまで売ろうとしていますよね。つまりこれって、デクスター一家が家の中の物を全部売り払って、どこかへ「引越し」してしまうんでは?とも解釈できるんですよね!そしてその引越しが、まさにシーズンの最後に来てるという事は・・・まさか今回って最終回・・・?
・・・とまあ驚かすような書き方をしましたが、まあそれはつまり「そういう解釈も出来る」というだけの話。でもそう解釈すると、デクスターがマンダークに謝るシーンが、結構深い意味を持ってくるのでは?などと色々と考える事が出来ますよね。
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